[ファイトクラブ]キャピタル・レスリングセンター披露NXTテイクオーバー/G1最高峰戦

[週刊ファイト10月15日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼キャピタル・レスリングセンター披露NXTテイクオーバー/G1最高峰戦
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 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・フィン・ベイラーとカイル・オライリー:真ストロングスタイル攻防の代償
・どうなるアンディスピューティド・エラ?リッチ・ホランドAコールをポイ捨て
・順番戻して:ビンス・マクマホン・シニア東部地区キャピタル・レスリング
・ダミアン・プリース北米王座戦最初から速いペースのジョニー・ガルガノ
・ドク博士風アフロに白粉かけてきたVドリームをKUSHIDAが泣かせる
・クルーザー級王座戦アイゼア・スコット良さ引き出すサントス・エスコバ
・やはりセミ!紫雷イオ女子王座戦キャンディス・レラエ掌に乗せる運び
・トニー・ストーム米国はともかくエンバー・ムーン復帰並べた失策是非


―― 週末の時間軸の流れとしては横浜武道館からのスターダムがPPV配信、ノアの『N-1 VICTORY』では清宮海斗vs. 中嶋勝彦の決勝カードが決まり、『NXTテイクオーバー』がWWEネットワークで配信、月曜夜には全日本プロレスのチャンピオンカーニバルでゼウスが優勝しました。もちろんG1が巡業中です。

オフレコ 五輪予定のため、コロナのせいはともかく、期せずして国内団体のシングル最強決定シリーズというか、同じ秋にかぶる珍しいことになったけど、やはりG1とNXT、どっちが本当に凄いのかになるんじゃないか? RAWやSmackDownに比べたら見ている人の桁数があまりにも違う、米国内だけでも毎回200万人の大衆層が見るライト層向けのエンタメ番組を棚に上げるなら、やはり「レスリング重視、エンタメ番組とは違う」と標榜するストロングスタイルと、NXTがリアルタイム時代に比べられる。そこを深く、濃く分析するのが週刊ファイトやろう。

■ WWE NXTテイクオーバー31
日時:10月4日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド キャピタル・レスリングセンター(パフォーマンス・センター)

―― 例によって速報ブログとは別内容なのは当然、世界中のどの専門媒体とも異なる鋭い突っ込みで切り込ませていただきます。まずはメインのNXT王座戦が凄かった。

フィン・ベイラーとカイル・オライリー:真ストロングスタイル攻防の代償

オフレコ 絶賛されているのはアチコチで見るんで本誌が繰り返す必要はない。ただ、お互い気合入りすぎて最後、まずカイル・オライリーの歯が吹っ飛んで口中切って流血になり、今度はカイルのヒザがプリンスの顎に命中して、勝ち名乗り上げる段階では口から血がポタポタという、WWEはカメラマンが撮っていても白黒にしたり、わざと出してくれなくなるんで、報道する側としては困ったことになったカードでもある。フィン・ベイラーは病院直行になった。

―― 観客の入ったバークレイズ・センターとかなら、我々のカメラマンが撮ってこっちで選べますけど、今はコロナ期ですから選別された公式写真に頼るしかない制約があります。

<第5試合 NXT王座戦>
[王者]○フィン・ベイラー
 28分28秒 クー・デ・グラ
[挑戦者]●カイル・オライリー

オフレコ 時間は28分28秒。尺だけ取り出したら「なんやG1かい」となるけど、ちゃんと見た方ならフィニッシュに至るシークエンス、まだまだあったと思うけどはしょるしかなかった。ベイラーの顎が外れたのかとなって、ケツ急がせるしかなかった

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