クイントン”ランペイジ”ジャクソン、ベラトール提訴で4・25UFC出場不可に!WWEスマックダウン2016年からUSAネットワークに移動

 訴訟大国の米国から、格闘技界のビッグニュースが飛び込んできた。週刊マット界舞台裏3月12日海外情報局でお伝えした通り、ベラトールがクイントン”ランペイジ”ジャクソンを契約違反で提訴した件で、現地時間4月25日に予定される『UFC 186』にランペイジが出場できなくなった。年齢を考えると、ランペイジはかなり四面楚歌の状況に陥ったと目されている。
120226UFC11.jpg
150408UFC186Horiguchi0425(C) Photo Courtesy of UFC
 この『UFC 186』は、すでに呪われた大会となっており、UFCバンタム級チャンピオンのTJディラショーが負傷欠場。よって、堀口恭司vs.デメトリアス・ジョンソンのUFCフライ級タイトルマッチのみがメインになってしまい、2週間の間になにか目玉カードが追加できるのか否か。できなければ、数字的にはかなり悲惨な大会に陥る様相となった。
150408WWEsmackdown(C)2015 WWE, Inc. All rights reserved.
 また、同じ時刻に、WWEの現地時間木曜夜の定番『スマックダウン』が、Syfyチャンネルから、『RAW』と同じUSAネットワーク(チェンネル名)に移動することも発表された。生中継のRAWに対して、火曜夜の収録を木曜に放送するスマックダウンは、どうしてもBリーグのような印象を与えてしまい、以前は対等な2リーグ制、世界王座も2本としていたが、現在は統一王座となっている。この移行によってどのような変化がもたらされるのか注目だ。

wkbutaiura091MixCoverマット界舞台裏4月9日号レッスルマニア現地取材殿堂内側記スターダム安川宝城W-1鈴木KAI