リッチ・スワンが復帰、エリック・ヤングの王座に挑戦が決定!Impact Wrestling

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 9月15日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送では、混迷するタッグ戦線から8人タッグマッチが行われた。現インパクト世界タッグ王者であるモーター・シティ・マシンガンズが鳴り物入りでWWEからインパクト・レスリングに舞い戻ってきたカール・アンダーソン&ドグ・ギャローズのザ・グッド・ブラザーズとチームを結成し、この両チームを襲ったエース・オースチン&マッドマン・フルトンと前王者チーム、ザ・ノースと対戦した。完全にベビーフェイス軍とヒール軍と形となったが、問題は両チーム、連携であった。試合は、8人が入り乱れる大混戦となるが、最後はザ・ノースが合体技でセイビンを仕留めると、その瞬間、オースチンがタッチして抑え込んでフォールを奪って勝利。オースチンが漁夫の利で勝利を盗んだ形となったが、これには組んでいるザ・ノースも唖然とする結果となり、ヒール軍が勝利を奪ったものの不協和音が見え隠れする結果となった。
 また怪我で引退を表明していたリッチ・スワンが松葉杖でリングに登場し、インパクト・レスリングのクリエイティブチーム幹部のスコット・ダモールを呼びだして、現インパクト世界王者エリック・ヤングへの挑戦させて欲しいと懇願。医師からストップがかかっているスワンの復帰にダモールは当然、難色を示すが、そこにヤングが現れてスワンを襲った。スワンも迎撃し、これを見たダモールは、スワンは過去にヤングにフォール勝ちした実績もあるので、王座挑戦権ありと判断し、10月に行われるインパクト・レスリング年間最大大会「バウンド・フォー・グローリー」でヤング対スワンの王座戦を決定。遂に因縁の対決が実現する事が決定されたのであった。

■ Impact Wrestling
日時:2020年9月15日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開

<8人タッグマッチ>
○エース・オースチン、マッドマン・フルトン、ザ・ノース (イーサン・ペイジ & ジョシュ・アレキサンダー)
 ピンフォール
●モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン&アレックス・シェリー)、ザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ)

<シングルマッチ>
○キエラ・ホーガン
 ピンフォール
●タヤ・バルキリー

<シングルマッチ>
○ウィリー・マック
 ピンフォール
●ブライアン・マイヤーズ

<シングルマッチ>
○トレイ・ミゲル
 ピンフォール
●TJP

<タッグマッチ>
○XXXL
 ピンフォール
●ディーナーズ

<タッグマッチ>
○カイリー・レイ、スージー
ピンフォール
●ディオナ・プラゾ、キンバリー・リー