ロンダ・ラウジーRAW試合!『サマースラム』Bレスナー悪人、Rレインズ感情移入仕込み続きPヘイメン涙の赤目会見!

©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 8月6日、フロリダ州ジャクソンビルからRAWの生中継。『サマースラム』の仕込みが続き、ブロック・レスナーの代理人ポール・ヘイマンが、目を真っ赤にして涙の会見に登場。言うことを聞かないレスナーを訴えていた。裏返せば、レスナーの契約終了後もヘイマン自身はWWEに残ることを意味する。

▼WWE公式YouTubeにてポール・ヘイマンのインタビュー全長版公開中

「もう電話にも出てくれない!」

◆レインズとベイラーがコービンに仕返し

 オープニングでPPV『サマースラム』でのブロック・レスナーとのユニバーサル王座戦が決定しているローマン・レインズは「誰がRAWのリングを守るんだ」と先週のレスナーの暴挙を批判すると、それを見て笑っていたRAWコミッショナー補佐のバロン・コービンに詰め寄った。するとカート・アングルGMはコービンとレインズのシングル戦を決定。レインズはスーパーマンパンチで先制してコービンを攻め立てたが、コービンが試合放棄してバックステージに戻ろうとすると、突如因縁のフィン・ベイラーが登場。それに戸惑うコービンの隙を突いてレインズがスーパーマンパンチで沈めると、さらにスピアーを炸裂させてコービンに勝利した。この勝利に拍手を送ったベイラーは続けてリングに上がるとコービンにジョン・ウー、クー・デ・グラを叩き込んで先週失神されられた仕返しを果たした。

◆PPVを前にオーエンズとストローマンの遺恨激化

 特設ステージでケビン・オーエンズ・ショーが始まると、オーエンズはゲストとしてジンダー・マハルとスニル・シンを迎え入れた。マハルに感謝を伝えたオーエンズはPPV『サマースラム』の対戦相手ブラウン・ストローマンに触れ「奴はモンスターだ。でもあいつを倒してブリーフケースを奪ったら、ユニバーサル王座も取り戻してやる」と宣戦布告した。さらにオーエンズはマハルにストローマンとの対戦を提案して勝手に呼び込むと、いきなり特設ステージが揺れ出し、ストローマンがステージをひっくり返して登場。リングでマハルと向かい合ったストローマンはマネー・イン・ザ・バンクのブリーフケースを盗んだオーエンズを追いかけて一発お見舞い。さらにブリーフケースでマハルも攻撃して反則判定となってしまう。試合にも敗れ、オーエンズとマハルも取り逃がしたストローマンはリングで激高。オーエンズはPPVを前にストローマンと遺恨を深める形となった。PPV「サマースラム」は日本時間8月20日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆“地球上で最も危険な女”ロンダがロウデビュー戦を激勝

“地球上で最も危険な女”ロンダ・ラウジーがRAWでデビュー戦としてアリシア・フォックスと対戦した。ロンダのセコンドにナタリア、アリシアにはPPV『サマースラム』の対戦相手アレクサ・ブリスが付く中、試合が始まるとレフリーの死角でアレクサの妨害を受けてアリシアに攻め立てられるロンダ。しかし、これで本気モードとなったロンダはアリシアを睨みつけるとパンチの連打からボディブロー、さらに一本背負い3発でアリシアを圧倒。さらにロンダはアレクサに「見ておけ」と言い放つと、見せつけるようにアリシアの腕を決めてRAWデビュー戦を勝利で飾った。試合後も隙を突いてアレクサに襲撃されたロンダだったが、一本背負いで撃退すると「タイトルは大切にしておけ。サマースラムは私のものだからな!」とアレクサに対して勝利宣言まで飛び出した。
 もっともロンダは初の全国(いや全世界)中継デビューに緊張しまくり。投げるスポットの一つでは、恐らくは予定したものを遂行できなかったと推定される。プロレスラーとしてまだまだグリーンなのは仕方がない。

■ WWE RAW
日時:2018年8月6日(現地時間)
会場:アメリカ・フロリダ州ジャクソンビル ベテランズ・メモリアル・アリーナ

<シングルマッチ>
○ロンダ・ラウジー
 腕十字
●アリシア・フォックス

<タッグマッチ>
○リブ・モーガン、サラ・ローガン
 ピンフォール
●サシャ・バンクス、ベイリー

<タッグマッチ>
-Bチーム
 ノーコンテスト
-リバイバル

<ハンディキャップマッチ>
○ドルフ・ジグラー、ドリュー・マッキンタイア
 ピンフォール
●セス・ロリンズ

<シングルマッチ>
○レーザー
 ピンフォール
●タイタス・オニール

<シングルマッチ>
○ボビー・ルード
 ピンフォール
●モジョ・ローリー

<シングルマッチ>
○ロマン・レインズ
 ピンフォール
●バロン・コービン