SmackDown『クラッシュ・オブ・チャンピオンズ』準備サモアン・ストリートファイト

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 全米のニュースは昨晩から延々と、そして今もずっとルース・ベイダー・ギンズバーグさん87歳の訃報一色なのだが、大統領選挙までもたなかったことになる。ということで親トランプWWEのプロレス番組は呑気にミズとジョン・モリソンの「ダートシート」から。マンディ・ローズがRAWに移籍したのは・・・とかやられても、世間から取り残されているギャップの大きさに唖然とするしかない。


 職人対決セザーロvs.グラン・メタリックもあったが・・・。


 2時間番組終わってさてレポート出そうかとなって、笑かしてくれた分一番印象に残ったのは「モーメント・オブ・ブリス」コーナーから続くニッキー・クロスとレイシー・エバンスのセグメントと思ったのは本誌だけなのか? なにしろニッキーは汚いとばかり、自家製の消毒液で手を洗ってから闘う南部のおばさんとか、小道具も凝っている。試合中もニッキーの顔に消毒液を吹き付けてくしゃくしゃにする算段である。

 そしてお約束、お告げで乗り移ると私服姿も洒落ているアレクサちゃんがザ・フィーンドのシスター・アビゲルを決めるのであった。


 今週はサーシャ・バンクスの言い分も事前の煽りからしたら目玉だったんだが・・・。
なんか普通のコントになってしまっている。


 2本のIC王座ベルトをめぐっては、この直前回ではAJスタイルズがサミ・ゼインに鮮やかなペレキックとか、最後は丸め込むんだが、現王者のジェフ・ハーディが出てきてと・・・。はい、本誌既報通りPPV大会は3way戦です。


 番組トリは従妹同士の対決が決まっているジェイ・ウーソとローマン・レインズがタッグを組んで、シェイマス&キング・コービンと闘うカードであり、ローマンは今回は最初から出てきたし、勝った際までは抱き合って笑顔だったが、エンディングでは顔の表情がヒールに一変するというエンディングにしていた。

■ WWE SmackDown
日時:9月18日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド サンダードーム(アムウェイセンター)

◆中邑&セザーロのSD王座戦が決定!前哨戦でセザーロがメタリックを撃破

 王者中邑真輔&セザーロが因縁のルチャ・ハウス・パーティを相手にPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」のSDタッグ王座戦で対戦することが発表された。この王座戦を前にセザーロ(with中邑)とグラン・メタリック(withカリスト、リンセ・ドラド)がシングル戦で激突すると、メタリックがハリケーン・ラナで先制、一方のセザーロもパワースラムやクローズラインで反撃して白熱の攻防を展開。試合途中にセコンドのカリストとリンセ・ドラドがレフェリーに注意されて退場処分になると、セザーロがサポートを失ったメタリックにアッパーカットから必殺のニュートラライザーを叩き込んで3カウント。

 前哨戦に勝利したセザーロは中邑と共に王座ベルトを掲げて実力をアピールした。中邑&セザーロ対ルチャ・ハウス・パーティの一戦が行われるPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」は日本時間9月28日にWWEネットワークで配信される。

◆王者ジェフがAJ、ゼイン相手のトリプルスレットIC王座ラダー戦を要求

 王者ジェフ・ハーディが王座奪還を狙うAJスタイルズ、王者を自称するサミ・ゼインを相手にPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」でのフェイタル4ウェイIC王座ラダー戦を要求した。混沌とするIC王座戦線で因縁のAJスタイルズとゼインが対戦すると、AJスタイルズが牛殺しやフェノメナール・フォアアームを叩き込めば、一方のゼインもブルーサンダーボムを叩き込んで白熱の攻防を展開。しかし、試合終盤にゼインが隙をついてAJスタイルズをスクールボーイで丸め込むと、レフェリーにタイツを掴んでいたと注意を受けてしまう。これにゼインが猛抗議すると逆に今度はAJスタイルズがゼインをスクールボーイで丸め込んで勝利を収めた。試合後、この結果に納得のいかないゼインは背後からAJスタイルズを攻撃すると、レフェリーやスタッフに詰め寄ったが、そこへ現れたIC王者ジェフが持ち出したラダーで2人を攻撃するとゼインにはツイスト・オブ・フェイトからのスワントーンボムを狙った。しかし、ゼインがこれを場外回避するとジェフは「IC王座戦線にはうんざりだ。PPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」で2人まとめて終わらしてやる。トリプルスレットIC王座ラダー戦だ」と2人を相手にした王座戦を要求した。

◆レインズが見せ場取られた従兄弟ジェイへ秘めた遺恨深める

 従兄弟同士のユニバーサル王座戦が決定しているローマン・レインズ(withポール・ヘイマン)とジェイ・ウーソがタッグを組んで再びバロン・コービン&シェイマスとサモアン・ストリート戦で激突した。レインズがクローズラインでコービンを場外に落とすとジェイもバリケードを使ったクローズラインを放って先制。一方、コービンもディープシックスをジェイに放つと、シェイマスもランニング・ニーをレインズに叩き込んだ。さらにコービン&シェイマスがジェイをパワーボムでテーブル葬にすると、レインズもローブローからのサモアン・ドロップやバリケードを突き破るスピアーでシェイマスに大ダメージを与え、両チームが激しい攻防を展開。しかし、試合終盤にジェイが王座ベルトでコービンを攻撃すると、レインズが渾身のスピアーを叩き込んだが、最後はジェイがダメ押しのフロッグスプラッシュでコービンを沈めて勝利を収めた。勝利したレインズ&ジェイは抱き合って喜んだが、見せ場を取られたレインズはリングから退場する従兄弟ジェイを敵視するかのように睨みつけた。レインズ対ジェイのユニバーサル王座戦が行われるPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」は日本時間9月28日にWWEネットワークで配信される。


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