写真追加~乱入セス・ローリンズ!WWE王座戦大波乱!9・21『WWE ナイト・オブ・チャンピオン2014』

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 2014年9月21日にテネシー州ナッシュビルでWWEのPPV大会『ナイト・オブ・チャンピオン2014』が開催された。

 このPPV大会は王座戦がずらりと並べられているが、その中のメインは当然、WWE世界ヘビー級王座戦、王者ブロック・レスナーと挑戦者ジョン・シナの一戦だ。スープレックス連発で完膚なきまでにシナを叩きのめして王座を強奪した怪物レスナー。あまりに圧倒的な勝利で、再戦してもシナに勝ち目はないと言われているが、シナは、「レッツゴー・シナ!」と応援してくれる少年ファンと為に、絶対に諦めないと前王者の権利、リマッチ権を行使してこの戦いに挑んだのだったが、やはりレスナーの強さは凄い。しかし、シナも今回は前回ほど一方的にやられる事なく肉薄した。そしてシナがアティテュード・アジャストメントをレスナーに決めた瞬間、なんとセス・ローリンズが乱入し、シナを襲ったのだ。これでシナの反則勝ちでレスナーの王座防衛(反則はタイトル移動しない)だが、ローリンズは、今度は同じオーソリティのレスナーにも暴行を加える。そしてMITB(いつでも王座に挑戦出来る権利)を行使して、レスナーから王座を奪おうとしたのだった。シナとの激闘、そしてローリンズに襲われ、流石の怪物レスナーも満身創痍。ローリンズが卑劣な策略で王座を奪うと思われたが、それを阻止したのは、なんとシナだった。シナは、あまりに卑怯なローリンズのやり方に怒りを覚えて、敵であるレスナーを助ける事になっても構わず、ローリンズをのめす。結果、ローリンズはBITBの権利を行使出来ず、レスナーの防衛。しかし、レスナーは助けてくれたシナをF5を放ったのだった。リングで大の字のシナ、ベルトを掲げるレスナー、そして仲間であるレスナーにも牙を剥いたローリンズ。当然、レスナーとヘイマンは、同じオーソリティなのに裏切ったローリンズの問題でトリプルHを詰めるだろうし、ローリンズをプッシュしているトリプルHはどうするのか?そして、ベルトが遠のいたシナの今後は?これから、ひと波乱もふた波乱もありそうだ。

 アメリカを侮辱し、ロシアとプーチン大統領を称えるルセフとラナに対し、アメリカを代表して挑戦したのはマーク・ヘンリーだったが、返り討ちにあってしまった。RAWでの前哨戦ではヘンリーが圧倒し、今回もアコレードを怪力で振り払いワールドストロンゲスト・スラムでルセフを叩きつけたヘンリーだったが、場外乱闘で鉄階段に腰を打ちつけられており、そのダメージでフォールまでいけない。その間に復活したルセフが場外で立て直し、最後はアコレードで勝利。これでルセフは、ジャック・スワガー、マーク・ヘンリーと連続で倒し、ロシア国旗を掲げてアピール。WWEユニバースとしてはやりきれない状況になってきたが、このルセフをお仕置きして、アメリカの強さを見せつけるスーパースターは登場するのだろうか?

 また、大会直前に、ヘルニアで緊急手術、長期欠場の可能性も出てきたのはローマン・レインズ。今大会で試合を行う予定だったセス・ローリンズは当然、レインズを罵り、レフェリーに試合開始のゴングを鳴らせと命じる。そしてカウントを数えさせ、リングに現れないレインズの負けを宣言させ、自らの手を挙げるようにレフェリーに強制。更に、調子に乗ったローリンズは、オープンチャレンジで誰の挑戦でも受けるとアピールしてしまったのだ。そこに飛び込んできたのは、(ストーリー上はローリンズとケインの暴行で、実際は映画撮影で)欠場中のディーン・アンブローズだった。アンブローズはにっくきローリンズに襲いかかり滅多打ち。慌てて、トリプルHとステファニー・マクマホンはセキュリティを大勢、呼んで、なんとかアンブローズを押さえつけたものの、欠場するレインズの代わりに、ローリンズとアンブローズのシールズ抗争が復活しそうだ。

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 また、王座移動も続出。ディーバズ王座はAJリーが、IC王座はザ・ミズが、タッグ王座はダスト・ブラザーズがそれぞれ新王者に輝いている。

■ WWE ナイト・オブ・チャンピオン2014
日時:2014年9月21日
場所:アメリカ・テネシー州ナッシュビル

<WWE世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○ジョン・シナ(挑戦者)
 反則※ローリンズ乱入
●ブロック・レスナー(王者)

<ディーバズ王座トリプル・スレットマッチ>
○AJリー(挑戦者)
 ブラック・ウィドウ
●ペイジ(王者)、ニッキー・ベラ(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ランディ・オートン
 PKO⇒ピンフォール
●クリス・ジェリコ

<シングルマッチ>
○ルセフ
 アコレード
●マーク・ヘンリー 

<シングルマッチ>
○セス・ローリンズ
 カウントアウト※不戦勝
●ローマン・レインズ

<IC王座タイトルマッチ>
○ザ・ミズ(挑戦者)
 ピンフォール
●ドルフ・ジグラー(王者)

<US王座タイトルマッチ>
○シェイマス(王者)
 ピンフォール
●セザーロ(挑戦者)

<WWEタッグ王座タイトルマッチ>
○ダスト・ブラザーズ(挑戦者)
 ピンフォール
●ウーソズ(王者)

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