もう、7年前くらいになる。
乙女半ばがまだ10代だった頃、
大阪プロレスさんのTシャツデザインの仕事をちょっとさせてもらった事があるのだ。
ある時、仕事をくれた人からの要求が
「有名ブランドA〇Eのゴリラマークをデルフィン風にしたものを作ってくれ。」
という依頼であった。
それって、それって、・・・・・パクリじゃん!!!!
乙女半ば、モウコハン青々しかった為に、この依頼に異常なまでの恐怖心を覚えたのである。
今は海外セレブからも愛されるブランドA〇E。
当時A〇Eといえばメンズファッション界を激しく揺さぶる程の人気ブランドとして確立している時であり、街中のお洒落なストリートファッションとして、皆がこぞってゴリラマークの服を購入していたのであった。大阪アメ村ではコピー商品がズラリと並び、それを本物だと思って購入する修学旅行生などが後を絶たない時代である。
そんな時のこの依頼。
ネット販売用のTシャツデザインなのだが、その商品の下には誰がデザインしました!と
デザイナー名が載る為に、私はMacの画面前で一人震えた。
「どうしよう・・・・作って訴えられたらどうしよう・・・
N〇GO氏に消されたらどうする?!!!あぁああああああああああああ!!!!!!
ワナワナワナ・・・・・」
酸いも甘いも、社会のルールなどもまだまだ全然かじれてもいない10代の私にとっては、作る前から自意識過剰なまでの被害妄想により、末恐ろしい仕事依頼に感じたのであった。
(今思えば、単なるパロディーTシャツなのだが)
あまりの小心者すぎて、返事を中々返さない私に痺れを切らした社長は、この仕事を他の人に回したのだが、その販売されているHPでA〇PE風デルフィン選手のTシャツをその後見ることは無かったのであった。
