メインは不完全燃焼のドロー!〜11・15『Bigbang the future 其の15』

全試合終了後レフェリーに抗議する高瀬大樹

 谷山ジム主催のキックボクシングとエンターテイメントを融合させ、更なる高いステージを目指す「ビッグバン」のプレ大会とも言える『Bigbang the future 其の15』が東京・大森のゴールドジムサウス東京アネックスで開催された。
 メインには総合格闘技の実績とキャリア十分の高瀬大樹が昨年のIGFヘビー級MMAトーナメント準優勝、DEEPやアマチュア修斗で総合の実績を残し、打撃ではボクシングB-UPヘビー級王者にも輝いた酒井リョウと対戦したが、ヘビー級同士の激しい打撃戦はなく、両者手数は少なく酒井にはアグレッシブに欠けるとイエローカードが出たり、見せ場もなく3R終了で引分。
 試合後高瀬がレフェリーに対する抗議する場面もあり、後味の悪さが残った。 またビッグバンを主戦とするプロレス、キック、ボクシング、ボックスファイト、地下格闘技などの戦績を持つ異色選手・細井“ジャック・ダニエル”光世は1R偶然のローブローで悶絶。休憩をいれても回復できず反則勝ちと不完全燃焼の結果に終わった。

■ 『Bigbang the future 其の15』
日時 11月15日(日) 開始13:00 
会場 ゴールドジムサウス東京アネックス

<メインイベント第9試合 ヘビー級 ビッグバンルール 3分3R>
△高瀬大樹 (アイアムアイ)
 引分1-0
△酒井リョウ(パラエストラ松戸/2014IGFヘビー級MMAトーナメント準優勝、B-upヘビー級初代王者)
 
<第8試合 70㎏契約 ビッグバンルール 3分3R>
⚪︎前原親太郎(真樹ジムAICHI)
 判定3-0 ※前原は3Rにダウン1奪う
⚫︎魔破DATE(Team DATE)

<第7試合 78Kg契約ビッグバンルール3分3R>
⚪︎細井“ジャックダニエル”光世 (宝塾)
 1R反則 2分11秒 ※急所攻撃で回復出来なかった為
⚫︎岩田圭祐 (谷山ジム)

<第6試合 55kg契約ビッグバンルール 3分3R >
⚪︎小倉尚也(スクランブル渋谷)
 判定
⚫︎北斗 (MUSTANG)

<第5試合 55Kg級王座決定戦 ビッグバンキックルール1分30秒3R延長1R>
⚪︎山口道崇(鍛錬会/Bigbangアマチュア55Kg級1位)
 判定
⚫︎上田一哉(シーザージム渋谷/Bigbangアマチュア55Kg級2位)

<第4試合 50Kg級タイトルマッチ ビッグバンキックルール1分30秒3R>
△田丸辰(平井道場/Bigbangアマチュア50Kg級王者)
 引分
△太田一航(新興ムエタイジム/ Bigbangアマチュア50Kg級1位)

<第3試合 45Kg級タイトルマッチ ビッグバンキックルール1分30秒3R>
⚫︎鈴木太尊(谷山ジム小田原道場/ Bigbangアマチュア45Kg級王者)  
 判定
⚪︎梅本彪司(はまっこムエタイジム/ Bigbangアマチュア45Kg級1位)

<第2試合 女子40Kg級タイトルマッチ ビッグバンキックルール1分30秒3R>
⚪︎那須川梨々(TEAM TEPPEN/ Bigbangアマチュア女子40Kg級王者)
 判定
⚫︎星野楓(LEGENDジム/Bigbangアマチュア40Kg級1位)

<第1試合 31Kg級タイトルマッチ ビッグバンキックルール1分30秒3R>
⚪︎吉成士門(チューティンムエタイジム/Bigbangアマチュア31Kg級王者)
 判定
⚫︎浦田拓真(谷山ジム/元Bigbangアマチュア31Kg級1位)

【次回大会予定】12月6日(日)「Bigbang 統一への道 其の23」ディファ有明