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10月9日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで収録されたCMLLの試合がメキシコで放送された。
新型コロナ自粛に伴い、特に被害の大きいメキシコではプロレスに限らず全ての興行が自粛となり、CMLLも定期戦は3月以降、開催する事が出来なかった。そして8月になり、遂にメキシコ政府がCMLLに無観客試合を行うことを許可した為、8月にまず無観客大会を開催、そして9月から本格的にスケジュールを組んで大会を開催していくことになった。
今大会のメインでは、バンディードが復活し、初代ミスティコこと、カリスティコと組んで、グラン・ゲレーロ、ネグロ・カサスのルード連合軍と対戦。バンディードはCMLL年間最大大会アニベルサリオに出場予定だったが、コロナ陽性となり、残念ながら欠場。今回は全快して復帰となっただけにハッスルし、両チームが一本づつ取り合って、運命の三本目でバンディードがカサスからフォールを奪うと、カリスティコもゲレーロにラ・ミスティカを極めてテクニコ軍の勝利。バンディードは復活を遂げた。
セミファイナルではルード同士だが、抗争が勃発したエウフォリアとフォラステロがシングルマッチで激突。当然、フォラステロの仲間であるサンソン、クアトレロが乱入して、エウフォリアが反則勝ちになるも、当然、納得がいかない。エウフォリアが三対三の決着戦をアピール。エウフォリアが所属するロス・ゲレーロス・ラグネロスと、フォラステロが所属する新生ダイナマイト兄弟というCMLLを代表するルードユニットが全面対決になりそうになってきた。
■ Lucha Libre CMLL
日時:2020年10月9日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<タッグマッチ>
○バンディード、カリスティコ
2-1
●グラン・ゲレーロ、ネグロ・カサス
<シングルマッチ>
○エウフォリア
2-1
●フォラステロ
<女子タッグトーナメントBブロック>
勝者チーム:ジュビア、ハロチータ