[週刊ファイト2月15日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼初代MLW世界王者小島聡22年後再戴冠 ミスティコ ファトゥ永田裕志
photo by George Napolitano 編集部編
・2・29NYC小島-鈴木みのる戦 3・29フロリダMLWウナギ・サヤカ登場
・パン大好き男 ビールも好き!どこに行っても通用するKOJIMAメイン
・幹部コナン切りCMLLと提携シーザー・デュラン復帰ミスティコ-アベルノ
・Raven復帰 サミ・キャラハン米国人Akiraに勝利Death Machine rule
・小平ながらBloodline秘密兵器ヤコブ・ファトゥ永田裕志倒し次は新日?
・デイビー・ボーイ・スミスjr.やロッキー・ロメロも出場Superfight配信分
本誌独占で即刻伝えしたように、小島聡がMLW世界ヘビー級王座を戴冠したので、現地2月29日のニューヨーク市クイーンズ、メルローズ・ボールルームでは、早速防衛戦が組まれ、なんとその相手が鈴木みのるとなった日本のファンにも興味を惹かせるマッチメイクをやり出したMLWである。
また、現地3月29日、フロリダはセント・ピーターズバークのザ・コロシアムで行われる『WAR CHAMBER』大会には、ウナギ・サヤカのMLW初登場も決まった。
■ MLW SUPERFIGHT
日時:2月3日(現地時間)
会場:米ペンシルバニア州フィラデルフィア 2300アリーナ
<第14試合 メインイベント MLW世界ヘビー級王座戦>
[王者]●アレックス・ケイン w/ボンバイエ・クラブ
11分23秒 ラリアット
[挑戦者]○小島聡 w/OKUMURA
※小島が第11代王者に
さて、『SUPERFIGHT』大会である。本誌でさえ簡易的に「20年前」と使ってしまうのだが、それは「小島をまた呼べば面白い」と計画が動き出した時点が「20年前」だったから。そこから日本のメジャー団体の王座をすべて制覇するグランドスラム達成や、[鷹の爪大賞]2年連続の”裏MVP”認定と、その活躍はあえて書き連ねるまでもない。
正式に小島聡が初代MLW世界ヘビー級王者となったのは2002年9月26日『Reload』大会のこと。空位の王座を現AEWエージェントのジェリー・リンとニューヨークで争った。そこからFMWで名を成したマイク・オッサムに敗れるまで267日間、王座を保持している。そこから数えても21年後に再びチャンスが巡ってくるなんて、トップの身体を維持している裏付けのみならず、様々な観点からいかにとてつもなく奇跡的なことか。
格闘家のアレックス・ケイン、序盤はグラウンドの攻防が始まり、まるで新日の試合を見ている錯覚に。それについていけるケインを見直しました。勝利後は紙吹雪が舞っています。国内グランドスラムに22年後の再戴冠アメリカのMLW。歴史的な偉業でしょう。どこに行っても通用する”必殺仕事人”なのであります。
永田さ~ん! いい味出してるなぁ。パン大好き男に、ビールも好きと。普通に考えて、22年前もMLWで見たという方は少ないとは思うけど、わかりやすくて新しいファンにも覚えられました。MLWにとっても大成功の第11代王者、そして初の2度目の王者となったのでした。
ナガタさんの満面の笑みを見よ! これがこの日のすべてなんです。