SmackDown移転先DジグラーxMフォードからサーシャxカーメラ前哨戦まで

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 なんやかんや言って「poor man’s ショーン・マイケルズ」だろうが、仕事しているドルフ・ジグラーがタッグ王者ストリート・プロフィッツのモンデス・フォードとシングル戦となれば・・・ということ。新しい会場、天井に仕込みもできるということで紙コップも降ってくるオマケもCM前に(笑)。好きにして下さい。

 はい、スーパーキックが決まり、次週はルード&ジグラー組がSDタッグ王座挑戦です。


 サミ・ゼインのしゃべりに続いてはビッグEとのシングル戦も。頭脳作戦でここはカウントアウト勝ち。同郷カナダはモントリオールのパット・パターソンに捧ぐということのようだ。


 アイコニックスの強制解散から就活中で履歴書を持ち歩いているビリー・ケイが、ナタリア先輩と組んでルビー・ライオット&リブ・モーガンと闘う女子タッグも挿入。ルビーのキックでビリーが沈むだけなのだが・・・。

■ WWE SmackDown
日時:12月11日(現地時間)
会場:米フロリダ州 セントピーターズバーグ サンダードーム(トロピカーナ・フィールド)

◆カーメラがシャンパンボトル強打でサーシャを失神KO

 PPV「TLC」で防衛戦を控えるサーシャがSDオープニングの調印式に登場すると、対戦相手のカーメラが姿を現さず、ファイルにも調印書がないことが判明。するとカーメラが会場ビジョンに映し出されて「私がルールを作ってあなたは従うだけよ」とメッセンジャーに調印書を届けさせた。さらにカーメラが「サインしたらサーシャの王座は終わったも同然よ」と挑発すると、サーシャは用意したスタンプを躊躇なく押して「このタイトルが欲しいならここに来い」と反発してPPV「TLC」を待たずに2人の王座戦がメイン戦で行われることが決定した。

 番組トリでカーメラは祝賀用のシャンパンを用意して王座戦に挑むと、ビンタやハリケーン・ラナで先制攻撃。さらにカーメラがポストにサーシャを叩きつければ、サーシャもメテオラ2連打で反撃して白熱の攻防を展開。終盤にはサーシャがバンクステートメントでカーメラを捕まえてチャンスを迎えたが、メッセンジャーがサーシャの足を引っ張って妨害。これに激怒したサーシャがレフェリーの制止を無視したストンプ攻撃でカーメラに襲い掛かって反則裁定となってしまう。

 試合後、王座移動を逃れたサーシャはメッセンジャーも捕まえてバンクステートメントで沈めたが、その隙にカーメラがスーパーキックから用意していたシャンパンボトル強打でサーシャを失神KOすると、シャンパンシャワーを振りかけて自身の勝利を祝った。サーシャ対カーメラのスマックダウン女子王座戦が行われるPPV「TLC」は日本時間12月21日にWWEネットワークで配信される。

◆王者レインズが挑発するオーエンズを待伏せ襲撃でKO

 PPV「TLC」でユニバーサル王座TLC戦が決定している王者ローマン・レインズが挑戦者ケビン・オーエンズを待伏せして襲撃KOした。オーエンズはテーブル、ラダー、パイプ椅子をリングに用意すると「レインズは見ているんだろ。お前は一族を利用しているだけだ」と王者を非難。さらにオーエンズは「TLC ではテーブル、ラダー、チェアーが友達のように俺を助けてくれる。特にお気に入りのラダーを上って俺は再びユニバーサル王座に返り咲く」と王座奪還を宣言した。すると突如背後からジェイ・ウーソがパイプ椅子でオーエンズに襲い掛かったが、オーエンズがパワーボムでジェイをテーブル葬にして返り討ちにすると、ステージに王者レインズ(with ポール・ヘイマン)が登場。

 ヘイマンの説得により襲撃せずにその場を立ち去ったレインズだったが、後を追ったオーエンズをバックステージで待伏せすると機材に叩きつけたオーエンズの顔面を連打。最後にレインズはオーエンズを蹴り飛ばすと「おやすみ」と言ってその場を後にした。レインズ対オーエンズのユニバーサル王座TLC戦が行われるPPV「TLC」は日本時間12月21日にWWEネットワークで配信される。

◆中邑&セザーロがキンシャサ弾でオーティス&ゲイブルに快勝

 ショーティGからチャド・ゲイブルに戻った元五輪選手のアルファ・アカデミーが始動。試合は中邑真輔&セザーロとオーティス&チャド・ゲイブルがタッグ戦で激突、中邑がゲイブルにキンシャサを叩き込んで快勝するんだが、負けることもトレーニングの一貫というオチになる。

 序盤、オーティス&ゲイブルが交代を繰り返してセザーロを翻弄したが、セザーロがアッパーカットを放って流れを変えると、交代した中邑が蹴り連打から痙攣式ストンピングで攻め込んだ。しかし、セザーロがオーティスのパワーに押されてクローズラインやスプラッシュを決められたが、オーティスがこの止めのチャンスをゲイブルに譲ると、逆にセザーロがジャイアントスイングでゲイブルを豪快に振り回し、最後は中邑が必殺のキンシャサを叩き込んで3カウント。

 快勝した中邑は試合後のインタビューを受けると「オリンピアンをリスペクトするが、俺たちはアマチュアのような戦いはしない」とプロ意識を垣間見せれば、セザーロは「俺たちはきっちり仕事をしたまでだ」と勝って当然と言わんばかりに振る舞った。


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