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2007年09月 アーカイブ

2007年09月04日

プロレス月刊誌戦争、いよいよ明日ゴング-「週刊マット界舞台裏」-

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GK派の『Gリング』             ドクトル・ルチャ派の『Gスピリット』

 これはやはりプロレスファンにとっては朗報なのでしょう。今年3月、惜しまれながら休刊した『週刊ゴング』が月刊誌に形を変えて還ってきました。
 あす9月5日、GKこと金沢克彦編集長の『Gリング』とドクトル・ルチャこと清水勉編集長の『Gスピリット』が同時に創刊されます。同じ『週刊ゴング』のDNAを受け継いだスタッフが、運命のいたずらか、2つに分かれて同じプロレス・格闘技を扱う月刊誌を作り、書店で、インターネットの世界で、し烈な販売競争を繰り広げることになったのです。
 『週刊ゴングの後継者争い』でもあるし烈な闘い、当事者である編集者・ライターの皆さんには厳しいものではありますが、低迷するプロレス界にとってはまさに干天の慈雨。どちらも頑張って、『ゴングの遺伝子』を次世代に残すべく頑張って欲しいと思います。

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 もちろん、我が「週刊マット界舞台裏」の井上譲二もこの月刊誌戦争にはライターとして参加しています(どちらの雑誌に執筆しているかは本文でお確かめ下さい)。しかし、「週刊ファイト」を永年発行し続けてきた元編集長として今回の"戦争"には黙っていられませんでした。どちらにも生き残ってもらいたい、プロレス人気を盛り上げと欲しい、そう願うがゆえの苦言。ベテラン編集長はこの「月刊誌戦争」をどう見ているのか、ぜひ本作品をお買い上げの上、あなたの目でお確かめ下さい!


 「週刊マット界舞台裏9月11日号」はこちらでお買い求め下さい!

PS) 来週の「週刊マット界舞台裏」はIGF名古屋大会を大特集。猪木の遺伝子は再び狂気を孕んで爆発するのか? 「赤パンツ」田村潔司はモンターニャ・シウバとどう闘うのか? 「放浪の旅」2戦目の"モンスター・セレブ"小川直也は? 会場の雰囲気をそのまま活写する井上譲二のペンにご期待下さい!

2007年09月05日

9月23日 第7回“フタ・ミ塾”は“女子キック8冠王”早千予が来襲

 キックボクシング世界8冠王者にして、ボクシング・ムエタイを合わせれば10冠チャンピオンの鬼姫・早千予が、第7回“フタ・ミ塾”のゲストとして9月23日夜8時からトークライブを行う。4階級制覇の実績がありながら、知れらざる経歴を振り返り本人が引退の真実や秘話を公開するという。
 10月8日「T−1グランプリ」新宿Face大会まで残り1ヶ月。どんな過激トークが飛び出すのか、参加者だけが体感できるのが“フタ・ミ塾”なので、このチェンスを見逃すことなかれ。

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【概要】
イベント名:ガチトーク “フタ・ミ塾”vol.7 “女子キック8冠王”早千予×T−1二見社長
日時:9月23日(祝)開場:19:40 開演:20:00
場所:UGP東京本社(JR水道橋駅西口&東口下車徒歩3分)
東京都千代田区三崎町2−7−10帝都三崎町ビル4階会議室(1階がam Pm) 
UGPホームページ

【チケット料金表】絶賛発売中!
会員:前売り券 1839円 当日券 2000円
※ 随時会員を募集中!
第1回&第2回「T-1GP」DVD購入者の方に、会員証を発行しています。
一般:前売り券 2300円 当日券 2500円

主催&チケット販売所:チケット&トラベルT−1(東京・水道橋) 
移転先新住所:東京都千代田区三崎町2-6-7グリーンビル202号
問い合わせ:03−5275−2778

2007年09月06日

北岡、前田、川村が揃って激勝! パンクラス「カール・ゴッチ追悼」大会

 勝利を告げられた途端、北岡悟は号泣した。苦戦の末の辛勝だった。ジャッジの一人は28-30で未知数だったジェイソン・パラチオスに勝ちをつけた。1Rの開始早々、パラチオスの右ストレートが北岡の左目下を直撃。顔面はあっと言う間に腫れ上がり、左目がふさがったまま残りを闘い抜いた。グランドでは何度もヒールやアキレスを取りに行ったし、大方は上のポジションを維持していた。
 試合後のインタビューでは、最初に読み上げられたジャッジが相手選手につけた際も、自分を信じていたと胸を張った。それでも「これまでで一番苦しい試合だった」と告白している。「自分が主役だからこそがんばれた」とも漏らした。メインをつとめることは特別なことであった。

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写真上段:左目下を大きく腫らし出血したまま闘う北岡  下段:「泣け! 泣け! 泣け!」

 HERO’Sのリングで、大晦日での7年ぶりの現役復帰宣言した船木誠勝に噛みついた。勝利が告げられると、涙が止まらなかった。マイクを握り、あらためて「船木さんに憧れてパンクラスに入門した」と述べた。すべてはパンクラスを愛するがゆえの挑発だった。

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写真:受付にはゴッチ氏追悼のメッセージを募集 所属全選手による黙祷から試合開始

 この日は、パンクラスの名付け親カール・ゴッチ氏の追悼興行であり、現時点でのオールスター興行でもあった。新エースの川村亮は、1R96秒後にフックを命中させ、グランド状態の相手・米国のジャーミー・フレッチャーに蹴りを見舞ってKO。稲垣組の前田吉朗は、BodogFightの刺客ジョニー・フラッシュと一進一退のハラハラさせる面白い攻防から抜けだし、左ミドルキックをレバーにぶち込んで接戦を制した。
 海の向こうでは、UFCのダナ・ホワイト社長が記者の質問に答えて、事実上のPRIDE再開ギブアップ宣言をしたばかりのタイミングでの開催となった。川村、前田、北岡が揃って勝利、パンクラス本隊の存在感を示している。
 北岡は試合後のインタビューで、「英会話とヒジ打ちの練習をしている」とUFC出陣を示唆。総合格闘技は死んではいない。ファンは満ち足りた表情で後楽園ホールを後にした。

2007年09月10日

J−Girls女子キック「十六夜祭り」は札止め超満員の盛況

 女子キックのJ−Girlsが9日、新宿Faceにて「十六夜祭り」を開催。立ち見客で溢れかえる会場を大いに賑わせた。

 メインイベントには保険体育の非常勤講師を務める田島はるが、浪速の女子高生ファイターMaiを迎撃。突進攻撃を身長差でかわしつつ、巧みなフットワークの防御で練習の成果を披露。同僚の先生たちと大勢のファンの声援を受け見事勝利を飾った。試合後のインタビューでは「パワー不足が課題」と反省しつつ、「テクニシャンとしての進化を目指す」という。

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ミニフライ級 ニューヒロイントーナメント 決勝戦
田嶋はる(アクティブJ)判定3-0 Mai(健心塾/ニュージャパンキックボクシング連盟)

 セミファイナルはビジュアル・ファイター同士の再戦となったが、前回集中力を欠いて星を落とした谷山ジムのムエタイ戦士・古谷あさみが、”闘うナース”山口貴子にリベンジ成功。試合後の控え室で山口は、TARGET-Zの伊藤隆コーチに「勝とうとする意欲が見られなかった」と諭され、辺りはばからず号泣していた。

 この日は「日韓3対3の対抗戦」も組まれ一勝一敗一分けの結果に。チャクリキジムから独立してフリーになった岡田敦子の復帰戦だが、若干16歳にしてデビュー戦だという韓国のジャン・ウンジョンが未曾有のスタミナでベテランを翻弄。引き分けに持ち込んだ。元女子レポーターという経歴がクローズアップされる”剣華姫”こと岡田だが、再デビュー戦を飾れなかった。
 J-GIRLSフェザー級王者の佐々木仁子は、チームドラゴンの看板を背負って韓国のザン・ヨンエにつけいる隙を作らず、小刻みな回転のパンチで次々にダウンを奪い、2R1分10秒にKO勝利をモノにしている。

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前原あい 佐々木仁子の笑顔 ビジュアル・クイーン正木純子はモデルにしてムエタイ志向

 場内を沸かせたのは”ヤンキー上等”こと三上麗子(谷山ジム)と、広島でキックボクシングのコーチをしているというアサミの一戦だ。アマキックの大会ではMVPを獲得しているアサミには、大挙して応援団が駆けつけていたこともあり、その教科書通りの首相撲からの膝蹴りに会場内が盛り上がった。ただし、パンチの破壊力は三上のほうが数段重い。1R開始早々に文字通りアサミの出鼻をくじいて出血させて以来、試合の主導権は終始三上が握っており、膝の防御に課題が残ったものの辛くも逃げ切った。三上はプロ・デビュー戦ということで固くなった嫌いがある。

 この日は5時半からアマチュア大会も8試合組まれ、メインイベントには、ヘッドギアなしのAリーグ・ルールで中学生ファイターの陣内まどかが出陣。清水瑠美に勝利している。次回は11月4日のディファ有明大会だ。

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パワーファイター三上麗子 韓流3選手 集中力に勝った古谷あさみ 中学生・陣内まどか

2007年09月11日

バックステージでバックランドと再会 -「週刊マット界舞台裏」-

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 永らく「週刊ファイト」の編集長を務めてきた井上譲二氏。プロレス界初のトップ記者としての活躍、辣腕ぶりは全てのファンや関係者が知っていますが、氏のプロレス記者の原点となったのが1970年代のニューヨーク特派員生活。以来の友人であるボブ・バックランド氏が先日、イノキ・ゲノム・フェデレーション9・8名古屋大会にゲストとして来日、井上氏と久し振りに再会し旧交を温めました。方やリングの上から、方やメディアの発行人としてプロレス業界を支えてきたレジェンド2人。どういう会話が交わされたのでしょうか?


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 バックランド氏がゲスト出演したIGF第2弾。今週の「マット界舞台裏」はそのIGFを総力特集。なんとまるごと1冊、IGFの興行レポートをお送りします。リングの上で行われたレスラー・格闘家の闘いだけではなく、大会前日まで精力的に動き回ったアントニオ猪木の闘いぶりについても言及。「今やIGFこそが日本唯一のメジャー団体だ!」と断言する理由について、熱ーく語っています。是非お読み下さい。

07年9月18日号

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 これまで語られることのなかった「週刊ファイト」苦闘の歴史、そしてI編集長こと井上義啓氏の真実についてもっとも身近で見守り続けてきた井上譲二氏が語り下ろした渾身の1冊。インタビュアーはあのターザン山本!氏。なお、「週刊ゴング」休刊の裏事情についてはGKこと金沢克彦氏が語っています。

 「週刊ゴング、ファイト」を殺したのは誰だ! お問い合わせは http://www.toho-pub.com/ までどうぞ!

2007年09月12日

第30回プロレス文化研究会のお知らせ テーマは「アントニオ猪木」という現象

 既に何度か取り上げさせていただいているプロレス文化研究会の正式な日取りが決まったのでお伝えさせていただく。
 10月27日(土)午後2時から5時まで。場所は京都市中京区三条御幸町三条ありもとビル2階「ル・グラン・ジャズ」(地下鉄東西線京都市役所前駅下車徒歩5分もしくは京阪三条駅下車徒歩5分)TEL075−211−5800(研究会の内容の問い合わせは不可)
入場無料、カンパ歓迎。(会場内への飲食物の持ち込みは禁止です)

善くも悪くもプロレスの象徴と言える燃える闘魂アントニオ猪木
好きな人も嫌いな人も奮ってご参加ください。

2007年09月30日

10・8興行戦争は新日両国国技館対T-1グランプリ新宿Face大会が衝突!!

 T-1グランプリ10・8新宿Face大会のカードが発表された。女子プロレスの破壊と創造を掲げるT-1二見社長は、男一匹が混じるという世界初の女子プロ6人タッグでメインに選手として参戦。T−1マスク2号、元クラッシュ・ジュニア桜井亜矢と組んで、因縁の堀田祐美子、シャーク土屋、AtoZ最後の新人・水沼美加組と対戦する。同日の両国国技館では、新日本プロレスが主催興行。G1クライマックス覇者の棚橋弘至がIWGP王者・永田裕志と激突する秋の大一番と興行がバッティングするが、T-1二見社長は記者会見でも老舗の新日本の迷走ぶりを断罪、興行戦争の勝利を宣言した。
 セミファイナルには最強師弟タッグとして、バトラーツ道場から続く異色の石川雄規&篠原光組が結成、自称・最弱コンビ(?)の菊タロー&佐野直組と対戦する。さらにはハッスルから、\(^o^)/チエが禁断のT-1グランプリに初参戦。またレフェリーは、野口大輔がつとめる。

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 【大会概要】
開催名:UGPプレゼンツ「T−1グランプリ」
〜レスラー二見社長が堀田祐美子と初対決〜
日時:2007年10月8日(祝)
開場/18:00 開始/18:39※イッパイ・サンキュー!
会場:東京・新宿FACE

参戦選手:二見社長(T−1代表取締役)、T−1マスク2号(Team T−1 )、桜井亜矢(元クラッシュジュニア)、堀田祐美子、シャーク土屋、水沼美加、石川雄規(バトラーツ)、篠原光(チーム南部)、菊タロー、佐野 直(静岡プロレス)、“ナスティ”ブラックパンサー、UGPマスク、怨霊(666)、\(^o^)/チエ(ハッスルエンターテインメント)

【前売りチケット料金表】 ※当日券は500円UP (入場時にドリンク代として別途¥500必要)
トップワンシート(最前列)        ¥6000
UGPカウンターシート(カウンター席)  ¥5500
リアルフタ・ミシート(2、3列)      ¥4500
FHクラッシュシート(4〜7列)      ¥3500
T−1プライスシート(8〜10列)     ¥3000

【お問い合わせ】
03−5275−2778 チケット&トラベルT−1(東京・水道橋)

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