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歴史的な一日となった女子だけPPV大会『エボリューション』から一夜明けて現地時間10月29日、RAW班はノースカロライナに移動。現地時間金曜夜に迫った『クラウン・ジュエル』の予告が続く回となった。相変わらず、開催場所の「サウジアラビア」は禁句扱い。さらに、一部で噂になっていたが、映画業界のキャリアのあるジョン・シナの8人最強トーナメント参加は難しいとの観測が出ていたが、はっきりした説明のないまま、バロン・コービンGMがボビー・ラシュリーをトーナメントにねじ込んでやるという苦しい言い訳のスキットが挟まれていた。
また、明日のSmackDownでなんらかの弁明があるのだろうが、ダニエル・ブライアンも「サウジ拒否」を漏らしていることはすでに一部で流れている。一応、テロップではAJスタイルズ戦が流れてはいるのだが・・・果たして。このカードはSmackDownで先行前哨戦というのも発表されたが、どういうケリにするのだろうか?
最強トーナメントに関しては、一回戦でカート・アングルと当たるドルフ・ジグラーに注目して欲しい!
その『エボリューション』で、あれだけニューヨークの客が最初から最後まで悪役のベッキー・リンチを応援していたのだから、あの会場こそベビーフェイスとヒールが入れ替わるダブルターンを実行するのに絶好の機会だったのにと思った大人のファンは少なくないと思われるが、その謎が本日明らかに。現地時間11月18日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターから配信される『サバイバー・シリーズ』で、チャンピオン対チャンピオン、ロンダ・ラウジーvs.ベッキー・リンチが発表された。そういうことだったのか! はっきり言って、女人禁制の『クラウン・ジュエルズ』後に、超目玉のメインカード切り札が実現する。
米国生活経験者なら、食べる飴ちゃん菓子Twizzlersの広告にロンダ様が出ていることは周知だが、今回、Bチームと小悪魔アレクサ・ブリスが絡むコントがWWE時間枠内で放送されていたのが、妙に面白かった。ロンダ様のより、はっきり言って楽しめる。日本だと、グミとかがあるからTwizzlersは見かけない。どこか輸入店に行けば買えるのだろうか?
なぜか、『205 LIVE』のルチャ・ハウス・パティーもRAWに説明ないまま出てきた回だったが、昨日の余韻が濃すぎてやや消化不良の放送回だった。
◆11・3PPV「クラウン・ジュエル」で激突するレスナーとストローマンが火花
PPV『クラウン・ジュエル』で空位のユニバーサル王座を賭けて激突するブロック・レスナーとブラウン・ストローマンが火花を散らした。オープニングでバロン・コービンGMが現れて、先週発表されたローマン・レインズの白血病に触れるとブロック・レスナーとポール・ヘイマンが登場した。ヘイマンは「レスナーが王座を取って戻ってくる歴史的な一戦まであと4日。事前に言っておくが、100%レスナーが勝つ」と自信満々の勝利宣言。すると、黙っていられないストローマンもリングに現れて「クラウン・ジュエルでは俺が次期ユニバーサル王者になる。この手で潰してやる」と言ってコービンを捕まえると、レスナーの目前でランニングパワースラムを3発決めて挑発。しかし、レスナーは背後からストローマンを捕まえると必殺のF5を炸裂。倒れたストローマンを見下ろしながら、レスナーはユニバーサル王座のベルトを掲げて誇示した。
PPV『クラウン・ジュエル』は日本時間11月3日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆裏切りのアンブローズ、ロリンズの挑発に無言貫く
先週のRAWでタッグ王座獲得も突如アンブローズに襲撃され、裏切られたロリンズがリングに登場した。ロリンズは白血病再発を発表した盟友レインズに代わってファンのサポートに感謝を伝えると、アンブローズに出てくるように催促した。すると、アンブローズは客席から登場するも、立ち止まって一向にリングには降りてこない。しびれを切らしたロリンズが「男らしく降りて来い。シールドにとって大事な夜に裏切りやがって、本当にお前は冷たい野郎だ」と感情的に挑発。しかし、一度はマイクを握ったアンブローズだったが、無言のまま客席から姿を消した。果たしてロリンズ襲撃の理由を語らなかったアンブローズと苛立つロリンズの関係はどうなるのだろうか?
◆DXの奇襲にアンダーテイカーが鬼の形相
“地獄の墓堀人”ジ・アンダーテイカーとケインの破壊兄弟がノースカロライナのリングに降臨した。生でお姿を拝めるのはあと何回なのだろうか? シャーロットの客はラッキーなのである。スマホに写真を残さないといけない。
アンダーテイカーは「お前達にとって去る時が来た。最初で最後の対決で破壊兄弟がDXの傷ついた魂を叩きのめす」と地獄行きを宣告してDXを呼び出した。しかし、ステージにトリプルH1人だけが登場すると、ショーン・マイケルズが突然リングに現れて、背後からアンダーテイカーに奇襲攻撃。マイケルズはアンダーテイカーの攻撃を避けるとスウィート・チン・ミュージックをクリーンヒットさせた。倒れ込んだアンダーテイカーだったが、ムクっと起き上がると鬼の形相でDXを睨みつけた。
◆ロンダ対ベッキーの王者頂上対決がPPV「サバイバー・シリーズ」で決定
現地時間11月18日のPPV『サバイバー・シリーズ』で“地球上で最も危険な女”の異名を持つRAW女子王者ロンダ・ラウジーがSmackDown女子王者のベッキー・リンチと女子王者同士の頂上対決を行うことが発表された。昨日のPPV『エボリューション』でロンダは裏切りのニッキー・ベラに勝利して王座を防衛。一方のベッキーはシャーロット・フレアーとの凶器が飛び交うラストウーマン・スタンディングマッチを制して王座防衛を果たしている。
WWE2大ブランド“ロウ”“スマックダウン”の威信を掛けた女子王者対決はどのような結末を迎えるのだろうか?
PPV『サバイバー・シリーズ』は日本時間11月19日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
■ WWE RAW
日時:2018年10月29日(現地時間)
会場:アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット スペクトラム・センター
<シングルマッチ>
○ドルフ・ジグラー
ピンフォール
●アポロ・クルーズ
<6人タッグマッチ>
○ルチャ・ハウス・パーティ
ピンフォール
●リバイバル
<シングルマッチ>
○ナイア・ジャックス
ピンフォール
●エンバー・ムーン
<3WAYタッグマッチ>
○ルード、ゲイブル
ピンフォール
●アセンション、AOP
<シングルマッチ>
○アライアス
ピンフォール
●ジンダー・マハル
<10人タッグマッチ>
○トリッシュ・ストラタス、リタ、ナタリア、サシャ・バンクス、ベイリー
シャープシューター
●ライオット・スクワッド、アリシア・フォックス、ミッキー・ジェームス
<シングルマッチ>
○フィン・ベイラー
反則
●ボビー・ラシュリー
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