オースチン・エリーズにジョニー・インパクトが挑戦表明!インパクト・レスリング!

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 9月6日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 – 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 – 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 – 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
 今放送では、現インパクト世界王者のオースチン・エリーズが、キラー・クロス、そしてエディ・エドワーズを裏切ってヒール転向した怪物ムースを引き連れて登場した。ムースはエドワーズを裏切った理由を、自分が怪我して入院している時、エドワーズは見舞いにも来なかった、自分を助けてくれたのはエリーズとクロスだったと、悪いのはエドワーズだとアピール。エリーズは、ムースとクロスという2人を得て、自分は無敵だと嘯いた。それに待ったをかけたのは、ジョニー・インパクト(ジョン・モリソン、ジョニー・ムンド)だった。インパクトは、当然、エリーズの王座への挑戦をアピールし、エリーズと殴りあう。しかし、ムース、クロスという怪物2人がいる為、三対一の状況となり、インパクトはエドワーズと同じく、椅子攻撃でグロッキーに。エリーズはベルトを掲げて勝ち誇った。
 また、サミ・キャラハンとoVeという現在、ルチャ・ブラザーズ(ペンタゴンJr.、フェニックス)と抗争を続けているヒールユニットが、若手3人と対戦。インパクト・レスリングのニューカマーであるエース・オースチン、ザック・ウエンツ、テリー・ミゲルが挑戦する事になったが、インパクト・レスリングでの実績を考えればキャラハン達が優勢なのは動かない。若手3人はそんな中で存在感を見せつけたいところ。線は細いがその分スピードあるのでそれを生かして、激しい空中戦を仕掛ける若手3人。しかし、試合が進めば、当然、キャラハンとoVeがパワーで優勢になりフォール勝ち。勝負がついても、痛ぶるようにパイルドライバーを決め、観客にアピールして怪気炎をあげた。

■ Impact Wrestling
日時:2018年9月6日(現地時間)
場所:カナダ・オンタリオ州トロント TVテーピング

<6人タッグマッチ>
○サミ・キャラハン、oVe
 ピンフォール
●エース・オースチン、ザック・ウエンツ、テリー・ミゲル

<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○テッサ・プランチャード(王者)
 ピンフォール
●シュー・ヤン(挑戦者)

<シングルマッチ>
○イーライ・ドレイク
 ピンフォール
●ストーン・ロックウェル

<タッグマッチ>
○デジ・ヒット・スクワッド
 ピンフォール
●ジョー・ヘンドリー、グラド

<シングルマッチ>
○ピーティ・ウィリアムス
 ピンフォール
●リッチ・スワン