FIMMA(国際総合格闘技連盟)発足!ギリシャ・アテネにて正式に設立

Federation of International Mixed Martial Arts(FIMMA)設立
国際総合格闘技の新たな競技統括団体が発足

 2025年12月28日、一般社団法人ジャパンAMMA協会より、国際総合格闘技の新たな競技統括団体Federation of International Mixed Martial Arts(FIMMA=国際総合格闘技連盟)の設立が発表された。

 本団体は、ジャパンAMMA協会が加盟するAsian Mixed Martial Arts Association(AMMA)のルールを採用する国際競技統括団体として、2025年12月3日、ギリシャ・アテネにて正式に設立されたものである。

FIMMA設立概要

団体名称:
Federation of International Mixed Martial Arts
(FIMMA=国際総合格闘技連盟)

初代会長:
Gordon Tang(ゴードン・タン)
AMMA会長/アジアオリンピック評議会(OCA)副会長

共同設立者:
Isidoros Kouvelos(イシオドロス・クベロス)
ギリシャオリンピック委員会 会長

設立趣旨

 FIMMAは、MMAの統一されたグローバルガバナンスを提供し、オリンピック競技としての承認を目指して設立された。

 AMMAが確立してきた成功事例を基盤とし、選手の安全性、透明性のあるガバナンス、そして競技技術の卓越性をより重視していく。

 またFIMMAは、MMAとその選手の世界的な利益を守り、促進するという目的を共有するすべての組織と協力していく方針を掲げている。

設立総会と国際的な位置づけ

 設立総会には、世界約50カ国・地域からの代表者が、各国オリンピック委員会(NOC)および各国MMA連盟(NF)を通じて出席した。

 初代会長には、AMMA会長でもあるゴードン・タン氏が就任。
 2026年に開催される「第20回アジア競技大会(2026年・愛知/名古屋)」、および2025年に開催された「第3回アジア・ユース・ゲームズ(バーレーン)」など、アジアオリンピック評議会(OCA)主催大会においてMMAが競技採用される過程で、同氏の尽力が大きかったことは言うまでもない。

 アジア競技大会におけるMMA採用という実績を踏まえ、FIMMAは今後、各大陸のオリンピック委員会に対し、大陸競技大会でのMMA採用に向けた働きかけを進めていく予定である。
 最終的な目標は、夏季オリンピック競技としての正式採用である。

競技運営・安全対策について

 FIMMAは競技技術向上を目的とし、国際オリンピックアカデミー(IOA)との提携を発表。
 コーチおよび審判を対象とした包括的な育成プログラムを実施する。

 この取り組みは、競技全体の安全性向上を最優先とし、コーチング手法およびレフェリー技術の体系的向上を目指すものである。

 試合形式については、ケージやリングではなく、オープンフィールド(FOP=マット)を採用。
 あわせて、包括的な医療体制、アンチ・ドーピング対策、安全管理体制を整備していく方針である。

カリブ諸国オリンピック委員会協会/キース・ジョセフ会⻑
「FIMMA との協力、そしてカリブ諸国の総合競技大会に MMA が採用される日が来ることを楽しみにしています。私たちは MMA が将来パンアメリカン競技大会に採用され、⻄半球全体でその存在感をさらに高められることを共に願っています」

欧州オリンピック委員会/スパイロス・カプラロス会⻑
「MMA の普及と重要性がますます高まっている世界において、FIMMA がアスリートの福祉を守り、スポーツの価値を守り、コミュニティ全体における敬意、名誉、そして健全な統治を促進することを願っています」

【結果】

第20回アジア競技⼤会 総合格闘技(MMA) 第一次⽇本代表候補国内選考会
2025.12.21 SUN

●男子 トラディショナル 65 kg級 決勝
赤/村山 大介 MURAYAMA Daisuke  (マスタージャパン東京)
青/中島 浩二郎 NAKASHIMA Kojiro (FREEDOM@OZ)

【勝者】村山 大介 1R/サブミッション(腕十字固め)

●女子 モダン 54kg級  決勝
赤/高田 暖妃 TAKADA Atsuhi (明星学園高等学校)
青/平田 彩音 HIRATA Ayane (BURST)

【勝者】平田 彩音 判定/オーバータイム(延長戦)

※本戦の結果:1R=青・2R=赤、ラウンドトータルスコアは1 vs 1。
トータルスコアが同点だったためオーバータイム(延長戦)を実施。