ドラゴンゲート空回りのシュン戴冠も醒めた箕浦に土井がラブコール YAMATOマイクでKAIをバッサリ「よそ者のお前にこのベルトを巻く資格はない」


 「12月1日マスカラ戦に敗れたことは僕の力不足であり、シュンさんを責めないでください。僕を探さないでください。」
 ドラゴンゲート2011年最後の後楽園大会、第1試合開始前に箕浦がドラゴンダイヤからの絶望的なメッセージを読み上げると、シュンはいきなり「トライアングルゲートと言えばユニットの象徴だ。マスカレードを立て直すためにそのベルトが必要だ。」と、まさかのタイトル挑戦をR.E.Dにアピール。
 なにかと迅速に段取りを運ぶ斎藤GMが、困惑気味の面々を尻目にタイトルマッチ宣言、あれよというまに試合はタイトルマッチに変更となったが青コーナーマスカレード陣営の噛み合わなさ明らかで、シュンひとり空回りしている感が否めない。
 R.E.Dの辛くもシュンがSSWを石田に決めてタイトルを奪取するがリングの上も観客席も空気があまりにも冷たい。
 試合後の箕浦の最後通牒ともとれる「シングルマッチで負けたらマスカレードを出て行ってくれ」と、ダメ押し、かつてない醒めた顔で記念撮影に収まった。
 12月1日の後楽園でマスクマンの命ともいえるマスクを賭けて闘って負け、自らマスクを脱いだマスカラ戦を境に行方が明らかでないというドラゴンダイヤの消息も気になる。
 セミでは勝利の土井がドラゴンゲートに女性客を増やす目的で新たなユニットを結成すると発表、リング上から箕浦に新ユニットのセンターに入らないかと呼びかけたが、箕浦「急に言われても」と困惑しきり。
 メインイベントはYAMATOが王者の貫禄でBBハルクを全知全能のフランケンシュタイナーで仕留め試合後もKAIを「よそ者のお前にこのベルトを巻く資格はない」と一刀両断、今年最後の後楽園を貫禄の全知全能のフランケンシュタイナーと余裕のマイクで締めくくった。
 
■ ドラゴンゲート FANTASTIC GATE 2021
日時:12月15日(水)18:30試合開始/17:30開場
会場:東京・後楽園ホール

<第1試合:6人タッグマッチ>
※シュンの提案を斎藤GMが受け入れ急遽タイトルマッチに変更となる。
◯シュン・スカイウォーカー
箕浦康太
ジェイソン・リー
 8分41秒 SSW⇒エビ固め
※MASQUERADEが新王者組に
Eita
石田凱士
H・Y・O

<第2試合:タッグマッチ>
新井健一郎
◯しゃちほこBOY
  5分27秒 オリオン
問題龍
●ヨースケ♡サンタマリア

<第3試合:8人タッグマッチ>
ウルティモ・ドラゴン
ドラゴン・キッド
●このまま市川
ストロングマシーン・J
 11分18秒 裏足4の字固め
Kzy
◯横須賀ススム
堀口元気
JACKY“FUNKY”KAMEI

<第4試合:シングルマッチ>
◯ラ・エストレージャ
 0分50秒 ジュピター450⇒体固め
●パンチ富永

<第5試合:8人タッグマッチ>
望月成晃
ドン・フジイ
◯神田裕之
近藤修司
 9分9秒 ダイビングエルボードロップ→体固め
佐藤翔也
藤原拓磨
布田龍
●早川匠

<第6試合:タッグマッチ>
奥田啓介
◯Kagetora
 8分16秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
●飯橋理貴
飯橋偉進

<第7試合:3WAYタッグマッチ>
※一本目
土井成樹
吉田隆司
 
BIGBOSS清水
◯U-T
 11分12秒 エビ固め
●SB KENTo
ディアマンテ

※決勝
土井成樹
吉田隆司
 12分32秒 H・Y・O、SB KENToの乱入によりノーコンテスト
BIGBOSS清水
U-T

<第8試合:タッグマッチ>
◯YAMATO
Ben-K
 11分39秒 全知全能のフランケンシュタイナー⇒エビ固め
KAI
●B×Bハルク

■ ドラゴンゲート 
日時:12月26日(日) 17:00試合開始
会場:福岡国際センター

【追加決定カード】
<シュン・スカイウォーカー 敗けたら即MASQUERADE追放SPマッチ>
シュン・スカイウォーカー
 vs.
箕浦康太

【既報カード】
<オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合>
[王者]
YAMATO
 vs.
[挑戦者]
KAI

<オープン・ザ・ツインゲート選手権試合>
[王者組]
土井成樹
吉田隆司
 vs.
[挑戦者組]
SB KENTo
H・Y・O