ザ・ノースが世界タッグ王座防衛!インパクト・レスリング!

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 8月2日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送では、インパクト世界タッグ王座戦が行われ、王者ザ・ノース(イーサン・ペイジ、ジョシュ・アレクサンダー)にザ・ラスカルズ(トレイ・ミゲル、デズモンド・エグザビエ)が挑戦した。LAXから王座を奪ったザ・ノースはまさしくパワー型なのに対し、ザ・ラスカルズが軽量でスピーディーなタイプ。この四人が激しくぶつかり合う。タッグではパワー型は個々の強さは上だが、連携となるとスピーディーなタイプにやられるケースもあるのだが、ザ・ノースはパワー型ながら連携もばっちり。最後はザ・ノースが合体技を決め、見事に王座防衛を果たした。勝ち名乗りをあげ、ベルトを掲げて意気揚々と引き上げたザ・ノースだが、バックステージに戻るといきなりバケツの蓋で前王者のLAXが襲いかかってきたのだった。激しく乱闘する両チーム。前王者のLAXもまだまだ王座返り咲きを狙っているようだ。
 また、男女対決から友情が芽生えつつあるサミ・キャラハンとテッサ・ブランチャードのストーリーに新展開。キャラハンの仲間であるoVeのマッドマン・フルトンがブランチャードとシングルマッチを行ったのだ。キャラハンがこの試合でどういう行動に出るかが注目されたが、試合は体格差はいかんともしがたくフルトンが優勢。するとセコンドのキャラハンは椅子をリングに投げ、フルトンに椅子で攻撃しろと命令したのだった。椅子をもって襲いかかるフルトンだが、ここでECWレジェンド、トミー・ドリーマーが竹刀をもって救出に入る。フルトンはドリーマーを迎撃するも、竹刀を手に入れたブランチャードが竹刀でフルトンを滅多打ち。リング下に落とされたフルトンが激怒してリングに戻ろうとするも、ここでキャラハンがフルトンを抑えてバックステージに引き上げさせてしまった。キャラハンの本心はどうなのか?今後もこのストーリーは続きそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2019年8月2日(現地時間・放送日)
場所:カナダ・オンタリオ州ウィンザー

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ザ・ノース(イーサン・ペイジ、ジョシュ・アレクサンダー)(王者)
 ピンフォール
●ザ・ラスカルズ(トレイ・ミゲル、デズモンド・エグザビエ)(挑戦者)

<シングルマッチ>
-マッドマン・フルトン
 ノーコンテスト
-テッサ・ブランチャード

<シングルマッチ>
○ファラー・バー
 ピンフォール
●ムース

<シングルマッチ>
○エース・オースティン
 ピンフォール
●ストーン・ロックウェル

<シングルマッチ>
○ジェシカ・ハボック
 ピンフォール
●ジョンE.ブラボー

<Xデイビジョン王座挑戦者決定戦>
勝者:エイデン・プリンス
参戦選手:ザッカリー・ウェンツ、ロヒト・ラジュ、チャック・マンボ、コーディ・ディーナー、ピーティー・ウィリアムズ