やはり、というべきか。RIZINのロゴ入りグローブを着用した写真を削除して不安を呼んでいたフロイド・メイウェザーjr. が、12・31RIZINでの神童・那須川天心との試合を行わないと自身のInstagramで一方的に発表した。
メイウェザーは、中止の原因は「事前に聞いていた内容と違う、公式戦を行わされる事になったため」と主張。その通りとすれば、「日本の今後のビジネスの為の『お仕事』」としての打ち合わせでやって来たメイウェザーと、不意打ちでリングに引っ張り上げてガチで闘わせようとしたRIZIN側との間で齟齬が生じた形。
あるいは、エキジビジョンのつもりでやってきてアントニオ・猪木に(判定引き分けとの結末の約束は守りながらも)本気のスライディングキックで蹴りまくられ、後々選手生命を縮めたモハメド・アリの轍を踏むまいというメイウェザーの防衛本能が働いたか。
いずれにせよ一度は発表された大一番に、半信半疑とはいえ大いに湧いた日本の格闘技ファンとしては納得のいくものではなく、今後メイウェザーの日本におけるビジネスに大きな影響が残る事は間違いない。
フロイド・メイウェザー選手の『Cygames presents #RIZIN14』正式参戦が決定です。大晦日、楽しみにしていて下さい。 pic.twitter.com/3vdzG46xP4
— NOBUYUKI SAKAKIBARA (@nobu_sakakibara) 2018年11月5日
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