木高イサミ怪しい色気で戦慄の登場、魔界少女拳と安倍晴明のプロレス戦争の激しさに客席から悲鳴～7・25魔界錬闘会4魔界凶乱～新木場超満員

　魔界錬闘会が、第4回の『魔界凶乱』で新木場１stリングを超満員札止めにしてみせた。今回は、平了率いる魔界少女拳（猛牛魔、巴御前など）と、陰陽師最強にして最高の男・安倍晴明の一派（源義経の正体を明かした虎炎、鶴姫など）の抗争がさらに激化。ましてこの第4回からは、木高イサミ、藤田峰雄、円華、CHANGOと、新たなキャラが登場、これで盛り上がらない訳がない。
　なにしろ両軍の決闘がプロレスという魔界の決着様式で繰り広げられるのだから、プロレスファンが見ても異様な舞台展開含めて斬新で面白いし、様々な縁からプロレスを今回初めて生で見るというお客さんも結構いらっしゃる魔界錬闘会、そのド迫力には悲鳴が起こる程だったことを報告しておきたい。
　注目の木高イサミ、単にプロレスをやればよいものではない魔界錬闘会、いわゆる役者デビューというか、舞台に立ったことになるのだと思うが、戦慄のデビューだ。近年のチャンピオンになったりの活躍を知ってる方も知らない方も、その怪しい色気と魅力は十分に伝わったのではなかろうか。昨年あたりからカリスマ性も備わり輝きを放っていたが、やはり木高イサミは本物だと誰もが納得したことだろう。

魔界錬闘会は「陰陽道になぞらえた世界観で歌手が唄い、俳優が演じ、レスラーが闘う！」コンセプトのロック×映像×演劇×プロレスが融合したハイパーエンターテイメントショーだ。

地獄の唄姫・邪魅によって魔神は召喚されると共に魔力を高めるのだ