エリック・ヤングがエディ・エドワーズ相手に王座防衛!Impact Wrestling Victory Road2020


(C)TNA

 10月3日(現地時間・放送日)にインパクト・レスリングのビッグマッチ『Victory Road2020』が放送された。
 今回の放送のメインは団体最高峰王座であるインパクト世界王座戦が組まれ、王者エリック・ヤングが前王者であるエディ・エドワーズのリマッチを受けた。しかし、エドワーズは2020年9月29日放送回で、突然、レジェンドである世界一危険な男、ケン・シャムロックに襲われてアンクル・ロックを食らっており、その時に足首を痛めて、足を引きずっている状態。こうなると完全にハンディ戦となってしまいヤングは怪我しているエドワーズを足を痛めつける。それでもエドワーズも痛みに耐えて互角以上の攻撃でヤングを追い詰めるものの、最後はヤングが必殺のパイルドライバーで更に足首を固定する形でエドワーズをマットに叩きつけて勝利。王座防衛を果たして勝ち誇った。試合後、更に椅子を使ってエドワーズを攻撃しようとする時、王座挑戦権を持つリッチ・スワンがリングに飛びこんできてヤングを攻撃。この両者はインパクト・レスリング年間最大大会「バウンド・フォー・グローリー」で王座戦を行うこととなっている。
 また女子王座戦は、王者ディオナ・プラゾがフジワラ・アームバーでスー・ヤンを退け王座防衛。Xディビジョン王座戦は、挑戦者ウィリー・マックがカウントアウトで勝利するも、ピンフォールかギブアップでないと王座移動しない為、王者ロヒット・ラジュがベルトは守った。
 そして、現TNA世界ヘビー級王者のムースが、ノンタイトルのシングルマッチでトレイ・ミゲルと対戦。一方的に攻撃するムースだったが、抗争中であるイーサン・カーター三世のロゴが映ると、それに動揺し、その隙にミゲルに丸めこまれて逆転のフォール負け。この屈辱をムースはイーサンに晴らすことはできるのか?今後のインパクト・レスリングから目が離せないだろう。

■ Impact Wrestling Victory Road2020
日時:2020年10月3日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル

<インパクト世界王座タイトルマッチ>
○エリック・ヤング(王者)
 ピンフォール
●エディー・エドワーズ(挑戦者)

<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ディオナ・プラゾ(王者)
 サブミッション
●スー・ヤン(挑戦者)

<4WAYマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー
 ピンフォール
●アレックス・シェリー、エース・オースチン、カール・アンダーソン

<シングルマッチ>
○トレイ・ミゲル
 ピンフォール
●ムース

<タッグマッチ>
○ヒース・スレーター、ライノ
 ピンフォール
●レノ・スカム

<シングルマッチ>
○テニール・ダッシュウッド
 ピンフォール
●ジョーディン・グレイス

<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○ウィリー・マック(挑戦者)
 カウントアウト
●ロヒット・ラジュ(王者)
※カウントアウトなので王座移動せず

<シングルマッチ>
○ブライアン・マイヤーズ
 ピンフォール
●トミー・ドリーマー

<タッグマッチ>
○ザ・ラスカルズ
 ピンフォール
●XXXL