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11月22日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 ~ 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 ~ 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 ~ 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
今放送は、感謝祭特別企画が行われた。感謝祭(かんしゃさい、英語: Thanksgiving Day)とは、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。Thanksgiving と略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。もともと、ニューイングランドを開拓したピューリタンの間には、共同体の節目節目に聖職者の宣言によって不定期に感謝祭を開く習慣があった。一部のピューリタンの教義の中に、クリスマスや復活祭を含む、ローマ教会の祝日を全て廃止しようとする考え方があったからである。現在の感謝祭の起源として一般に信じられているのは、イギリスから現在のマサチューセッツ州のプリマスに宗教的自由を求めて移住して来たピルグリム・ファーザーズと呼ばれる入植者の一団が、本国から持ってきた種子などで農耕を始めたところ、現地の土壌に合わず飢饉による餓死者まで出したところ、アメリカ先住民の助けにより危機を脱したので、その感謝を表す目的で1621年に先住民を招いて収穫を祝う宴会を開いたことである。日本的には「お盆」と似ており、遠く離れて暮らしている家族が実家の一か所に集まり一緒にご馳走をいただくイメージであり、前後は飛行機など交通手段が満席でなかなか移動が出来なかったりする。
そんな感謝祭記念という事で、感謝祭に食べられる七面鳥にちなんだ七面鳥ボウルが開催された。これは2チームに分かれて戦い、負けたチームでフォールを奪われた者は七面鳥のコスプレをして余興をしなければならないというものだ。結果、ファラー・バーのチーム(ファラー・バー、デズモンド・エグザビア、キクタロー、KM、アリッシュ・エドワーズ)とイーライ・ドレイクのチーム(イーライ・ドレイク、ディスコ・インフェルノ、ラジュ、ジェイク・クリスト、カタリナ)の対戦となり、感謝祭にふさわしいコミカルな展開となったが、最後はバーが、インフェルノ(グレン・ギルバーティ)を押しつぶして勝利。色気でインパクト・レスリングの男子レスラーを魅了しているスカーレット・ボルドーに促されインフェルノが七面鳥のコスプレをすると、ボルドーはバカみたいだと罵って去っていく。残されたインフェルノは赤っ恥をかいた形になった。
■ Impact Wrestling
日時:2018年11月22日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ネバダ州ラスベガス
<七面鳥ボウル>
○チーム・バー(ファラー・バー、デズモンド・エグザビア、キクタロー、KM、アリッシュ・エドワーズ)
ピンフォール
●チーム・イーライ(イーライ・ドレイク、ディスコ・インフェルノ、ラジュ、ジェイク・クリスト、カタリナ)