BRAVE Combat Federationは、9月5日(土)、クロアチアを象徴する歴史的建造物プーラ・アリーナで「BRAVE CF 108」を開催し、ヨーロッパ屈指の歴史を持つ舞台を現代MMAのステージへと変える。
バーレーンを拠点とするBRAVE CFにとって、今回の大会は単なる国際大会の開催地追加ではない。建築、歴史、そしてスペクタクルが融合する場所へトップレベルの格闘技を持ち込むという、同団体独自の取り組みの延長線上にある。
ローマ帝国の最盛期に建造されたプーラ・アリーナは、かつて剣闘士による戦いや大規模な市民集会の舞台となった。石灰岩で造られたその建造物は何世紀にもわたって姿を残し、古代ローマ時代の円形闘技場として現在も非常に良好な状態で保存されている。
その歴史的な壁に囲まれた舞台で、今度は現代のルールに基づくMMAが行われる。古代世界の壮大さを今なお伝える場所で、新世代のファイターたちが戦いを繰り広げることになる。
BRAVE CFのモハメド・シャヒド会長は次のように語った。
「BRAVE CFをプーラ・アリーナに開催できることは、非常に光栄なことです。この古代の円形闘技場は時代の試練に耐えてきました。その壁の内側で現代の格闘技イベントを開催できることは、クロアチアの人々と共有できる大きな名誉です」

歴史的な舞台にふさわしく、ケージ内でも注目の対戦が用意される。
メインイベントでは、地元の英雄アンディ“ハイライト・マシーン”・ヴルタチッチが、フランスのソフィアン・ブアフィアとミドル級3Rで対戦する。
さらに、フィリピンのスーパースタースティーブン“ザ・スナイパー”・ローマンと、ジョージアの新鋭ラシャ・アブラミシビリが激突。勝者には、空位となっているBRAVE CFバンタム級世界王座への挑戦権を争う機会が与えられる可能性がある。
歴史的建造物を舞台にしてきたBRAVE CF
プーラ・アリーナの選択は、BRAVE CFがこれまで世界各地の特徴的な場所を舞台にしてきた流れを受けたものでもある。
バーレーンでは2021年、15世紀のポルトガル統治時代に建造された日干しレンガ造りのアラード砦が、「Return to Kombat Kingdom」シリーズの野外会場となった。
同年3月から4月にかけて4大会が連続して開催され、BRAVE CFにとって世界規模での節目となる50回目の大会へとつながった。
その後、このコンセプトは海外にも広がった。
2022年6月のBRAVE CF 59では、ウズベキスタンのブハラ・アンフィシアターが舞台となり、型にはまらない大会会場へのBRAVE CFの積極的な姿勢を改めて示した。
そして今回、プーラ・アリーナがその歴史に加わることになる。
BRAVE CFにとって、こうした取り組みは単に壮大な景観を利用するだけではない。
開催国それぞれの文化的アイデンティティとスポーツを結びつけ、その土地の歴史や文化そのものを世界中の視聴者が楽しめる国際的なMMA体験の一部にすることを目指している。

シャヒド会長はこう語った。
「今年9月に待っているものは、私たちのビジョンをさらに高いレベルへと引き上げるでしょう。地域の新たな国々へと進出を続ける中で、世界のMMAコミュニティに忘れられない瞬間を届けることを目指しています」
こうした野心は、BRAVE CFの急速な成長とともに歩んできた。
10年足らずの間にBRAVE CFは、ヨーロッパMMA市場で最大のシェアを築くとともに、世界38カ国へと活動を広げてきた。
今回、クロアチアはBRAVE CFを開催するヨーロッパ18カ国目、世界全体では39カ国目となる。
バーレーンの何世紀も前に築かれた要塞から、ウズベキスタンの円形劇場、そしてアドリア海を望むローマ時代の歴史的建造物まで――BRAVE CFは、大規模なMMAイベントが開催される場所について、従来の常識に挑み続けている。
9月5日、プーラ・アリーナは過去を振り返るだけの場所ではない。
格闘技の歴史に新たな1ページを刻む舞台となる。