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乙女半ば〜ちょっとかじらせてもらいます。〜蝶野選手編

黒のカリスマ・アイアムCHONO!!
そんな蝶野選手を乙女半ばがミーハーながらに御チェックさせていただきます!(敬礼)

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先日の8月30日、後楽園ホールにて開催の蝶野正洋プロデュース大会「PREMIUM」が開催された。蝶野選手自身も久しぶりのシングル戦という事で対戦相手には大森隆男選手。
30分1本勝負で時間切れとなり引き分けとなった。
今回の開催について蝶野選手は次の様に述べていた。
「色々な選手が集まった時の枠を1つ決める事が絶対に必要。自分は元々あるルールの中で闘ってきたけど、今は選手権試合ですら訳が分からなくなってきている状態。これは、自分からの提案でもあるよね。業界内の価値観の問題、差別化というところで、ルールが無くなってきている。一歩外に出て他のジャンルと見比べた時、プロレスってどういう競技なのという事すら説明がつかない。基本になる元が無いからわかりにくいし、基礎が無いまま柱ばかりが立っているから、すぐにグラついてしまう。プロレスは外に出て行く時期に来ていると思うので、その波に乗るための準備をしていかなきゃいけない。『プロレスって何なのか?』という事です。」

確かに今プロレスとは?格闘技とは何なのか?と言われると
全てがごっちゃにMIXされ、進化しつづけている為に理解しづらく、どう説明をすれば良いのか解らない
状態である。
良い意味で進化しているものもあれば、
規制がかかりすぎてオブラートに包まれてしまったものもあり、
(今テレビで釜とか振り回して血を浴びる様な戦いをしたら、「息子・娘が真似する!!」とか言われて、
事が起きると何でも責任転換。どえらい事になりそうですね。)何をもってプロレスと言えるのか。
それを紐解いていく為にも、一線で活躍している選手達がこれからの現代っこ達に「基本」たる物を知らしめていかないといけない。
アダルトビデオが普及しすぎて間違った性知識を叩きこみまくっている若人にもだ!!
AFが当然だと思い、ブラジャー開けば、全員があんな豊満な胸だと勘違いして、
いざ彼女の実物を見て萎えている夢見る若人にも現実・基本たるものを教えていかなければ!!と
話は大きく下ネタへと反れてしまったのですが、
この歪んでしまった物を一度修正をかけていかなければどれも不透明な物へとなっていくのだろう。
その先駆けの様に蝶野選手は我々に教え魅せてくれるのだ。

「プロレスとは一体何なのか。」

エンターテイメント色が強くなっていく一方、
原点となるプロレススタイルの見せ場が
今後今以上に増えて行く事になるのであろう。
どうぞ、みっちりよろしくお願い致します(再び敬礼)

最後に。
蝶野選手のブログの中から。

「夢はあっても目標が見えない・・・20代なんてそんなもんだろ。」

う〜ん、20代の分岐点に悩める世代にはとても胸つく言葉である。
顔は強面だが仏の様に悟らしてくれる蝶野選手に
今後もひたすら注目である。

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2008年09月06日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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