[ファイトクラブ]WWE悪戦苦闘-新日G1ジョン・モクスリー!?-AEW後出しジャンケン続く

[週刊ファイト6月6日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼WWE悪戦苦闘-新日G1ジョン・モクスリー!?-AEW後出しジャンケン続く
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・欲しい!ベッキー・リンチ「ザ・マン」カタカナTシャツ発売中
・PAC不参加など反省点がなかったわけではない『Double or Nothing』
・痛し痒しの新日海外戦略とG1隠し玉~どうなる世界情勢と覇権の行方


―― グローバルにマット界を総括するなら、今週はやはりAEWの旗揚げ大会成功の話題が終わってからもずっと続いてます。

オフレコ 後半でやるから冒頭はWWEからやろ。サミ・ゼインが電気椅子トークでAEWを口にしたのは許可得たから、得てないとかピーチク、パーチクやってるけどな。会場ではAEWコールが起きてるし、いろんなレベルで衝撃は広がってることは間違いない。

―― もっとも、レスリング・オブザーバーやトーチなど、いわゆるケーフェイ・シートが騒いだ割には、RAWもSmackDownも代わり映えしてないというか・・・。当日にシナリオが変わることで有名なWWEの割に、なにもなかったかのように、これまでの通りの番組構成、いつものお茶の間向き試合展開で番組が進行してましたけど・・・。

オフレコ 週刊ファイト電子書籍ジャーナル版のみ収録の「海外情報局」担当なので、本稿では番組分析の繰り返しはやらない。WWE信者の弁護としては、ビンス・マクマホンは競争相手が現れた時に、本気になってがんばるというのはWCWの「月曜生TV戦争」の際に確かにそうだったんだけど、要は「反応してないなぁ」、「代わり映えしてないんじゃないか」と。

―― そんないきなり変えたりしない、出来ないというかもだけど、週末に見た新作映画ネタを月曜のRAWにすぐに使うスピードのWWEなのに、あれだけ露骨にコケにされた新興団体のPPV大会がありました。これでいいのかというのがアチコチで議論になってます。なにしろ、トリプルHの(象徴である)スレッジハマーとかまでダシに使われていたというに。

オフレコ 怒り心頭なのは間違いないだろうに、ブロック・レスナーがTV番組ですぐに(王座挑戦権の)キャッシュインなんかしないと、ティーンの視聴者でも見抜かれているというのに、こんなスキッドばかりじゃチャンネル変えられるのも無理はない。

―― ドルフ・ジグラーが呼び戻されたのは喜ばしいのに、SmackDownにも続けて出ると告知がSNSで流されて、出てこない。一貫性がないWWEのままです。

オフレコ 悪口ばかりになっても公平じゃない。『NXT:テイクオーバー25』のレスリングの質で対抗するんじゃないか。僕はそっちが楽しみでしょうがない。また凄いカードが並んでいるから。タイラー・ブリーズはSmackDownからNXTにと、こっちの方が活躍できるとなったんだろ? 今後、こういう方向のパターンも出てくる。

―― KUSHIDAとドリュー・グラックの、飛ばないストロングスタイルは驚きでしたが、フルセイル大学の試合収録は随分前のこと。AEW『Double or Nothing』より先の許可判断です。

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