マーティ・スカルが王座挑戦権獲得!ROHサバイバル・オブ・ザ・フィッテスト2018

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 11月4日(現地時間)にオハイオ州コロンバスで『ROHサバイバル・オブ・ザ・フィッテスト2018』が開催された。
 ROHは、WWE、TNAに次ぐ第3のプロレス団体として注目を集めている。アメリカの北東部と中東部を中心に興行を行っており、熱心なファンが多いことで知られている。ROHのレスリングの特徴としては、高度なレスリング技術が挙げられる。ギミック、マイクパフォーマンス、ストーリーラインに重きを置く前述の2団体と差別化を図っている。この点で日本の団体と似ており、スポット参戦ながら日本人選手が多数参戦したことがあるのも特徴だ。
 今大会は次期ROH世界ヘビー級挑戦者決定戦(現王者はジェイ・リーサル)が行われ、予選を勝ち上がってきたマーティ・スカル、クリストファー・ダニエルズ、ハングマン・ペイジ、ジョナサン・グレシャム、ゲレロ・マヤJr.、PJブラックによるイリミネーションマッチで争われた。次々と脱落していく中、最後まで残ったのはスカルとダニエルズだった。勢いのスカル、ベテランのダニエルズだが、勢いの差でスカルがザ・グラデュエーションでダニエルズを仕留めて見事に勝利。結果、スカルが王座挑戦権を獲得した。
 また、6人タッグ王座戦も組まれ、王者であるジ・エリート、コーディ・ローデスとヤング・バックスがまさかの陥落。マット・ジャクソンを仕留めて新王者になったのはザ・キングダム(マット・ターバン&ヴィニー・マルセリア&TKオライアン)で、コーディはNWA世界ヘビー級王座から陥落したのに続いて、6人タッグ王座からも陥落した。

■ ROHサバイバル・オブ・ザ・フィッテスト2018
日時:2018年11月4日(現地時間)
会場:アメリカ・オハイオ州コロンバス

<SOTF決勝エリミネーションマッチ>※勝者にはROH世界ヘビー級王座への挑戦権が与えられる
勝者:マーティ・スカル
参戦選手:クリストファー・ダニエルズ、ハングマン・ペイジ、ジョナサン・グレシャム、ゲレロ・マヤJr.、PJブラック

<タッグマッチ>
○ジェイ・リーサル、ジェフ・コブ
 ピンフォール
●カザリアン、スコーピオ・スカイ

<6人タッグ王座タイトルマッチ>
○ザ・キングダム(挑戦者)
 ピンフォール
●コーディ・ローデス、ヤングバックス(王者)

<WOH王座挑戦者決定戦>
○マディソン・レイン
 ピンフォール
●ブリット・ベイカー