ライト級、バンタム級、女子フライ級三階級王座誕生!PFL : 2025 Finals

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 2025年PFLワールドトーナメント決勝がシャーロットのボージャングルズ・コロシアムで行われ、ライト級、バンタム級、女子フライ級でトーナメント王者が誕生した。

 メインイベントでは、2024年PFLライト級王者ガジ・ラバダノフ(26勝5敗2分)が、ロンドン・シュートファイターズ所属のアルフィー・デイビス(20勝5敗1分)と2025年PFLライト級ワールドトーナメント決勝で対戦した。試合は多彩な展開を見せ、鋭い打撃戦と圧倒的なグラップリングやグラウンドコントロールが交錯した。デイビスは独特なスタイルで距離を保ち、ラバダノフはテイクダウンを狙って前進し続けた。わずかな差のあった第1ラウンドが勝敗を左右し、判定ではノースカロライナ州ボクシング&コンバットスポーツ委員会のジャッジ3名が48-47で新王者「ジ・アックスマン」アルフィー・デイビスを支持。デイビスが2025年PFLライト級ワールドトーナメント王座を獲得した。

 セミメインイベントでは、元ベラトール世界王者リズ・カーモーシュ(25勝8敗)が世界的BJJスペシャリストのジェナ・ビショップ(9勝3敗)と激突。第1ラウンドは探り合いの展開が続いたが、終盤にカーモーシュが打撃で主導権を握った。第2ラウンドはビショップが流れを引き寄せ、危険なサブミッションでカーモーシュを追い詰めた。しかし第3ラウンド、ベテランのカーモーシュが試合を決定づける大逆転。強烈な左フックでビショップを倒し、ハンマーフィストの連打で試合を終わらせ、2025年PFL女子フライ級ワールドトーナメント王座を手にした。

 バンタム級ワールドトーナメント決勝はマルシルレー・アルヴェス(15勝4敗)とジャスティン・ウェッツェル(12勝3敗)のスタイル対決となった。序盤からアルヴェスはスタンド勝負を志向し、ウェッツェルはテイクダウンでブラジル人の打撃を封じようとした。アルヴェスは序盤のテイクダウンを防ぎ続けたが、ウェッツェルはカーフキックを積み重ねて動きを鈍らせた。意外にもアルヴェスが試合初のテイクダウンを奪取すると、ウェッツェルも強烈なスラムで応戦し、最終ラウンド終盤には膝蹴りを叩き込んだが反撃は遅すぎた。判定の結果、アルヴェスがトーナメント制覇と50万ドルの賞金を手にした。

 メインカードの幕開けでは、ライト級のマッズ・バーネル(20勝8敗)とロバート・ワトリー(16勝3敗)が接戦を展開。両者が互いに強みを発揮した一戦だったが、元地域王者のワトリーが復帰戦で印象的な勝利を飾り、第3ラウンドで打撃によるストップを奪った。

■ PFL World Tournament 9: 2025 Finals
日時:2025年8月15日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロッテ

<ライト級トーナメント決勝>
○アルフィー・デイビス(英国)
 判定3-0(ユナニマス)
●ガジ・ラバダノフ(ロシア)

<フライ級女子トーナメント決勝>
○リズ・カモーシェ(米国)
 3R 2分56秒 TKO
●ジェナ・ビショップ(米国)

<バンタム級トーナメント決勝>
○マルシルレー・アルヴェス(ブラジル)
 判定3-0(ユナニマス)
●ジャスティン・ウェッツェル(米国)

<ライト級>
○ロバート・ワトリー(米国)
 3R 2分43秒 TKO
●マッズ・バーネル(デンマーク)

<フライ級女子>
○ジュリアナ・ベラスケス(ブラジル)
 判定3-0(ユナニマス)
●エカテリーナ・シャカロワ(ウクライナ)

<ライト級>
○ビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)
 3R 3分23秒 TKO
●アドリアン・グランディ(英国)

<フライ級女子>
○サブリナ・デ・ソウザ(ブラジル)
 判定3-0(ユナニマス)
●サライ・オロスコ(メキシコ)

<バンタム級>
○レナト・ハバロフ(ロシア)
 1R 2分49秒 TKO
●ヴィルソン・ンドレジョニ(アルバニア)

<ウェルター級>
○クリス・ミクサン(米国)
 1R 4分36秒 TKO
●ケンドリー・サン=ルイス(ハイチ)

<フェザー級>
○ダミオン・ネルソン(米国)
 判定2-1(スプリット)
●イザヤ・ディッグス(米国)