リッチ・スワン王座防衛もサミ・キャラハン軍が大暴れ!Impact Wrestling

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 11月24日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送のメインでは団体最高峰王座であるインパクト世界王座戦が行われ、王者リッチ・スワンが世界一危険な男ケン・シャムロックの挑戦を受けた。スワンとしては盟友ザ・ラスカルズのインパクト壮行試合後にサミ・キャラハンと共に襲い掛かってきたシャムロックに怒り心頭。なんとしても制裁をしてやりたいところだが、苦戦必至だ。試合はスワンの痛めている足を狙ったシャムロックが殴る蹴るというラフ殺法でスワンを苦しめる展開が続く。更にはシャムロックは得意のサブミッションを連発してスワンは苦戦を強いられてしまうが、サブミッションを極めるところをうまく丸めこんでスワンがフォール勝ち。スワンが逆転勝利で王座防衛を果たしたが、当然、納得のいかないサムロックはレフェリーを殴り、更にキャラハンもリングに飛び込んできてスワンにパイルドライバー。ここでスワン救出にエディ・エドワーズも現れてるが、二対一で多勢に無勢。バッドで殴られりエドワーズは流血してしまう。キャラハンらの無法行為にレフェリー、セキュリティー、そして裏方のディーロ・ブラウンもかけつけ、やり過ぎと抗議するも、今度はブラウンも殴りつけ、キャラハン、シャムロックがリングをジャック。この悪辣な二人がインパクト・レスリングを占拠してしまうのだろうか。
 また、ファラー・バーとダイバリの試合にまたしてもエリック・ヤングが元全日本プロレス三冠王者ジョー・ドーリングを引き連れて乱入。試合してる二人に襲い掛かりノックアウト。そこにECWレジェンド、ライノが怒って乱入してきたものの二人がかりで攻撃。ヤングとドーリングは無法を繰り返しインパクト・レスリングを制圧しようとしているが、今後はどうなるのは目が離せないだろう。
 更に新タッグ王者になったザ・グッド・ブラザーズのカール・アンダーソンが、前タッグ王者ザ・ノースがリマッチを要求するのを受け、それならばイーサン・ペイジの対戦相手として脅威的な男を用意にしたのでこの男に勝ったらリマッチを受けると挑発。アンダーソンはニューヨーク(WWE)、IWGP(新日本プロレス)でもタッグ王者になり、そしてインパクト・レスリングでもタッグ王者になったとタッグ屋としての実績をアピールし、その俺が用意したのが、これだとスクリーンにアンダーソンの盟友であるAJスタイルズのロゴが映ったのだった。驚くペイジだが、現れたのはホーンズワグルが扮したAJスウォグル。小人相手なら余裕と笑うペイジだが、当然、セコンドのアンダーソンとジョシュ・アレキサンダーが試合に介入し、混乱の中、AJスウォグルが丸めこんでフォール勝ち。ペイジはまさかの敗戦となった。

■ Impact Wrestling
日時:2020年11月24日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開

<インパクト世界王座タイトルマッチ>
○リッチ・スワン(王者)
 ピンフォール
●ケン・シャムロック(挑戦者)

<シングルマッチ>
-ファラー・バー
 ノーコンテスト
-デバリ

<シングルマッチ>
○AJスウォグル(ホーンズワグル)
 ピンフォール
●イーサン・ペイジ

<シングルマッチ>
○キンバー・リー
 ピンフォール
●キラー・ケリー

<シングルマッチ>
○クレイジー・スティーブ(スーサイドに扮していた)
 ピンフォール
●ロヒット・ラジュ

<ノックアウツタッグ王座決定トーナメント準決勝>
○キエラ・ホーガン、ターシャ。スティールズ
 ピンフォール
●シー・シスターズ