アントニオ猪木デビュー60周年緊急会見!中邑真輔、オカダ・カズチカ、 白鵬、井上尚弥らが祝福

 アントニオ猪木(77)が30日、東京・ホテルオークラで記者会見を開催した。 
 1960年9月30日、東京・台東区体育館で大木金太郎を相手にプロレスラーデビューした猪木にとって、今年は記念すべきデビュー60周年。そこで2020年9月30日から2021年9月29日までの1年間を≪アントニオ猪木デビュー60周年記念イヤー≫として、さまざまな制作物の発売やイベントが行われる。

『アントニオ猪木 世界闘魂目録』(双葉社)、『猪木力 不滅の闘魂』(河出書房新社)の2冊の書籍出版を皮切りに、デビュー60周年記念の日本酒ボトルの発売(麻原酒造株式会社)が発売。さらに『アントニオ猪木 Blu-ray BOX』、アントニオ猪木の音声をベースにした猪木デピュー60周年記念のアプリケーション開発、アントニオ猪木と楽しめる募集型ツアー(2021年の1月16-17日)、猪木デビュー60周年記念フィギュア(株式会社ジュウロクホウイ)などの発売も予定されている。

 テーマ曲に乗って現れた猪木はいつものように、「元気ですか!」と第一声。すかさず「あっ、大きな声を出しちゃいけないのか」とボケをかまして笑いを誘った。

 お馴染みの赤いマフラーに加え、頭にはシルクハット。司会者にコスチュームについて聞かれると、「何の意味もない」とのこと。

大橋ボクシングジム会長・大橋秀行と井上尚弥、RIZIN榊原信行
K-1創設者・石井和義館長、ピーター・アーツ

 お祝いのビデオメッセージが猪木に送られた。
 格闘技界から、大橋ボクシングジム会長・大橋秀行氏と現WBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥、RIZIN CEO・榊原信行氏、正道会館館長・石井和義氏、ピーター・アーツ、横綱・白鵬。

新日本プロレスのオカダ・カズチカ、WWEの中邑真輔、ウィリアム・リーガル

 プロレス界からは、オカダ・カズチカ、WWEの中邑真輔、スティーブン・リーガル。
 新日本プロレスOBでは、坂口征二、北沢幹之、木村健悟、小林邦昭、藤原喜明、栗栖正伸、ヒロ斎藤、新倉史祐といった懐かしい面々が。
 芸能界からは古舘伊知郎、明石家さんまなどが、笑いを交えながら猪木を祝福した。

 会見中、猪木のテーブル脇にはウイスキーのボトルが2本並べられていた。
「17歳で一升瓶のラッパ飲みや、かけつけ三杯をさせられた」力道山の付き人時代に、飲まされたジョニーウォーカーである。
 実はプロレスデビューと同じくウイスキーデビューも60周年ということで、グラスで飲み干すひと幕も。

 決して体調万全とはいえない猪木。
「60年生きるつもりはなかったけど、生かされてしまった。仲間たちが先に旅立ってしまい、一人取り残された感じ」と気弱なコメントも出たが、「プラズマの話はじっくり真剣に言わないとね。コロナが終われば、世界中にもう一回飛び出していこうと思ってます」と変わらぬプラズマ事業への想いを訴え、精力的に行動すると宣言。


 最後は元気を振り絞って「1、2、3、ダー!」で締めくくった。

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’20年10月08日号RIZIN G1神戸後楽園 ClashWWE スターダム アニマル 猪木60 Assemble