稲垣收のマーク・ハント&ヨアンナ・イェンジェイチック インタビュー

(c)Zuffa, LLC

マーク・ハント 国際電話インタビュー
 11月15日にオーストラリア・メルボルンのエティハッド・スタジアムで7万人超の観客を集めて開催されるUFC193 in メルボルン。
 15年前、同地でK-1デビューし、翌年東京ドームでK-1王者となったマーク・ハントは、かつて“格闘技史上に残る激闘”を繰り広げた巨漢アントニオ・シウバと再戦する。
 試合直前のハントに国際電話で直撃取材した。

――お久しぶりです、ハントさん! 去年のUFC Japanの際にはインタビューありがとうございました!
「オ~、久しぶりだね、シュウ! (日本語で)ゲンキ?」
――はい、元気です! 調子はどうですか?
「最高さ。トレーニング・キャンプもうまく行って、ケガも全くないしね。」
――それはよかったです。減量もうまく行った?
「うん、今回は大して減量も必要なかったんだ。」
――そうですか。トレーニング・キャンプは、例によって、タイのプーケット島にあるAKAタイランド(今年引退した、元UFCファイターのマイク・スウィックのジム)で、ですか?
「ああ、そうさ。AKAタイランドでマイク・スウィックや他の選手たちと、凄くハードに練習してきたぜ。とてもいい練習ができたよ。」
――タイ人のムエタイ選手ともスパーしたり?
「いやいや、タイ人は俺みたいにデカイ選手はいないから、もっと大きな選手と練習してるんだ。ハードでシンドかったけど、もう練習もほぼ終わったし、後は微調整して試合するだけだ。」
――そうですか。ところで、実は僕も8月にプーケット島に行ってたんですよ。で、AKAタイランドに行こうと思って電話したら、ちょうどあなたがオーストラリアに向かって発ってしまった後で……。

続きはこちらに収録されています。

151113wf010chirashi週刊ファイト11月19日号潮崎豪ノア終焉存続1.4新日真琴UFCヨアンナMハント中国遠征記

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 ポーランド人初のUFC王者、ヨアンナ・イェンジェイチック。
 アーネスト・ホーストの弟子の元キック世界王者ヨアンナは、カーラ・エスパルザを倒し、UFC女子ストロー級で2代目の王者となった。
 この日曜、11月15日にオーストラリアのメルボルンで開催されるUFC史上最多観客動員となる7万人超の大会、UFC193のセミファイナルで、カナダのヴァレリー・レトゥルノーを相手に2度目の防衛戦を行なうヨアンナに、国際電話で直撃インタビューした!

――ジェーニ・ドブリィ(ポーランド語で「こんにちは」)、ヨアンナ!
「ジェーニ・ドブリィ! わあ、ポーランド語、知ってるの?」
――挨拶だけは(笑)……昔、ポーランドに2度ほど行ったことがあるんで。
「へえ~、どの街に?」
――ワルシャワと古都クラコフです。
「ワルシャワは私の国の首都よ。きれいだったでしょ? でもクラコフはもっと、きれいな街よね!」
――はい、すごく美しかったです! それに、ポーランドの人たちも、とてもフレンドリーで気さくで、親日家が多いし、大好きですよ。」
「ありがとう! でも、私のホームタウンのオルスティンには来てないの?」
――はい、まだですね。でもそのうち、ヨアンナさんに会いに行きたいです。
「嬉しいことを言ってくれるわね。気に入ったわ! ぜひ来てちょうだい! 私も日本に行ったことがあるわよ。」
――はい、キックボクシングの試合で、ですよね? 12年11月の大石綾乃戦と、13年2月のAZUMA戦、どちらも判定勝ちでしたね。
「よく知ってるわね! でも、それだけじゃなくて、タカコ・ササキ(佐々木仁子、チームドラゴン)ともやってるわよ(*09年12月、判定勝利し、初代WJC世界フェザー級王座獲得)。あれは、私がした試合の中で、一番重い体重の試合だったんじゃないかな? 日本には全部で5回は行ったわね。試合以外でも行ってるから。アーネスト(・ホースト)の試合の応援にも行ったし。」
――K-1ワールドGPを4度制覇したホーストさんが、ヨアンナさんの元々の師匠ですもんね。僕は昔、ホーストさんにも何度もインタビューしましたよ。しかしヨアンナさんも来日5回ですか、凄いですね! 日本の印象は?

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