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9月7日(現地時間)にカリフォルニア州サンノゼで『Bellator 226: Bader vs. Kongo』が開催された。
BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
今大会のメインでヘビー級王座戦が組まれた。現在、ベラトールの頂点に君臨するライアン・ベイダーはヘビー級とライトヘビー級の二階級王者であり二階級同時王者でもある。エメリヤーエンコ・ヒョードルを35秒でKOして日本でも知名度が高まったが、そのベイダーに挑戦したのがアフリカ系フランス人選手のシーク・コンゴだ。MMA無敗の前王者ヴィタリー・ミナコフに判定勝ちしてリベンジ成功、王座挑戦権を獲得した。コンゴは現在八連勝中だけに接戦になると思いきや、試合はベイダーが圧倒。スタンド打撃でコンゴを追い詰めたベイダーはコンゴをテイクダウン。ベイダーがマウントポジションになり攻撃するが、コンゴは金網を背にして立ちあがろうともがく。その刹那、ベイダーの指がコンゴの左目に入ったらしく、アイポークで中断。コンゴにドクターストップがかかって、試合はノーコンテストとなってしまった。
■ Bellator 226: Bader vs. Kongo
日時:2019年9月7日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ
<ヘビー級王座タイトルマッチ>
-ライアン・ベイダー(米国/王者)
1R3分52秒 ノーコンテスト
-シーク・コンゴ(フランス/挑戦者)
<フェザー級ワールドGP1回戦>
○デレック・カンポス(米国)
判定 3-0
●ダニエル・ストラウス(米国)
<フェザー級ワールドGP1回戦>
○アダム・ボリッチ(ハンガリー)
2R 4分59秒 TKO
●パット・カーラン(米国)
<フェザー級ワールドGP1回戦>
○ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)
2R 2分56秒 リアネイキドチョーク
●サム・シシリア(米国)
<フェザー級ワールドGP1回戦>
○エマニュエル・サンチェス(米国)
2R 4分11秒 三角絞め
●ティワン・クラックストン(米国)
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Bader opens up with some big shots! #Bellator226 pic.twitter.com/xVhwjHnOHJ
— Bellator MMA (@BellatorMMA) September 8, 2019
Our post-lims kick off with Cornelius Savage vs. Evan Gubera.
Here is their tale of the tape.Tune in LIVE with the The Bellator App & @DAZN_USA!
📲 https://t.co/p5qPK0G8ff#Bellator226 pic.twitter.com/F3OyzIlfOv— Bellator MMA (@BellatorMMA) September 8, 2019