長島☆自演乙☆雄一郎 事前インタビュー『自演乙とKOはセットである』
–今日、練習を風景を取材させて頂きましたが正道会館などで出稽古とこの魁塾での練習という感じですか？
長島 そうですね。出稽古の方が多いかなという感じですね。
–以前は東京のシルバーウルフで練習してましたが、いつ頃から拠点を関西に移したのですか？
長島 1月頭ぐらいですね。自宅も全部こっちに移しました。いずれは自分のジムをこっちでやりたかったのと、一番は占い師に言われたからっすね。
占い師と言うか、人を見るという人がいて、あなたは東京に住むべきでは無いと。活躍する舞台にするべきだと言われまして（笑）
それが一番強いかなと。自分でもなんとなく思ってましたしね。K-1で優勝してからモチベーションが上がって無くて。東京にいたほうが良いとは 思ったんですけど…
まぁ、大阪に帰っても何か出来るかなと思ってたのがちょうどあったんですよ。
で、そこに占い師登場ですよ！占ってもらって2、3週間して大阪に家を探しに帰ってきてましたね！今のところ帰って良かったです。
–K-1が低迷してから一時期試合から遠ざかっていましたが、去年あたりから試合を定期的にし始めましたね。最近はご自身の中でモチベーション は？
長島 正直、モチベーションは高くなかったです。自分がこれ出たいって大会が無かったんで。そう言うモチベーションが無かったっていうのもあっ て、よそ見ばっかしてたんです。まぁでも最近ちょっと目標が見つかったんで。
–その目標とは？
長島 RISEのウェルター級のベルトです！
–今までで一番軽い階級ですか？
長島 そうですね、68kgまでは契約体重でやったことありますけど。67.5kgは小学校の時以来ですね！
–小学校以来！？
長島 小6とかですよ。中1で70kgぐらいありましたね。ぶよぶよの。アンコ型です。
–その時は格闘技はされてましたか？
長島 柔道やってました。柔道のデビュー戦が72kg以下級やったんでよく覚えてるんですよね。
–
-ではそれ以来の体重と？
長島 そうですね。最軽量ですね。
–今日の練習を見ても順調に落としているように見えましたが、減量はどうですか？
長島 そうですね、順調に落ちるかなと思います。意外に。どっかで疲れがくるかなと思ったんですけど、順調です。
–話が戻りますが、先ほど言われたRISEのウェルター級のベルトが目標とおっしゃてました。
長島 元々、70kgは骨格的には大きいかなというのがあったんですよ。でもK-1が70kgしか無くて、みんな無理やり上げたり、落としたりっ て状況だったじゃないですか？
それが無くなって、みんな適正階級に戻しつつあると。その中で、自分も67.5kgだったら正直落とせるんじゃないかなと。で、どれだけ動けるん だろうと。
自分のパフォーマンスがさらに高まる可能性もあるという希望的観測のもと、ウェルター級に落としてみようという決断に至りましたね。
–RISEがウェルター級を動き出した時に蹴拳で試合をした時、RISEのベルトを取りにいこうとおっしゃってましたね。
長島 そうですね。ものすごい興味があって、チャレンジしたいなって気持ちでしたね。
何よりねぇ、RISEのベルトかっこいいんですよ。超かっこいいんです。だから絶対欲しいんですよ。一時期、RISE出たかったけど縁が無かった 時期もあったんで。K-1出る前から出たかったですよ、MARSの時から出たかったんです実は。交わりそうで交わらなかったっていう。
–そうなんですね、何か思い出しました（笑）ではそのRISE初参戦でウェルター級で初の試合。今回の相手が現在チャンピオンのダニロ選手と王 座決定戦で争った渡部選手ですが印象は？
長島 んー、黒くて怖そうなイメージですね（笑）。ファイトスタイルは…、ハイキックがある人って言うイメージですね。
–お聞きする感じだと、長島選手の中ではそこまで脅威と思ってない？
長島 いや、けどまぁ新設階級ですし、僕の中で初めての階級で、階級としては向こうの方が先輩なんで、自分は受けて立つって気持ちでは無く、挑戦 ではないですけど、挑戦者の気持ちです。
–相手の渡部選手にも自演乙選手の印象を聞いたんですけど、K-1のチャンピオンになって強いのは分かってるけど、まぁパンチだけだと。
長島 正解！正解だ（笑）
–で、自演砲ってなんだ？と。どれが自演砲か分からね～と。
長島 そんなん教えるわけ無いやろ！企業秘密や！どれかわからないまま倒れとけばいいんですよ。んなもん種明かしたらあきまへんやん！商売あがっ たりですわ！
–当たって倒れたら、それが自演砲だと？
長島 そーそー！上手いこと言いますねー！
–あと自演乙選手と言ったら入場ですが、今回のイメージは？
長島 今回はアラフォー以上を対象にしてみました！だいぶ、ジャンルっていうのを変えてみました。初のスポ魂モノになるんじゃないですか？
今回は疎い人でも絶対わかりますよ。たぶん、失笑しますよ。爆笑はしない。絶対しない。失笑して、うわーやっちゃったみたいな感じです。
–で、そこから試合で盛り上げると？
長島 そうですね！そこで試合も盛り下がったら、何しに来たのってなるんで。大阪からすべりに行くわけにはいかないんで。
–そう言えば一昨年末のGLORYでコスプレで同時入場の時はかわいそうでしたね。
長島 『同時入場！？』って嫌でしたね。僕、あの時のコスプレが変態仮面でしたからね！
–ただ、リングサイドや控室の外国人選手には大ウケでしたね。
長島 そうですね！そう言うウケ大事でしょ！これが日本だ！と。
–そうですか（笑）では今大会、RISE99ですが、次回は記念すべき100回興行です。今回勝ってアピールしたいですよね？
長島 そうですね！大会場、ビッグマッチですからね。出たいですよね。出る為に何をするかっていうと、失笑をとればいいんですよ！お笑い枠でお願 いします！
–お笑い枠ですか（笑）では最後に意気込みをお願いします！
長島 僕は結構KOを売りにしてるんですけど、2010年からKOが無いので、今回久しぶりにKOでしっかり勝って、『自演乙ここにあり！そして 自演乙とKOはセットである』というのをしっかりアピールしていきたいなと思います。RISEファンが僕の事を忘れられないような試合をするので よろしくお願いします！
渡部太基 事前インタビュー『K-1王者を一般人の俺が倒す』
–今年、RISEは初戦となりますが、昨年末のタイトルマッチは激闘の末、悔しい思いをしたと思います。その時の試合を振り返っていかがです か？
渡部 いやー、きつかったっすね。試合中にアバラも折れたんすけど。すげえキツかったっすよ。疲れたし、相手も強かったです。
–ただ好勝負って周りからの評価は高かったのではないですか？
渡部 そうっすね。でも4ラウンド目ぐらいまではトントンで、ラストなんで行かねえんだよっていうのはありましたよね。面白かったって言ってくれ る人は多かったっすね。
—そして今回の相手が初参戦の長島☆自演乙☆雄一郎選手です。去年からRISEウェルター級へ参戦表明をしていて、今回いきなり渡部選手との 試合となりました。
渡部 いつかやると思ってたんすけど、このタイミングで来て、知名度もあるし実績もあるしすごい強い選手だとは思いますね。
–相手は70kg級から階級を落としてきます。相手の大きさは気になりますか？
渡部 いや、別に気になんないですね。同じ体重でやるんで結局は。過去にも70kgの選手ともやったことありますからね。日本人だし、そんな気に なんないっす。
–自分の中で長島選手との相性はどうですか？
渡部 結構パンチは強いって話は聞くんで、打ち合ったら面白いのかなって。噛み合うんじゃないっすかね。何でしたっけ？自演砲でしたっけ？なん か、まぁ良く分んないっすけど。どれが自演砲なのか。
–渡部選手にその自演砲は効きますか？
渡部 俺打たれ強いんで。俺に効いたら強いんじゃないっすか？
–今回の試合のテーマは？
渡部 やっぱ相手が名前あるし、K-1王者を一般人の俺が倒したら面白いかなって。
–一般人!?
渡部 はい、一般人なんで（笑）
–相手はコスプレで入場する事が予想されますが？
渡部 俺もコスプレで入場した方がいいっすかね？ちょっと短めにしてもらいたいっすね。個々のキャラクターがあって良いんじゃないすか？コスプレ に興味は無いっす。
–興味は長島選手との試合だけと？
渡部 そうですね。
–では最後に意気込みをお願いします。
渡部 自演乙とやんのも自演砲も楽しみなんで。楽しみにしてて下さい。
大会概要・対戦カードはこちら
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