4・20修斗新宿大会SHOOTO GIG TOKYO Vol.16　飛猿☆No.2インタビュー

■　プロフェッショナル修斗　SHOOTO GIG TOKYO Vol.16
日時：4月20日(日)
会場；東京・新宿フェイス

＜第8試合　メインイベント　バンタム級（56kg）　5分3R＞
飛猿☆No.2（リバーサルジム川口REDIPS／世界4位）
菅原雅顕（四街道スポーツスタジオ）

＜第7試合　セミファイナル　フェザー級（60kg）　5分3R＞
佐久間健太（パラエストラ柏）
石橋圭太（Duroジム）

＜第6試合　ウェルター級（70kg）　5分3R＞
西岡攻児（MASTER JAPAN／環太平洋9位）
川名雄生（SHINWA MMA ACADEMY／13年同級新人王）

＜第5試合　ライト級（65kg）　5分3R＞
中村好史（マッハ道場／世界7位）
渡辺紘司（緒方道場／13年同級新人王）

＜第4試合　バンタム級（56kg）　5分3R＞
塙　真一（パラエストラ小岩）
萩原幸太郎（パラエストラ八王子）

＜第3試合　2014年度新人王決定トーナメントフェザー級（60kg）一回戦　5分2R＞
狸瑪猿シュン（リバーサルジム東京スタンドアウト）
藤中淳司（シューティングジム大阪）

＜第2試合　ライト級（65kg）　5分2R＞
スーパー均くん（K.O.SHOOTO GYM）※小笠原均改め
高橋孝徳（和術慧舟會AKZA）

＜第1試合　フライ級（52kg）　5分2R＞
牧ヶ谷篤（和術慧舟會群馬支部）
宍野ジョー（和術慧舟會トイカツ道場）

◎4.20 SGT.16 新宿大会
　全ての“経験”を糧に。2014年始動戦
　飛猿☆No.2インタビュー

　4月20日（日）新宿FACEにて行いますプロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.16」メインイベントに出場します飛猿☆No.2（リバーサルジム川口REDIPS）のインタビューをお送りします。

　体操競技経験者で類い稀なる運動神経を持ち、将来を有望される飛猿だが、その良すぎる運動神経が災いし“かばい手”で肘を脱臼する事数度。新人王を獲得するも、怪我による不運に見舞われる事が多かった。しかし2012年インフィニティトーナメントを機にその実力は本格化する。昨年は世界タイトルをめぐり神酒龍一（CAVE）と二度対戦、計10ラウンドを戦い抜いた。念願の世界タイトル獲得とはいかなかったが、この経験が飛猿を更に大きくさせた事は間違いない。全ての“経験”糧に飛躍を続ける飛猿☆No.2が2014年初戦を迎える。

飛猿☆No.2
TOBIZARU
とびざる
世界バンタム級4位
インフィニティトーナメント2012バンタム級優勝
2009年バンタム級新人王
［所属］リバーサルジム川口REDIPS
［出身］千葉県埼玉県川口市
［生年月日］1987年7月8日（26歳）
［身長］160cm
［戦績］13戦7勝（2KO・2S）4敗2分
［最近3試合の戦績］
2013.04.07 ○（1R3:52 KO）渡辺健太郎
2013.07.27 △（5R判定 1-1）神酒龍一 ※世界バンタム級CS
2013.11.09 ×（5R判定 0-3）神酒龍一 ※世界バンタム級CS

□飛猿☆No.2インタビュー
「菅原選手はフィニッシュするのが難しい相手
だからこそ僕はフィニッシュしてアピールしたい」

――昨年11月の世界戦（VS神酒龍一）戦以来の試合になりました。

「約4カ月ほど空いてしまったんですが、怪我もあってしばらくスパーリングが出来なかったんです。その期間は基礎を見直したり、フィジカルに力を入れたり、時間をかけて練習をすることが出来ました。だから調子はいいですね」

――前回の試合後、しばらく間隔を空けようと思っていたのですか？

「いえ、気持ちとしては時間を空けずにすぐにでも試合をやりたかったです。まぁ…でも怪我でちゃんと準備が出来ないまま試合をするよりも、万全の状態で復帰戦をやりたかったので、このタイミングになりました」

――そういった基礎を見直す練習をして気づいたことはありますか？

「去年はタイトルマッチが2試合連続で続いて、どうしてもスパーリングや対戦相手への対策の練習が多くなっていたんですね。だから今回は自分の悪い癖を直すために打ち込みを増やしたり、自分を修正する練習に時間を割くことが出来ました」

――改めて前回の世界戦を振り返っていただけますか？

「思っていたプランとは違う感じになってしまいましたね。狙っていた技も出せなかったので…反省点が多かったです」

――試合を見ていて1Rに飛猿選手の打撃が当たったことが良くも悪くもプランに影響したように思いました。

「確かに…それもあったかもしれないですね。結果論ですけどもっとじっくり5Rを考えた試合をしてもよかったかもしれません」

――5分5Rの試合を経験して分かったことはありますか？

「5Rはとにかく頭を使うということが分かりました。本能だけで戦えるものではないです。もちろん相手を研究をしなきゃいけないし、ラウンドの取り方も意識しなきゃいけない。あとはチャンスの見極め方ですね。それはすごく勉強になりました」

――4カ月ぶりの再起戦で菅原選手と対戦することになりました。菅原選手との対戦はイメージされていましたか？

「菅原選手はベテランでずっとランキングの上位に入っていた選手ですよね。新宿FACEでもメインを張っていて、毎回熱い試合をするイメージがあります。いつか戦うこともあるだろうなと思っていました」

――菅原選手にはどんな印象を持っていますか？

「誰もが言うように気持ちが強くてアグレッシブに戦いますよね。誰が相手でも面白い試合をする選手だと思います」

――菅原選手はほとんど一本・KO負けがない選手です。

「そうですね。KOされたこともタップしたところも見たことがないので、タフな相手だと思います」

――菅原選手の戦績を振り返るとトップ選手には負けていますが、それ以外の選手にほとんど勝っています。飛猿選手もきっちり菅原選手をクリアしたいですか？

「はい。ただ勝つだけじゃなくて勝ち方が重要だと思います。たとえば神酒選手も接戦の判定だったし、菅原選手はトップ選手でもフィニッシュするのが難しい相手じゃないですか。だからこそ僕はフィニッシュしたい。一本・KOで勝ってアピールしたいです」

――世界タイトルへの挑戦をアピールしたいですか？

「そうですね。ただ神酒選手がVTJのトーナメントに出ているので、その結果が出るまではタイトルマッチのタイミングが難しいと思うんですね。だから自分も公式戦以外にVTJへの参戦も考えながらやっていきたいです」

――ケージの試合にも興味がありますか？

「はい。今はケージが世界基準になっているし、自分もそれを目指しているのでケージで経験を積みたいです。今年はVTJでケージの経験を積みつつ、タイトル挑戦を狙っていきたいと思います」

◎サステイン主催
　2014年プロフェッショナル修斗公式戦スケジュール
4月20日（日）新宿FACE
5月5日（月・祝）後楽園ホール
7月6日（日）大阪・阿倍野区民センター大ホール
7月19日（土）新宿FACE
9月27日（土）後楽園ホール
12月21日（日）新宿FACE
※大会日程は追加、中止になる事がございます。

◎VTJ5th、6th　スケジュール発表
■　VTJ5th
日時：6月28日（土）
会場：大阪・BODYMAKERコロシアム・第2競技場
アクセス：〒556-0011 大阪市浪速区難波中3-4-36
　　　　　地下鉄なんば駅５番出口から350m
会場HP

■　VTJ6th
日時：10月4日（土）
会場：大田区総合体育館
アクセス：144-0031 東京都大田区東蒲田1-11-1
　　　　京急線梅屋敷駅から徒歩5分　京急線蒲田駅から徒歩７分　JR線蒲田駅から徒歩15分
会場HP