UFC榊原V煽り 前田日明ドン中矢ニールセン 力道山 全日王道 長瀬館長 アイスリボン横浜 新日キック TOPKING豪華~マット界舞台裏9月25日号

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 今週号は、看板連載である井上譲二記者の『スーパー外国人列伝』は番外編で、ドン・中矢・ニールセンだ。本業はキックボクサーなので、プロレスラーではないものの、日本プロレス史において、その名前が残っている。昭和プロレスファンのほとんどが知っているだろう。あの前田日明の人気を決定付けた、伝説の異種格闘技戦、前田VSニールセン。名勝負と名高いこの試合だが、その裏にはとんでもない事があったようだ。キーとなるのは、藤波。この2人の勝負と一見関係ないように見えて、実は勝敗に大きく関係していたと言ったら?
 興味が尽きない時効!昭和プロレスの裏側をひも解く原稿だ。ドン・中矢・ニールセンは前田戦で知名度が上がり、その後も日本人プロレスラーと異種格闘技戦を行って勝利を重ねた上、本業であるキックボクシングでも日本に呼ばれる幸運に恵まれる。もっとも、異種格闘技戦と違い、本職のキックボクサーと戦うと戦績は芳しくないようで、ケビン・ローズイヤー戦などは、何度もダウンを奪われるも、前田と激闘を繰り広げたニールセンが簡単に負けられては困ると、何故かKOにはならず、ローズイヤーは、試合後に「俺はフォー・ストライク(普通はスリー・ストライクでアウトになるのに、自分は4回ストライクを決めないとアウトを取れないと、ニールセン贔屓を皮肉ったもの)・ローズイヤーと名乗る」と言わしめたものだ。
 ある意味、プロレスラー以上にプロレスラーらしかったニールセン。合わせる形でタダシ☆タナカ記者も、このニールセンのケーフェイに触れた記事を入稿したので合わせて楽しんでほしい。

 こちらも『マット界舞台裏』の看板連載である谷川貞治の『プチ格闘技通信』も絶好調!今回は、いよいよ明日に迫ったUFC日本大会に関して、インサイダーならではの裏情報を語ったのだった。それは、PRIDEを売却したあと、格闘技界と関わらなかった、榊原元PRIDE社長が、今回のUFC日本大会、煽りVTRに登場して話題騒然となった事に触れた。
 かつては盟友として、そしてライバルといて丁々発止やりあった仲だけに、お互いの事は知りぬいている。それゆえに、水面下で何が起こっているのか、アンテナから掴んだ谷川氏が語った、格闘技ファンがもっとも気になる、今後、榊原氏が日本の格闘技界にどうかかわるのか? それをずばり答えている。更に、UFCが本音の部分で、日本のシーン、日本選手をどう捉えているのか? ここまで暴露して良いのだろうか?というびっくりの記事になっている。

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 情報がない国だけに、これだけ貴重なレポートはないと大評判の北朝鮮レポート。今回は、北朝鮮からグッズを買って、日本に持ち帰るという貴重な体験を記事にした。近くて遠い国、北朝鮮。西側諸国の人間が、なかなか入る事が出来ないだけに、次があるかわからない大変、貴重なものだ。地球の歩き方のようなガイドブックがない国だけに、最新事情は今号を買っていただくしかないのである。

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 遂に開幕した全日本プロレス 「第2回 王道トーナメント~オープン選手権」の後楽園ホール大会を大特集。優勝候補の秋山準がなんと一回戦で姿を消すという大波乱。更に、三冠王者のジョー・ドーリングまでも、敗れるという、とんでもない展開となったこの大会を写真満載でレポートしている。

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 ソーシャル・ファイター、長瀬館長率いる『Fight of the Ring~Try again』も徹底レポート。驚愕のダブルタイトルマッチを制したのは長瀬館長! しかし、その後、とんでもない出来事が…。この大事件の全容を含む、全カードを斉藤雅治記者が記事にした。

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 9月15日、横浜ラジアントホールにてアイスリボン大会が開催。専業レスラーから学生、OL、主婦、タレントや役者なども参加する女子プロレス団体として勢いのあるプロモーションを、いっせい記者が独自の視点で記事にした。

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 国が認める唯一のキックボクシング団体、新日本キックの後楽園大会も特集。今回は、1勝1敗で迎えた江幡睦とフォンペート・チュワッタナの決着戦。キックルールだったからという声もあるが、見事に勝利したのは?果たして…

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 MMAの世界では、UFCが頂点としたピラミッドが形成されているが、キックの世界は一時は市場を独占したGLORYも失速、K-1もかつての栄光は色あせ、レジェンド、タイファイト、スーパーコンバット、更には中国で行われるイベントなど新興勢力が伸びてきて戦国時代となっている。
 そんな中、タイのムエタイやボクシング用具メーカーであるTOPKINGが立ち上げた、「トップキングワールドシリーズ(TKWS)」がベラルーシで開催された。タイのメーカーだけに、ブアカーオ・バンチャメークをエースとした16人トーナメント、前半戦が行われた。ブアカーオの勝利は当然とはいえ、ペドロシアンの弟であるアルメン・ペトロシアンが敗れ、更に、スーパーファイトでは、タイ勢が全滅という波乱の内容。体格差もあったかもしれないが、東欧勢が伸びてきているという事がわかる、この大会を現役キックボクサーである紅闘志也記者が記事にした。

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