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7月26日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
今大会は、ウルティモ・ゲレーロ率いるロス・ゲレーロス・ラグネロスが、CMLLへの侵略軍シベル・ザ・メイン・マン(シベルネティコ)、チャーリー・ロックスター、ザ・クリス(エル・ソロ)と再戦を行った。共にルードであるが、CMLL軍対侵略軍という様相でこのカードは2018年7月20日に対戦しており、その時は、シベル軍がレフェリーの隙をついて反則のローブローでフォール勝ち。これに激怒したウルティモ・ゲレーロが再試合を要求し、それが通った形となった。試合は当然、入場と同時に襲いかかるシベル軍だったが、その勢いでエウフォリア、グラン・ゲレーロの覆面を剥ぎ取ってしまい反則負けとなった。そして二本目はゲレーロスの逆襲、最後はウルティモ・ゲレーロが、レフェリーの死角をついてロープを使ったフォールでシベルからフォール勝ち。ゲレーロスがストレートで勝利して雪辱を果たした。
セミファイナルでは、アトランティス、ボラドールJr.、ディアマンテ・アスールというCMLLのテクニコ正規軍が、制御不能集団ロス・インゴベルナブレスと対戦。試合はいつも通り、ロス軍が試合開始と同時に襲いかかり、三対一の状況にして、試合を有利に進めてまずは一本先取した。しかし、続く二本目はテクニコ軍の逆襲にあい、ボラドールJr.がアスールにやられたルーシュを丸めこんでフォールを奪いタイに持ち込んだ。そして三本目は、アトランティスが老獪にロス軍を同士討ちにさせ続け、場外でボラドールJr.がルーシュを攻撃している間に、アトランティスとアスールがロス軍からフォールを奪ってテクニコ軍が快勝した。
そして、因縁が勃発したカリスティコとバルバロ・カベルナリオがシングルマッチで激突。初代ミスティコであるカリスティコは絶対的なスターだが、これに、若手ルードのホープであるカベルナリオが噛みついたのだった。試合は、カベルナリオが覆面剥ぎなどラフ殺法で追い詰めたものの、最後はカリスティコのラ・ミスティカが極まり一本勝ちとなった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2018年7月22日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ
2-0
●シベル・ザ・メイン・マン、チャーリー・ロックスター、ザ・クリス
<6人タッグマッチ>
○アトランティス、ボラドールJr.、ディアマンテ・アスール
2-1
●ルーシュ、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リング
<シングルマッチ>
○カリスティコ
ラ・ミスティカ
●バルバロ・カベルナリオ