[ファイトクラブ]2020 年にあるべき、家族の絆の物語

[週刊ファイト1月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
Photo&Text byこもとめいこ♂

・1・13RISE後楽園超満員札止め
・秀樹、無冠の帝王襲名か?
・鬼嫁と望愛(のあ)ちゃんのママと
・OPファイトから大会全カード画像増量でお届け

 1・13RISE 後楽園は、人気面での柱となるTEAM TEPPENからの参加選手が居ない中、超満員札止めの動員となった。RISEが見据えるのは世界市場! と煽ってきたが、それを目の当たりにすると、「凄いな」と唸らされる。

 神童・那須川天心との2枚看板に成長した王子こと白鳥大珠もせっかく取ったライト級王座を返上し、ワールドシリーズトーナメントを見据える。収まらないのは、そのベルトを争って、19年2月に無念のドクターストップ負けとなった秀樹である。
 鬼嫁・いつか夫人もそのリング上で「もう一度やりましょう」と言質を取った、と怒り心頭で、秀樹夫妻による王子への悪態は煽りVに収められ、この日解説席に座っていた白鳥大珠の前で繰り返し流された。

 秀樹としては国内タイトルへ三度目の蝶戦となったこの日の王座決定戦だったが、三度目の正直とはならず、二度ある事は三度あるという結果となった。

 筆者もKNOCK OUTでの不可思戦、RISE白鳥大珠戦に続いてリングサイドへ陣取っていたのが、疫病神となった様で、些か申し訳なさを感じる。5R制という事で、お互いフルに使うつもりでいたとの事で、1R早々、出会い頭のカウンターによるKO劇はアクシデントに近いものだとも言える。秀樹側の敗因をあえて捜せば、ローキックに気持ちが行き過ぎて、知らず知らずガードが甘くなったのだという事になるだろうか。

 一方、試合後のマイクで原口健飛は「結婚していて子供が2人います」と報告した。


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