プロフェッショナル修斗 5・31 TVマッチ バンタム級暫定王座決定戦&女子アトム級トーナメント準決勝発表!!

 開催発表で話題となっている5・31プロフェッショナル修斗公式戦『PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ Supported by ONE Championship』のカードが続々決定している。

 まず、中止となった3・29後楽園ホール大会から「THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」準決勝、黒部三奈vs.大島沙緒里、杉本恵vs.中村未来がスライド。
 勝ち上がった2名が修斗史上初となる女子王座決定戦に駒を進める。

<THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R>
黒部三奈(マスタージャパン)
 vs.
大島沙緒里(AACC)

<THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R>
杉本恵(AACC)※インフィニティリーグ2019王者
 vs.
中村未来(マルスジム)

 続いて、“投神”倉本一真と第8代環太平洋王者“ID MMA”岡田遼が世界バンタム級暫定王者決定戦で激突。プロ修斗31年の歴史に於いて初めて暫定王者を決めるバンタム級至極のカードが実現する事となった。

<世界バンタム級暫定王者決定戦5分5R>
岡田遼(同級1位・環太平洋王者/パラエストラ千葉)
 vs.
倉本一真(同級2位/修斗GYM東京)

 現環太平洋王者・岡田遼は昨年9月、“怪物”安藤達也との初防衛戦を行い、ドローながら王座防衛に成功。

岡田遼

 今年に入り更なるレベルアップを図るため元修斗世界王者でRIZIN、ベラトール2冠王にも輝いた堀口恭司が所属している、東海岸の名門ジムATT(アメリカントップチーム)のトレーニングキャンプに参加。MMA先進国のアメリカで最新の技術やフィジカルトレーニング、試合へ向けての取り組み方などを学び、データの蓄積に基づいたシンキング・MMAに更に磨きを掛けた。

 その岡田遼の前に立ち塞がるのが7戦全勝、昨年のMVPとベストバウトをダブル受賞した“投神”倉本一真だ。

倉本一真

 倉本はレスリングのグレコローマンスタイルを見事なまでにMMAにアジャスト。7戦のうち5つのKO勝利があるが全てが投げによるダメージでKO勝利を奪っている。そして、最もセンセーショナルな試合となったのが、年間ベストバウトに選出された昨年11月の根津優太戦だ。スタンドスキルで勝る根津の打撃をくらいながらも倉本は高角度ジャーマンを連発。3R開始直後に危険と判断したセコンドがタオルを投入し、格闘技史上稀に見る激闘に幕を下ろした。
 倉本はレスリングで勝つのではなく、レスリングを“活かして”勝つパターンを確立しており、MMAのスタイルとしては突出しているが、単純明快なだけに難解な方程式より解くのは逆に難しいとも言える。
 しかし、倉本にしか出来ない勝利の方程式は果たして岡田に通じるのか?この一戦の向こう側には現在ONE Championshipに参戦中の佐藤将光との統一戦が控えている。正規王者佐藤将光の前に立つのは“叡智”の岡田か、“投神”倉本か!統一戦への伏線としてこれ以上インパクトのあるマッチアップはないだろう。

 新型コロナウィルス騒動の収束への光が少しずつ見え始めた昨今、修斗では徹底した感染防止対策を行い今回の開催が決定。MMAのルーツ、総合格闘技の源流である修斗が『ABEMA』の協力を得て、闘いに飢えた格闘技ファンへ届ける。4・17『Road to ONE:2nd』に続き日本の、世界の格闘技の灯を絶やすまいと踏み出した選手達のファイトを是非「ABEMA」で視聴したい。

■ プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ Supported by ONE Championship
日時:5月31日(日) ※試合開始時間等は決定次第発表

<ライト級5分3R>
SASUKE(世界フェザー級6位/マスタージャパン)
 vs.
西浦ウィッキー聡生(KRAZY BEE)

<フェザー級5分3R>
石井逸人(世界バンタム級10位/TRIBE TOKYO M.M.A.)
 vs.
齋藤翼(FIGHT FARM/総合格闘技津田沼道場)

<ライト級5分2R>
木下タケアキ(和術慧舟會HARTS)
 vs.
西川大和(西川道場)

 4月17日に開催された「Road to ONE:2nd」でキック界の重鎮、緑川創に真っ向勝負を挑んだ西川大和(西川道場)の修斗初参戦が早くも決定。同大会でメインを務めた青木真也からも試合後に直接アドバイスを貰う等、 17歳ながらそのポテンシャルの高さと期待が伺える。西川は産まれてすぐに世界チャンピオンにする、と決めた父・武彦氏が1日も休む事なく鍛え上げ、小学5年生の時には「探偵ナイトスクープ」でそのあまりにも特殊過ぎるトレーニング方法が紹介されている。昨年はシュートボクシングにも参戦し元スーパーウェルター級王者・坂本優起にも勝利。MMAでも国内外のプロモーションでキャリアを積んでおり実績は十分。そんな “ 17歳の二刀流”西川の前に立ちはだかるのが“押忍”木下タケアキ(和術慧舟會HARTS)。フルコンタクト空手出身で世界大会で準優勝する程の実績を持ち、それ「ABEMA」で放送されて話題となった『格闘代理戦争』では第2回優勝者のユン・チャンミンをハイキック一撃でKO。その殺傷力は時に対戦相手を破壊してしまう程。一撃で相手を仕留める打撃が持つ木下とジャンルを超越して強さを究める西川。危険な予感漂う試合になりそうだ。

[後援]ONE Championship
[認定]ISC
[協力]一般社団法人日本修斗協会
[主催]株式会社サステイン
[問い合せ]株式会社 サステイン 03-3788-3042
※今大会は無観客大会で実施、大会の模様はインターネットテレビ局「ABEMA(アベマ)」にて生中継