RISE選手インタビュー!平岡琴、田中佑樹、TETSU、南原健太

平岡琴インタビュー「自分の言葉に嘘はつきたくないので、ベルトを取って証明しなければいけない」

–平岡選手は2018年からRISEに参戦していて、プロデビューして今年で10年ですよね。

平岡 10年ですね。

–プロ生活の10年を振り返ってみていかがですか?

平岡 “こんなに苦戦するとは”っていうのが正直なところなんですけど。笑 デビューした時はすぐチャンピオンになれるだろうって調子に乗ってましたね。空手からやっていて、グローブもするしキックは余裕でしょって感じだったんですけど、こんなにベルトを取るのは難しいものかと思いました。でも自分の人生らしいなとも思いますね。空手の時も最後の最後に(タイトルを)取ってきたタイプなので、今も自分らしいなとは思います。

–やっと巡ってきたチャンス?

平岡 やっとチャンスが巡って来たなと思うし、最後の最後に取るのが私なので、やっと色々な事がハマってきたなっていう感じはしていますね。

–この10年は色々な事があったと思うのですが、辛かったり悔しかったり嬉しいことも経験してここまできた?

平岡 しんどい事の方が多かった10年ですけど、だからこそ取った時の価値があるし、全て必要な経験だったんだろうなって今は思います。最後にこれで取れたらハッピーエンドになるし、取れなかったらただただ苦しかったという思いになってしまうので、ここを取るか取らないかでは全然変わってくると思います。人生を格闘技1本でやってきて、9歳から格闘技しか知らないし、自分がやって来たものの一つの証明になるので、最後はハッピーエンドで終わらせたいです。

–それだけ今回のトーナメントに覚悟を持って挑むという感じなんですね。

平岡 覚悟も気合いも全て入っていますね。

–ベルトというものが今までやって来た事の結果に繋がっていますか?

平岡 今までは強い選手と戦えて、自分が強いと思う選手に勝てばそれで良いって思っていた時期もあったんですけど、周りの人を見た時に自分が応援していた子がベルトを取るっていうのはすごく嬉しい事だと思うし、誇れる事だと思ったんですよね。だから周りのためにも取らなければいけないなと思いますし、自分もデビューしてからずっと「絶対ベルトを取るので応援をよろしくお願いします」と言い続けてきたので、自分の言葉に嘘はつきたくないので、ベルトを取って証明しなければいけないと思っています。

–その証明を掴み取るチャンスが巡って来たわけですが、今回のトーナメント開催とオファーが来た時の心境を教えて下さい?

平岡 今後どうするのかっていうのを悩んでいた時期でもあったので、どうしようかなとも思ったし、正直なところメンバーを見ても惹かれる選手がいなかったというのがあって、そこまで前のめりという感じではなかったんですよね。でも自分と向き合って考えた時に、周りの人達のためでもあるし、自分がやって来た事の証明もそうだし、ここで取らなきゃいけないっていうのがあって、もう1回腹を括ってしっかり頑張ろうと思いました。そういった中で1回戦を見た時に良い選手もいたので、そこで本当にスイッチが入って、今はめちゃめちゃ気合が入った状態です。

–1回戦は会場にいらっしゃっていましたけど、試合を見た事でさらにスイッチが入った感じですね。

平岡 そうですね。知らない選手ばかりだったので、新人のトーナメントみたいなイメージがあって、あまり興味が湧かなかったというのが正直な感想でした。だけど試合を目の前で見た時に、新人だろうが強い選手は強いので、「この選手良いな」っていう試合を見れたのは自分の中で大きかったですし、すごい選手も出てきていて「このままだと足元を掬われるな」と思ったので、今はめちゃくちゃ気合が入っています。

–今回対戦相手となる辻井選手は、1回戦で岩永選手と対戦していましたけど、実際に試合を見て辻井選手の印象はいかがでしたか?

平岡 なにか1つ飛び抜けているものがあるかと言ったら、そんなにないと思うんですけど、ポジショニングやステップで常に良い位置にいるっていうのがすごく上手い選手だなと思いました。強いというよりかは“巧いな”と感じる選手でした。

–INSIDE RISEの映像で見たのですが、「予想とは違った」みたいなコメントがありましたけど、予想では岩永選手が上がってくるイメージだったのですか?

平岡 全体的なレベルは辻井選手の方が上かなと思っていたんですけど、あの横蹴りに対応できないんじゃないかっていう予想をしていたんですよね。だけど意外と岩永選手が横蹴りを蹴らなかったっていうので、ちょっと予想とは違う形になりました。

–その映像ではOISHI GYMの大石会長からもエールを送られていましたよね。

平岡 自分が上に行くという事は、負けていく選手もいて、そういう選手達の思いも背負っていかなければいけないなっていうのも声をかけて頂いた時に思いました。奥村選手とも試合をやっているので、色々な人の思いを背負って私が勝って、私が強くなれば負けた選手も「あれだけ強い選手と戦ったんだから」って少しは報われると思うんですよね。でも私が中途半端な試合をしたり、負けたりしたら「何であんな選手に負けてしまったんだろう」って思わせてしまうので、そんなことが無いように圧倒的な強さを見せたいです。

–反対側の山では島田知佳選手が勝ち上がっていましたが、試合をご覧になっていかがでしたか?

平岡 すごい強かったですね。スピードもあるしパワーもありそうだし、すごく良い選手だなと思ったんですけど、それでも穴は沢山ありましたね。あとサウスポーなので、こっちには宮﨑若菜と小雪もいて対策がしやすいので、問題はないかなと思っています。でもすごく良い選手だなと思って見ていました。

–今名前も出ましたけど、宮﨑姉妹とはがっちり練習をやっているような感じですか?

平岡 はい。特に若菜はトレーナーみたいな形でミットを持ってくれたり、セコンドも付いてくれたりとかしています。小雪も海外から帰ってきてから、自分の練習というよりかは私のサポートをするために2人ともジムに来てくれているっていう形なので、2人の人生もかけてもらっているというか、2人の時間をすごく使ってもらっているので、絶対に勝たなければいけないです。

–その2人がいるというのは心強いですね。

平岡 めちゃめちゃ心強いですね。辻井選手はステップとかテクニックがあると思うんですけど、やっぱり小雪よりは劣ると思いますし、若菜も階級が1つ上なので、若菜よりパワーがある選手だったり体が強い選手はアトム級にいないと思うので、若菜と小雪とやっていれば間違いないっていうのが自信になります。

–体調やコンディションはいかがですか?

平岡 めちゃめちゃ良いですね。減量もすごく順調で、怪我もないので過去1で順調にいってます。

–あとは試合に挑むだけですね。

平岡 あとは暴れるだけですね笑。

–最後にいつも応援してくれるファンの皆さまにメッセージをお願いします。

平岡 いつも応援ありがとうございます。すごい長い時間がかかりましたけど、あと2回で念願のチャンピオンというところなので、私も人生をかけて戦います。皆さんにも私の夢を叶える瞬間というのを見て欲しいので、ぜひ会場で応援していただけたら嬉しいです。応援お願います。


■田中佑樹「足を止めて殴り合う。相手が付き合ってくれるなら、すごい打ち合いを見せます」

–5ヶ月ぶりの試合が決定しましたが、前回の森本現暉選手との試合を振り返ってみていかがですか?

田中 環境を変えて1発目の試合で、良くも悪くも色々吸収をしていたので、逆に迷いが出てしまった部分がありました。まだハマりきっていなかった感じがしましたね。

–それは東京に出てきて新しい環境で練習をするようになって、覚えたものや吸収したものと本来自分が持っていた技術が上手く融合しなかったという事ですか?

田中 そうですね。これは自分が悪いんですけど、本番で出せなかったという弱さが出ました。

–試合になった時に、頭で考えている事と実際に体を動かすという部分で、思うように体が動かなかった形ですか?

田中 今までは考えてなさすぎたんですけど、前回の試合では考える余裕があったと言えばあったんですよね。逆にそれが迷いになってしまって、“もっと無意識に出るようにならないとな”って思いました。

–そういった前回の反省点を踏まえて、どんな部分が自分には足りないなと感じましたか?

田中 1番はメンタルの持って行き方ですね。

–それは先ほど仰っていた、頭と体が連動しないことに通じますか?

田中 そうですね。

–どちらかと言うと、色々考えて試合をするタイプというよりは、体が先に動いて試合をするタイプ?

田中 頭と体が上手く連動するようになれば、負けることはないと思います。

–今回は再起戦という部分で、メンタル以外にも強化してきている部分はありますか?

田中 技術面ではボクシングのパーソナルも行きはじめて、細かい技術だったり色々な部分をこの期間で吸収できました。

–現在所属はフリーで練習の拠点はTARGET SHIBUYAだと思うのですが、松本天志選手と一緒に色々な所で練習しているイメージがあります。今はどれくらいの練習量をこなしているんですか?

田中 週6回基本練習があって、その半分くらい2部練があってという感じです。ボクシング行ったり他のジムに出稽古に行かせてもらったりという感じですね。

–TARGET SHIBUYAを拠点に練習をして、1番変わったことってなんですか?

田中 今までは「ただやる。思い切り出し切ってやり切る」みたいな練習しかしてこなかったんですけど、こっちに来てめちゃくちゃ考えるようになりました。練習での課題を1日1日持って「今日はこれをやる」って考えながら練習できるようになったことですかね。

–それは宮城大樹さんの教えがあってですか?

田中 それもあるんですけど、特にYA-MANさんの練習姿勢を見ていて、めちゃくちゃ勉強になる部分がありました。試合ではただ打ち合っているだけのように思われがちですけど、練習熱心でめちゃくちゃ考えているなっていうのを間近で見て勉強になっています。

–実際にYA-MAN選手とは練習で肌を合わせる事も多いんですか?

田中 階級が一緒という事もあって、マスもバチバチにやっています。

–じゃあこの5ヶ月もかなり鍛え上げている感じですね。

田中 そうですね。

–『RUF presents 200万総取りトーナメント“GACHI!!”』の面接があって、先日の後楽園大会でトーナメントの試合が行われたわけですが、改めて面接に参加してみていかがでしたか?

田中 もうド緊張しましたね笑。自己アピールの時は自分が言いたい事は言えたんですけど、いざやってみたらめちゃくちゃ緊張して。でも終わってみて良い経験になったかなと思いますね。

–今後のRISEの会見とかで話すスキルは磨かれた感じがしますか?

田中 ちょっとだけ場慣れしたかもしれないです。あれほど緊張する事は今後ないと思います。笑

–面接では、田中選手のパートの時にYA-MAN選手が途中で出てきたりして、ケルベロス選手などから「YA-MANとやらせろ」っていう発言がある中で、田中選手は「僕が倒せばYA-MAN先輩は戦わなくてもいい」というような発言をしていましたよね。今回の対戦相手のTETSU選手も、あの場では「YA-MANと戦いたい」と言っていた部分がありましたね。

田中 そうですね。だからここで自分が勝って、YA-MANさんから遠ざけようかなと思っています。

–YA-MAN選手と戦いたいと言う選手は多いですけど、そこに対しては自分が前に立ちはだかるぞっていう思いがありますか?

田中 全員まずは俺を挟んでからいけって思っています。笑

–前回の後楽園でトーナメントが行われましたが、あの試合は見ていましたか?

田中 現地で見ていました。決勝はちゃんと見れなかったんですけど、ケルベロス選手と山口裕人選手の試合はちゃんと見れて“いけるな”って思いました。

–中々KOの出ないトーナメントになったかと思いますが、田中選手はどう思いましたか?

田中 あの場にマジでいたかったなっていう、悔しさが出ました。

–自分が出場していたら、また違う展開になっていたと思いますか?

田中 全然違ったと思います。

–そういう部分ではあのメンバーの中でもやっていく自信はありましたか?

田中 全然ありますね。むしろやりたいです。

–ではちょうど同じパートにいたケルベロス選手だったり山口裕人選手とも戦ってみたい?

田中 やりたいですね。そこで圧倒して「こいつがトーナメントにいたら優勝してたんじゃね?」って思われたいです。

–その第1弾として今回はTETSU選手と試合が決定しました。TETSU選手はDEEP☆KICKの-65kg王者ですが、試合映像はご覧になられましたか?

田中 何回か見ました。

–印象はいかがでしたか?

田中 「バチバチな試合が好き」って面接の時に言ってたんですけど、打ち合うとかよりテクニックの方があるのかなと思いました。だから逆に打ち合えるのかな?って思ってます。笑 足を止めて打ち合えば全然負けないですね。

–TARGET SHIBUYAでバチバチの殴り合いのスキルは上がっていると思うので、今回の試合ではガンガン前に行く?

田中 出て行きたいですね。足を止めて殴り合う覚悟もあります。あっちが付き合ってくれるなら、すごい打ち合いを見せますよ。

–今回のTETSU選手との試合をクリアした後は、どのようなビジョンを持っていますか?

田中 とにかくランキングが上のトップランカーの選手とやっていきたいです。今みんな世界の方に行っちゃっているので、空いているような選手とやっていきたいです。伊藤澄哉選手って負けたんでしたっけ?

–横浜大会ででペトル選手に負けました。

田中 その辺の選手とやれたらやりたいです。

–対世界っていう所が見られがちな階級じゃないですか。-65kgの王者は白鳥大珠選手ですけど、トーナメントに参戦する方向にもなっていますし。そういう部分では、対世界を見ているメンバー達にも印象付けるような試合をしていきたいですか?

田中 アピールをしていって、タイトル戦線に絡んでいきたいですね。

–具体的に同じ階級で戦ってみたい選手はいますか?

田中 ケルベロス選手は戦いたいですね。あと同い年っていうのもあってYURA選手とか。めちゃくちゃ目立っているし、実力もあるので、そこに勝てば結構メリットのある選手だなって思います。そのためにも、今回の試合は負けられないですね。

–最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。

田中 前回は負けてしまったんですけど、そこからかなり進化しているので、そこに注目していただきたいです。必ず圧倒して勝ちます。皆さん、応援よろしくお願いします。


■TETSUインタビュー「今が1番伸び期で。過去の試合とは別人くらいの勢いで強くなれている」

–RISEに初参戦することが決定した時の心境を教えてください。

TETSU RISEって日本で言うとすごい舞台ですし、「RISEが決まった」って言ったら周りに結構驚かれました。弟も出ていたし、何回も見にいったことがあるので、“出れて嬉しい”って言う気持ちが1番です。

–選手として元々抱いていたRISEに対しての印象などはありますか?

TETSU 選手のレベルが高いなと思っていました。1試合目とかから、めちゃめちゃ強い選手が多いなって言うイメージがありました。

–今回『RUF presents 200万総取りトーナメント“GACHI!!”』の面接に参加して頂いて、面接を受けた時の手応えはいかがでしたか?

TETSU 正直緊張し過ぎて、もっとこうすれば良かったとかあったんですけど、素で行き過ぎたというか、何もおもろくなかったなって感じですね。笑

–映像を見た人から反響などはありましたか?

TETSU 僕がそんなにガツガツいけるタイプではないので、僕のことを知ってくれている人からは「TETSUにしては頑張ったじゃん」って言葉をもらいました。笑

–普段はどちらかというと、おとなしいタイプですか?

TETSU そうですね。わーっと騒いだりとかもないです。でも格闘技界で控えめにいっても、見ている人の心に何も残せないので、本当にキャラ変しようと頑張っています。

–引っ込み思案な性格がある中で、面接ではYA-MAN選手が出てきて、ケルベロス選手とやりとりしている所に入っていったのはすごい事だなと思いました。

TETSU でもそこで弟に「なんで敬語やねん。お前タメ口で行けや。すごいダサいわ」ってめっちゃダメ出しされました笑。

–そういった部分では弟さんの方が慣れてる感じがしますね。笑その辺りについては結構厳しく言われるんですか?

TETSU 「もっとこうしろ。優勝したらやらせろ。スパーリング俺にやらせろ」くらい言えって言われますね。勉強になります。

–身近にそういう人がいると全然違いますか?

TETSU 弟もBreaking Downに出始めた頃は、全然喋れなかったんですよ。やっぱりそういう経験って必要だと思ったので、僕もできるように頑張っていきます。

–今回は面接がきっかけで田中佑樹選手と対戦する事になりましたが、田中選手の印象はありますか?

TETSU DEEP☆KICKにも出ていて、K-1との対抗戦にも出場しているのを知っていたから、同じ階級になる前からも知っていて、強い選手だなと思っていました。

–まさか対戦する事になるとは思ってもいませんでしたか?

TETSU DEEP☆KICKに出ていたので、いつかどこかでやるだろうなと意識はしていました。

–先ほど同じように田中選手のインタビューを行なっていて、田中選手から見たTETSU選手の印象というのが、殴り合うよりは技術で戦っていく選手と評価をされていました。その評価についてはどうですか?

TETSU 昔はそうかなと思います。僕54kgから体重が上がっていっているんですけど、昔は攻撃をもらいたくないから回ったり、当てられずに打ち合いとかよりも空手な戦いをしていたんですよ。でも最近は打ち合いたいというか、ガンガン殴り合いに行きたいという感じです。

–そのファイトスタイルが変わったのには、何かきっかけがあったんですか?

TETSU ある日、殴られるのが怖くなくなったというか、見えていたらパンチをもらっても効かないなって思うようになったんですよね。試合もそっちの方がおもろいし、殴り合いの中で避けたりはするんですけど、下がらずにやってたら自ずとおもろい試合になるかなって感じです。

–ある程度覚悟があって、パンチに向かっていくという姿勢があれば、打ち合いの面白い展開になりそうですか?

TETSU 昔の俺とは違うぞって感じですね。

–他団体での話になるのですが、TETSU選手はオープンフィガーでパウンドありの試合も経験されていますよね?

TETSU 地元の出会いで「出てよ」って言われたから出たんですけど、アイポークでノーコンテストになってしまいましたね。

–RISEはグローブで行う試合が主ですけど、オープンフィンガーグローブでの試合もありますが興味はありますか?

TETSU めちゃくちゃ興味あります。オープンフィンガーも興味あるし、MMAも興味あるのでやってみたいです。

–オープンフィンガーで言うと、65kgの階級ってYA-MAN選手が筆頭にいて、山口裕人選手だったり激闘派が多いんですけど、そういう選手とも戦ってみたいですか?

TETSU めちゃくちゃやりたいです。トーナメントの面接の動画とかも見たりして、面白い選手とかも多いし。だから面白い選手の多いRISEに出れてめっちゃ嬉しいです。

–RISEに出るとアグレッシブさを求められると思うのですが、その辺りは自分なら出せるっていう自信はありますか?

TETSU 試合の中で見せていきます。本当に今が1番伸び期だと思っているので、過去の試合を見ても別人くらいの勢いで強くなれてるので、自ずと誰々と見たいって言ってくれるようになると思っています。そういう試合をします。

–練習環境的にはお仕事をしながらと面接でも仰っていましたけど、どんな感じで練習されているんですか?

TETSU 月心会で基本的に練習をしていて、その後地元のジムで自習練をしたりしています。

–先日、魁塾に出稽古に行っている様子をSNSに投稿されていましたけど、魁塾にはよく行かれるんですか?

TETSU よく行かせてもらっています。いつも憂也選手にボコボコにされに行ってます。笑

–憂也選手は上の階級の選手ですね。

TETSU 階級が上なので憂也選手と練習でやっておけば何も怖くないです。

–憂也選手の強打を受けていればちょっとやそっとの攻撃は怖くないですね。

TETSU それと政所仁くんの手数とスピードとか、選手がいっぱいいるので色々な経験ができます。

–先ほどはオープンフィンガーもやりたいと言っていましたが、グローブの方は白鳥大珠選手がチャンピオンという状況ですけど、もちろんそこも狙っていきたいですか?

TETSU ベルトは欲しいと思っているんですけど、RISE初戦なのでまだ意識するレベルではないというか。とにかくここを集中して、勝ってから見える景色というか。次あいつであいつと戦ってベルトやなって感じで、考えていきたいです。

–試合まであと10日になりますけど、コンディションはいかがですか?

TETSU コンディションは良い感じです。

–54kgから階級を上げていって、逆に減量の調整とかは辛くないですか?

TETSU 65kgでも十分しんどいですけど、昔に比べるとキツくはないですね。

–増量して動ける体になっているという事ですか?

TETSU そうですね。

–最後にいつも応援してくれているファンの皆さまと、はじめましてのRISEファンの皆様にメッセージをお願いします。

TETSU いつも応援してくれてありがとうございます。今回の試合からめちゃくちゃ強くて、めちゃくちゃ面白い試合ができると思うので、1ラウンドからお見逃しなく見といてください。


南原健太インタビュー「覚悟が違う。今の日本人のヘビー級の選手たちで、本当に日本を背負って格闘技界を盛り上げようっていう気持ちがある選手はいない」

–公開練習ではパンチ力が増しているように見えたのですが、ご自分ではどのように感じていますか?
南原 この1年間試合には出ていなかったんですけど、TARGET SHIBUYAに移籍して、厳しい練習や宮城さんに重量級の倒し方や戦い方を沢山教わっていて、僕自身も日に日に成長できているのを実感しています。今回の復帰戦もアクセル全開で、「南原健太強いな。試合が面白いな」と進化を感じてもらえるような試合ができると思います。

–以前の南原選手と比べたら、別人が現れると捉えてもよろしいですか?
南原 以前の南原健太と今の南原健太を比べたら、1分も持たないんじゃないですかね?勿論今の方が強いですよ。笑

–そこまで違うと言い切れるんですね。
南原 言い切れます。前はパンチに自信がなくて蹴りが強いっていう自信があって、いつも蹴りで仕留めるって感じだったんですけど、今は蹴り良しパンチ良しなので、何で倒すかは伝えられないですけど、どれで倒すかというのは僕自信が楽しみですね。

–公開練習を見る限り、右ストレートが1番強いように見えたのですが、ご自分ではどう思いますか?
南原 右のストレートは自信のあるパンチです。やっぱりこの階級なので、どこかで打ち合いだったり格闘技ファンが求めるシーンというのを見せなければいけないという事は、自分自身でも分かっているので。試合が決まった時点で腹は括っているので、みんなが好きな痺れるような試合をする準備できています。

–宮城さん(TARGET SHIBUYA会長)にお聞きしたいのですが、ミットを受けていて南原選手のどんな所が成長したと思いますか?
宮城 南原選手が「TARGET SHIBUYAに来て成長した」と言ってくれましたけど、元々持っている格闘技の潜在能力が高いので、僕が伸ばしたというよりかは磨いたという感じがあります。本人が成長したという風に思ってくれているのはすごく嬉しいですし、TARGET SHIBUYAとしても僕自信トレーナーとしてもすごく嬉しい発言ではありましたね。

–指導していて、前とは全然違う人になったんですか?
宮城 なったと信じたいですけど、試合にならないと分からないですよね。スパーリングとかもあまりやっていなかったと聞いていたので、色々な人を呼んでやらせてもらった時に、スパーリングでめちゃめちゃ面白いんですよね。これが試合になった時に、もっと面白くなるんだろうなと思うと、僕自身もセコンドにつかせてもらいますけど、すごく楽しみです。

–試合当日はセコンドとしても楽しみで仕方ないですね。
宮城 あれを間近で見れるとなると楽しみで仕方ないですね。
南原 そうなると判定勝ちは良くなさそうですね。笑
宮城 判定勝ちの面白さも絶対あるよ。でも本当に引き出しがすごく多くなったと思うし、“こんなことがあるんだ!”って格闘技に対して貪欲になってくれていますし、逆に“こんなこと知らなかったの?”っていうのも結構あったので、そこを含めて楽しみです。

–環境が成増から渋谷に変わっていかがですか?
南原 練習の場っていうのは、もちろん成増でも良い場所ですけど、やっぱり渋谷っていうのはキラキラしていて誘惑が多いですよね。笑 渋谷に行ったことがないわけではないので、ずっとキョロキョロしているわけではないですけど、トレーニングが終わってから一休みをする場所やランチをする場所を探した時に、リフレッシュ感がすごいですよね。僕から“渋谷感”が出てますか?笑

–この試合が空いた期間で、磨いてきたものはパンチと仰っていましたけど、蹴りの方も磨いているんですか?
南原 もちろんです。蹴りの種類が増えたというのが僕の中でありまして。以前よりも格闘技と向き合う時間が増えてきて、色んな選手の試合映像を見返す時間とか、自分の映像を見返す時間とか、格闘技と触れ合う時間が長くなってきたので、“この選手のこの攻撃を取り入れてみよう”とか、そういうヒントをすぐに取り入れています。まだ南原健太のファイトスタイルというのは未完成なので、どんどんアップデートしていかないといけないなと感じています。

–参考にしたのはベイノア選手ですか?
南原 大好きなんですけど、ファイトスタイルはたまたま彼の良さと僕の良さが違うので、全然参考にしていないです笑。ただベイノア君も僕の試合の2日後くらいに試合があるので、2人で勝って日本の格闘技界を盛り上げていきたいですね。

–特に参考にした選手はいらっしゃいますか?
南原 原口健飛選手の動きを見たりしましたね。

–日本の格闘技を盛り上げると仰っていましたが、重量級というのは長い間日本人が風穴を開けられなかった階級ですけど、そこに対してはどのように思っていますか?
南原 まず覚悟が違いますね。今の日本人のヘビー級の選手たちで、本当に日本を背負って格闘技界を盛り上げようっていう気持ちがある選手ってマジでいないと思うんですよ。僕は日本人を代表して、これからvs世界と戦っていくし、自身もあるし、結果も出します。だからもっと南原健太に注目してほしいし、1人で盛り上がっていてもしょうがないので、格闘技ファンやRISEファンの皆さんがもっと南原健太の背中を押してくれると本当に力になるので、期待していてください。

–今回の対戦相手のジョン・ソンジク選手について、改めて印象を聞かせていただけますか?
南原 打ち合いになると熱くなるシーンがありましたね。僕は打ち合いができるだけではなくて、そこ以外もできるので、もちろん自分自身で“いける”と思った直感は信じて倒しにいきますけど、その相手の穴をつくイメージも湧いています。相手を倒し切る中で、今まであまり納得できる倒し方ってできていなくて。それを今回の追い込みの直前で、宮城会長から相手がブロックして固まった時の倒し方を教えてもらったので、それが今回の試合で活きるだろうと確信しています。

–先ほど宮城会長が「南原選手は知らなかった事が多かった」と仰っていましたが、それはどういった部分なんですか?
南原 空手の延長線上でキックボクシングのリングに上がってきていたので、気合と根性と負けん気でやってきた部分があったんですけど、特にボクシング技術が足りていない部分があって。距離感やフェイントとかの基礎的な部分から始まり、技術的な部分などをTARGET SHIBUYAに来て、宮城代表に教えていただく中で毎日が新鮮に感じています。僕4歳から格闘技をやっていて、もう23年目なんですよ。23年もやっていれば飽きてきたり中弛みしてくる時もあると思うんですけど、今が本当に楽しいです。毎回毎回いろんなことを工夫して進化している自信があるし、あまり自分自身に満足していないし、もっと強くなりたいという気持ちがあります。

–RISEのYoutubeで上がっている『BORN TO BE HEROES』ではYA-MAN選手と映っている場面がありましたが、YA-MAN選手の存在というのはいかがですか?
南原 存在は大きいですよね。同じ格闘家としてあれだけ活躍していて、結果も出していて知名度もあって。そこの部分ですごく刺激を受けています。僕の野望は僕自信が強さを証明するだけではなくて、この格闘技で知名度をつけてスーパースターになって、大金稼いで格闘家としての夢を次の世代の子達に伝えたいので、そこを目指しているのでYA-MANさんの刺激はすごくありますね。

–YA-MAN選手から遊びの誘いはありましたか?
南原 まだないですね。笑 勝ったらあるのかなと思っているんですけど。笑 無事に勝てたら期待しています。

–南原選手はヘビー級の方でも3位にランキングされていると思うのですが、体重的にヘビー級で戦う機会もあればやっていきたいと思っていますか?
南原 今は90kg以下の階級でやっていくというのと、RISEとGLORYで提携しているので、GLORYで-85kgのベルトを獲りたいなと思っています。ただ今後はそこをクリアしていって、南原健太の注目度も上がってファンが求めるなら、僕はその期待に応えようとは思っています。

–YA-MAN選手と一緒に練習をしたり過ごす中で、格闘家として収入を得ている部分などは見えますか?
南原 見えますね。笑

–そういった感じで格闘家として食べていけるというのを、子供達に見せていくというのもやっていきたいわけですね。
南原 やっぱり夢を見せないといけないし、僕も拳一つでこのリングに上がって今この時に賭けているので、一か八かじゃないですか。これでなあなあで終わるつもりなんてないし、成功することしか想像していないです。

–YA-MAN選手の場合は半分MMAもやっていますけど、南原選手はキックでのし上がっていく予定ですか?
南原 僕は全く総合格闘技をやりたいという気持ちがないので、このRISEで立技キックボクシング界を盛り上げていくというか、南原健太をどんどん世に知らしめていきたいなという思いがあります。

–最後に試合に向けてファンの皆さまにメッセージをお願いします。
南原 改めましてTARGET SHIBUYA所属になりました。南原健太です。7月25日の後楽園ホールでメインイベント復帰戦が決まっています。アクセル全開で皆さんが痺れるような、求めるようなヘビー級のKOシーンの試合をお見せしますので期待してください。応援お願いします。

■RISE190
日時:2025年7月25日(金)17:15開始(17:00開場)
会場:東京・後楽園ホール

<第12試合 SuperFight! ライトヘビー級(-90kg) 3分3R 延長1R>
南原健太(日本/TARGET SHIBUYA/第2代RISEライトヘビー級王者)
vs.
ジョン・ソンジク(韓国/PT365/MAX FCスーパーミドル級王者)

<第11試合 ミドル級(-70kg) 3分3R 延長1R>
實方拓海(日本/TSK japan/ウェルター級1位、WMC日本スーパーライト級王者)
vs.
シンパヤック・ハマジム(タイ/HAMA・GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位)

<第10試合 第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント準決勝① 3分3R 延長1R>
平岡琴(TRY HARD GYM/同級2位)
vs.
辻井和花(BRING IT ONパラエストラAKK/同級7位)

<第9試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R 延長1R>
田中佑樹(フリー/同級10位)
vs.
TETSU(月心会チーム侍/第6代DEEP☆KICK-65kg王者)

<第8試合 バンタム級(-55kg) 3分3R 延長1R>
奥村将真(TEAM TEPPEN/同級15位、Stand up King of Rookie 2024 -55kg級優勝)
vs.
京介(サイガジム)

<第7試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R>
竹内賢一(Ten Clover Gym世田谷/第4代Bigbangフェザー級王者)
vs.
杉本祥(TARGET SHIBUYA/第3代PRINCE REVOLUTION -58kg王者)

<第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R 延長1R>
山元剣心(PHOENIX/フェザー級18位)
vs.
松永隆(新宿レフティージム)

<第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R 延長1R>
松下竜之助(Team +1/同級22位、Stand up King of Rookie 2022 -57.5kg級優勝)
vs.
岩永勝亮(OISHI GYM)

<第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R>
雅志(RIKIX)
vs.
金沢ごりちゅう光輝(AXGYM/第66回K-1アマチュア K-1チャレンジAクラス-65㎏トーナメント優勝)

<第3試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R>
武裕太(誠真会館所沢道場)
vs.
太陽(K’Bスポーツジム)

<第2試合 ヘビー級 3分3R>
チャン(MONSTAR GYM)
vs.
かずややねんけど(猛者連本部/突破-90kg級王者、突破無差別級王者)

<第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R>
小野祥平(TARGET SHIBUYA/JAPAN CUP 2022 -55kg優勝)
vs.
陸刃(楠誠会館)