[ファイトクラブ]記者座談会:追悼・ケンドー・ナガサキ 「今度会ったらブン殴ってやる!」 桜田さんが最後にキレた相手は・・・

[週刊ファイト1月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
 記者座談会:追悼・ケンドー・ナガサキ 「今度会ったらブン殴ってやる!」
 桜田さんが最後にキレた相手は・・・
・自宅で急死したケンドー・ナガサキこと桜田一男さん
・桜田さんは度胸がすわっているし、ケンカになると試合中の動きよりも素早かった
・桜田さんがメチャクチャ強かったことは間違いない
・桜田さんこそ本当の一匹狼だった


 去る12日、千葉県市原市にある自宅で急死したケンドー・ナガサキこと桜田一男さん(享年71)。現役時代は「暴れん坊」「ケンカ屋」のイメージが付きまとったが、リング外では極めて寡黙。とりわけ自身のプライベートについては多くを語らなかった。そこで今号の記者座談会ではナゾに包まれたままの故人の私生活についても語り合った。

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)

1月5日、東京・代々木で開催されたレジェンドのグッズ販売会より

A 5日、東京・代々木で開催されたレジェンドのグッズ販売会に参加したときの桜田さんは元気そうだったと。一緒に参加したグレート・カブキ、キラー・カーン、谷津嘉章らは証言してますが。

B 木村健吾も驚いていましたね。「全然、様子は普通だった」って。ただ人間、高齢になると1週間先のことも分らない。永源さんや泉田さんにしても亡くなられる直前まで元気だったらしいから。

C 桜田さんには持病があった。心臓病と糖尿病、心臓ペースメーカーで治療していたと桜田さんの知人から聞いています。だから、不明とされている死因は急性心筋梗塞とか心臓系じゃないですか。でも、71歳は早過ぎる。本当に残念です。

A プロレスをやっている頃は木刀で思い切り殴ってもこたえないくらいのタフガイだった。

C 80年代前半、テキサス地区やフロリダ地区でタッグを組んでいた安達(勝治=ミスター・ヒト)さんから聞いた話なんだけど、あるとき、2人のファンとバーでケンカになって、そのうち1人に後ろからイスで思い切り殴られてもまったく平気で、アッという間に2人をボコボコにした、と。

A 喧嘩にめっぽう強かった1番の要因は打たれ強さでしょ?


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