先月2021年12月タイ・バンコクに隣接するマハーチャイの鮮魚市場から広まったCOVID-19感染拡大により、ムエタイ大会は中止が続き、1月1日、バンコク都は、1月2日から変更の告示があるまで効力を有する措置として、施設の一時閉鎖に関するバンコク都告示第15号を発表、「ムエタイ競技場・練習場」も一時閉鎖施設に入っており、ムエタイ選手、ジムも危機的な状況となっている。タイでは昨年2020年の早い段階で外国からの入国制限、規制をして4月下旬以降は、感染者数を1日数十人以下に抑えていた。
施設の一時閉鎖に関するバンコク都告示第15号の発表
©MATICHON ONLINE(トップ写真:ニューノーマルでのムエタイ)
1月5日時点 感染者:9,636 回復者:4,521 死亡者:67
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
1月5日時点 感染者:25.4万人 回復者:20.3万 死亡者:3,548
日本では今年に入り毎日3000人を超す陽性者で、本日1月7日東京のみで2447人と発表され、緊急事態宣言が発令されるが、この状況下でも継続していた格闘技イベントはもう発表されている大会も多々あるがどうなるのか?
ムエタイ2大スタジアム(ルンピニーとラジャダムナン)では、2020年12月22日(火)のルンピニースタジアムからムエタイは開催していない。
※ルンピニーでは火曜日、金曜日、土曜日、ラジャダムナンでは水曜日、木曜日、日曜日ムエタイが開催されている。
ラジャダムナンスタジアム停止のお知らせ
MAX MUAY THAI 、MUAY THAI SUPER CHAMPでは過去大会のハイライト、ダイジェストが放送されている。
ムエタイ選手の中には引退を発表したり、ジムの閉鎖、副業にも精を出さなければいけない状況になってきている。
Source:Suk Wanchai MuayThai Super Fight
タイのムエタイ選手は学生も居ますが、ほとんどが職業ボクサー。試合が無い事は収入に直結するため興行中止の間、各々副業を。
プラチャンチャイはSNSでプライベートレッスンを呼びかけ、
セーンマニーは投資目的で牛4頭を購入、
タワンチャイはYouTuberを目指す、とのこと。#MuayThaiSF pic.twitter.com/dW6UOl5B3A
— Suk Wanchai MuayThai Super Fight (@MuayThaiSF) January 6, 2021