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9月18日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで収録されたCMLLの試合がメキシコで放送された。
新型コロナ自粛に伴い、特に被害の大きいメキシコではプロレスに限らず全ての興行が自粛となり、CMLLも定期戦は3月以降、開催する事が出来なかった。そして8月になり、遂にメキシコ政府がCMLLに無観客試合を行うことを許可した為、8月にまず無観客大会を開催、そして9月から本格的にスケジュールを組んで大会を開催していくことになった。
今大会のメインでは、抗争が勃発しているボラドールJr.とグラン・ゲレーロが遂にシングルマッチで一騎討ちを行った。これまで6人タッグマッチで反則絡みでボラドールJr.組に勝利を重ねているゲレーロにボラドールJr.が激怒してシングルマッチを要求し、それが実現した形となった。まず一本目はボラドールJr.が切り返してフォールを奪って先取。続く二本目はゲレーロがジャベを極めて勝利して、運命の三本目に突入した。カウント2の攻防が続いたが、最後はボラドールJr.が必殺のカナディアン・デストロイヤーをさく裂させ、遂にフォール勝ち。あまりの激戦にゲレーロは担架で退場となり、ボラドールJr.が因縁対決を制した形となった。
セミファイナルではエル・バリエンテ、バンディード、ミスティコのテクニコ軍が、新生ダイナマイト兄弟と激突。こちらも最後はミスティコがサンソンにラ・ミスティカを極めて勝利。テクニコ軍が勝利した。
■ Lucha Libre CMLL
日時:2020年9月18日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<シングルマッチ>
○ボラドールJr.
2-1
●グラン・ゲレーロ
<6人タッグマッチ>
○エル・バリエンテ、バンディード、ミスティコ
2-1
●サンソン、クアトレロ、フォラステロ
<タッグマッチ>
○レイ・コメタ、エスピリトゥ・ネグロ
2-1
●メフィスト、エチセロ
<タッグマッチ>
○アマポーラ、レイナ・イシス
2-1
●ハロチータ、ゲレーラ
<シングルマッチ>
○ダイアモンド
2-1
●スペル・アストロJr.