バレットクラブの無法行為に怒りの欠場中の高橋ヒロムが乱入 「オイッ、石森。あさっての大阪大会からまた遊ぼうぜ!!」回復&復帰を宣言

 9日、新日本プロレスが後楽園ホール大会4連戦の最終日を迎えた。

 セミファイナルは8・29神宮球場でのEVILvs.内藤哲也ダブルタイトル戦の前哨戦となるタッグ対決となる。戴冠後に貫録を増したEVILはこの日も2本のベルトをまとって悠々とリングイン。それでいてゴング前に奇襲攻撃を仕掛けることで、ロスインゴ軍に対してバレットクラブが機先を制する。EVILと石森太二が代わるがわる内藤の左ヒザを攻め込むなど、バレットクラブには余念がない。さらにはバレット側セコンドのディック東郷が加勢しようとするが、ここは内藤が気づいて東郷にすり寄る。EVILに背中を見せた内藤は案の定の急所攻撃を食らうと、ここから内藤は東郷含む3人から袋叩き状態に。

 ここに疾風のごとく欠場中だった高橋ヒロムがリングイン。バレットクラブを制圧してみせたが、ロスインゴ軍は反則負け。ヒロムは「オイオイオイ、俺が来ない方がいいみたいになっちゃったじゃないか」と凹んだが、「オイッ、石森。あさっての大阪大会からまた遊ぼうぜ!!」と復帰を宣言。左腕をクルクルまわして回復をアピールすることで、ファンから喝采を浴びていた。

 人気者のヒロムが帰ってくることで、神宮球場決戦に向けた“対バレットクラブ”前哨戦ロードを優位に持ち込みたいところ。これ以上のメンバーを欠くことのできないロスインゴ軍は拳を合わせて結束を確かめていた。

 
■新日本プロレス SUMMER STRUGGLE 2020
日時:8月9日(日)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆698人(札止め=主催者発表)

<第1試合>
外道
○高橋裕二郎
  8分32秒 ピンプジュース⇒体固め
●上村優也
ゲイブリエル・キッド

<第2試合>
田口隆祐
永田裕志
○小島聡
  9分47秒 ラリアット⇒片エビ固め
●辻陽太
本間朋晃
真壁刀義

<第3試合>
鷹木信悟
○SANADA
  12分09秒 オコーナーブリッジ
●DOUKI
鈴木みのる

<第4試合>
マスター・ワト
天山広吉
飯伏幸太
○棚橋弘至
  12分45秒 ハイフライフロー⇒片エビ固め
●金丸義信
エル・デスペラード
ザック・セイバーJr.
タイチ

<第5試合>
石森太二
○EVIL
  10分57秒 反則(高橋ヒロムの乱入)
内藤哲也
BUSHI

<第6試合/「第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント」決勝戦>
YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
○石井智宏
  24分18秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め
●SHO
矢野通
オカダ・カズチカ
※後藤&石井&YOSHI-HASHIが第21代王者組となる


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