10月13日（日）両国国技館で開催された『ONE Championship“ONE: CENTURY 世紀”』の第一部というか、米国東部時間に合わせた日本では朝の開始。メインはONEアトム級女子タイトル戦だ。王者アンジェラ・リーがONE女子ストロー級王者のション・ジンナンを最終5Rラスト12秒を残したところでリアネイキッドチョークを極め、王者同士の対戦を劇的な勝利で飾った。
トリプル、コー・メインイベントはONEフライ級ワールドグランプリ決勝戦がラインアップされた。DJことデメトリアス・ジョンソンがグランドの展開で優位に立ち判定勝ちで優勝、女子アトム級ムエタイ戦ではジャネット・トッドが2R右ハイキックでKO勝ち、ONEライト級ワールドグランプリ決勝は消耗戦を制したアンジェラの実弟クリスチャン・リーが、エディ・アルバレスの欠場に伴いわずか二週間間隔での急遽出場だったが優勝を飾り、ライト級王者のベルト看板を名実供に守った格好になる。
プレリムファイト出場の日本人4選手は若松佑弥、岡見勇信が判定勝ち、女子新鋭の平田樹は腕ひしぎ十字固めで勝利。仙三は腕の負傷で無念のTKO負けを喫した。岡見の試合はギリギリの2-1スプリット判定だったが、首の皮一枚繋がった格好になろう。
■『ONE: CENTURY 世紀』
日時：2019年10月13日(日)
第1部 開場・7:30 開始・9:00
会場 両国国技館
中継 AbemaTV（生中継／無料／第1部・第2部） テレビ東京系列（21:54～23:24） Paravi（生中継／月1017円（税込）） テレビ東京スポーツYouTube（第1部のみ）
＜第11試合 メインイベント ONE MMA 女子アトム級（52.2kg）チャンピオンシップ 5分5R＞
○アンジェラ・リー（シンガポール／王者）
5Rサブミッション 4分48秒 ※リアネイキッドチョーク
●ション・ジンナン（中国／挑戦者、ストロー級（56.7kg）王者）
(C) ONE Championship
＜第10試合 コー・メインイベント ONE MMA フライ級（61.2kg）GP 決勝 5分3R＞
○デメトリアス・ジョンソン（米国／元UFC王者）
判定3-0
●ダニー・キンガド（フィリピン）
(C) ONE Championship
＜第9試合 コー・メインイベント ムエタイ 女子アトム級（52.2kg） 3分3R＞
○ジャネット・トッド（米国）
2RKO 2分27秒 ※右ハイキック
●エカテリーナ・ヴァンダリーバ（ベラルーシ）
(C) ONE Championship
＜第8試合 コー・メインイベント ONE MMA ライト級（77.1kg）GP 決勝 5分3R＞
○クリスチャン・リー（シンガポール／ONE王者）
判定3-0
●ザイード・フセイン・アサラナリエフ（トルコ）
※クリスチャン・リーが優勝
(C) ONE Championship
～以下プレリム～
一部終了後の会見でチャトリCEOは、昨日東京を通過した台風で会場の電気系統が朝方4時頃まで繋がらず、大会の中止まで考える程だったことを吐露し、100年に一度と言われたくらいの台風を大会名“ONE:CENTURY 世紀”にも例えた。
＜第7試合 MMA フライ級（61.2kg） 5分3R＞
○若松佑弥（TRIBE TOKYO M.M.A）
判定3-0
●キム・デファン（韓国）
(C) ONE Championship
＜第6試合 ムエタイ ストロー級（56.7kg） 3分3R＞
○サムエー・ガイヤーンハーダオ（タイ）
2RKO 1分23秒 ※左フック
●ダレン・ローランド（オランダ）
＜第5試合 MMA ウェルター級（83.9kg） 5分3R＞
○岡見勇信（EXFIGHT）
判定2-1
●アギラン・ターニ（マレーシア）
＜第4試合 MMA 女子アトム級（52.2kg） 5分3R＞
○平田 樹（K-Clann）
2Rサブミッション 4分23秒 ※アームバー
●リカ・イシゲ（タイ）
＜第3試合 MMA ストロー級（56.7kg） 5分3R＞
●仙三（パラエストラ松戸／パンクラス・フライ級王者）
1RTKO 1分57秒 ※腕の負傷によるレフェリーストップ
○リト・アディワン（マレーシア）
＜第2試合 MMA フェザー級（70.3kg） 5分3R＞
●プー・トー（ミャンマー）
1Rサブミッション 3分17秒 ※リアネイキッドチョーク
○ユン・チャンミン（韓国）
＜第1試合 MMA 68kg契約 5分3R＞
●スノト（インドネシア）
1RTKO 1分43秒 ※グラウンドパンチ
○クォン・ウォンイル（韓国）
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