新日戦略/WWEネットワーク100万件/UFCアンデウソン復帰/豪華!巌流島/RISE清水/修斗宇野完敗~マット界舞台裏2月5日号

 マット界の全体像をGlobal Standardで検証するなら、WWEネットワークが100万件突破を発表した特大ニュースが今週最大の事件としないわけにはいかない。世間一般向けのスポーツ紙報道だと、シュワちゃんがWWE殿堂入りの方が絵になるネタだろうが、マイク・タイソンとは違って、正直シュワちゃんはWWEに顔見世したことはあるにせよ、特に貢献なんかしてないのが実情である。裏事情をバラせば、最高責任者トリプルHがシュワちゃん主催の殿堂入りを果たしたので、見返りにWWEでも表彰しただけなのだ。
 問題はWWEの日本語サイトに行くと、シュワちゃんニュースは翻訳もされているが、我が国で解禁されてない「WWEネットワークの快挙」は、なかったことにされている。
 まして、WWEネットワークの話題を踏まえることは、実は新日本プロレスの成長戦略を吟味することに直結してくる。今年に入ってからの最大の話題であるノアとの提携も、すべての点と線が繋がることになろう。これらの話題を、きっちり検証するのが本誌の役目ということになる。

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150125Ganryujimaコンバット・サンボ、中国武術、カポエイラ世界王者参戦!ミノワマンと渡辺一久も!!2・28巌流島・第1回大会出場選手決定
 谷川貞治氏の連載『プチ格闘技通信』は、遂にルールと参戦選手が発表され、大きな話題を呼んでいる巌流島プロジェクトについてだ。コンバット・サンボの世界王者カーメン・ゲオルギエフや、カポエイラのキックで20秒KO勝ちした動画が世界中で話題になったマーカス・レロ・アウレリオ(柔術家でMMAでも活躍するアウレリオとは同姓同名の別人)から日本のミノワマンまで、夢が溢れるメンバーが集結。どうせ無名の軽量級日本選手ばかりだろうという予想を覆す豪華版になっている。
 なぜ、ここまで力を入れたのかというと現在の日本格闘技界の抱える大きな問題にメスを入れる為だったのだ! ファンが本当に見たいものとは何か? 谷川貞治を信じろ!

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 UFC、WOWOW実況解説者の稲垣收記者が13ヶ月ぶりの復帰戦を行うアンデウソン・シウバを徹底的に解説。日本に入ってくるUFCの情報の全てを握っている稲垣記者だけに、アンデウソン・シウバ、そして対戦相手のニック・ディアスが、どのようにして、この戦いに挑むのかを完全に抑えている。まさに格闘技ファン垂涎のみどころ分析情報だ。

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150124Rise9A150130wb082riseメインでは桜木裕司が清水賢吾に壮絶に散った。セミ(下右)ではHidekiが復帰戦の菅原勇介に減点差勝利。

 今週号の現場レポートは格闘技特集。日本格闘技界のキックとMMA2団体の後楽園ホール大会を特集している。1月24日、後楽園ホールにて『RISE103』では、我らが桜木裕司がいきなりメインに登場。敗れたものの、重量級らしい迫力満点な試合を行った。この貴重な大会を全試合、豊富な写真で徹底的に記事にしている。

150125ST9B6連勝中だった宇野薫が、マッハ道場の中村好史に完敗~1・25修斗開幕戦は世代交代から
 MMAは1・25修斗開幕戦だ。かつての日本の格闘技黄金時代から現役である宇野薫が環太平洋王座決定戦に挑戦。そして、その衝撃の結果は?こちらも豊富な写真で振り返った。
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