デリック・ルイスTKO勝利! UFCファイトナイトNY+ミズーリ州RFA45最終

(C)Photo Courtesy of UFC

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 12月9日(現地時間)にアメリカ・ニューヨーク州オールバニで『UFC Fight Night 102: Lewis vs. Abdurakhimov』が開催された。
 メインイベントではヘビー級ランキング10位のデリック・ルイス(アメリカ16勝4敗1NC)が、同級ランキング15位のシャミル・アブドゥラヒモフ(ロシア17勝3敗)と対戦する。ルイスは4連勝、アブドゥラヒモフは2連勝中と、互いに波に乗る選手だけに、今後のヘビー級を占う注目の対戦となっている。試合は、なんとアブドゥラヒモフが優勢となり、ルイスの足をとってテイクダウン、上を奪って攻める展開が続く。ルイスも踏み込むとアブドゥラヒモフに捕えられテイクダウンされるのを恐れて踏み込めない。しかし、4Rに遂にルイスが爆発。疲れが見えてきたアブドゥラヒモフをテイクダウンすると、ルイスは一気呵成にパウンド連打、そしてマウントポジションを奪いマウントパンチ。レフェリーがストップしてルイスのTKO勝利となった。
ルイス
「酷い試合をしてしまったよ。自分の戦いはまったく気に入らない。最後は作戦通りに勝てたけど、もっといい試合をするつもりだったんだ。がっかりしているよ。本当は試合後にトラヴィス・ブラウンかマーク・ハントと戦いたいと言うつもりだったんだけど、こんな試合じゃダメだね。おとなしくしておくよ」

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 また、セミファイナルではヘビー級ランキング12位のフランシス・ガヌー(カメルーン8勝1敗)がアンソニー・ハミルトン(アメリカ15勝5敗)と対戦することになっており、ここ3試合を連勝しているガヌーは一気にトップ10入りを狙える選手とあって激闘が予想された。試合は最初にテイクダウンしたのはハミルトンだが、すぐにガヌーが立ちあがる。そのガヌーのバックにしがみついて倒そうとするハミルトンだが、ガヌーがハミルトンの腕を極めキムラを極めた。ハミルトンがタップして、ガヌーが一本勝ちで連勝記録を伸ばしたのだった。
ガヌー
「向こうが攻めてきたところで、キムラに捕らえるチャンスが生まれたんだ。ベストなコーチや練習パートナーのおかげだ。次はトップ10 の誰かと戦いたい。アンドレイ・アルロフスキーでもトラヴィス・ブラウンでもね」

大会や選手の詳しい情報などは、UFC 公式サイトへ
http://jp.ufc.com/

FOXスポーツ&エンターテインメント UFC ナンバーシリーズ
http://tv.foxjapan.com/fse/program/index/prgm_id/20542

■ UFC Fight Night 102: Lewis vs. Abdurakhimov
日時:2016年12月9日(現地時間)
場所:アメリカ・ニューヨーク州オールバニ

<ヘビー級/5分5R>
○デリック・ルイス(米国)
 4R 3分42秒 TKO
●シャミル・アブドゥラヒモフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
○フランシス・ガヌー(フランス/カメルーン)
 1R 1分57秒 キムラ
●アンソニー・ハミルトン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
○コーリー・アンダーソン(米国)
 2R 2分36秒 TKO
●ショーン・オコネル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
○ジャン・ヴィランテ(米国)
 2R 2分54秒 TKO
●サパルベック・サファロフ(ロシア)

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UFC 206、ビューイングイベント開催決定!
日本時間12月11日(日)に開催されるUFC 206のメインカード5試合の模様を、ホブゴブリン六本木店および渋谷店にて放送いたします。

参加費、事前申し込み等は不要です。当日、下記のいずれかの店舗にお越しください。なお、渋谷店は店内スペースに限りがあるため、満席になった場合は入店をお断りする可能性もございます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

詳細については各店舗までお問合わせください。UFC Japanではお答えできかねます。

日程:2016年12月11日(日)
時間:正午(開店時間同)

【UFC 206メインカード放送店舗】

1)ホブゴブリン六本木
東京都港区六本木3-16-33 青葉六本木ビル1F
ウェブサイト:http://www.hobgoblin.jp/Roppongi/tabid/119/language/ja-JP/Default.aspx2)ホブゴブリン渋谷店
東京都渋谷区道玄坂1-3-11一番ビル3F
ウェブサイト:http://www.hobgoblin.jp/Shibuya/tabid/120/language/ja-JP/Default.aspx

明日11 日(日)はカナダ・トロントにあるエア・カナダ・センターでUFC 206 が開催され、午前8 時半から始まる
アーリープレリム、および午前10 時スタートのプレリムの7 試合を『ニコニコ生放送』およびUFC ファイトパスで配信し
ます。正午開始のメインイベントを含むメインカード5 試合は『DAZN』で生中継されます。なお、放送時間および放送内
容は事情により変更される場合がございます。予めご了承ください。

RFA 45: Meerschaert vs. Waldon
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(C)RFA

 10月28日(現地時間)にミネソタ州プライアーレイクで『RFA 45: Meerschaert vs. Waldon』が開催された。
 RFAはAXSTVで全米に生放送されている為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFCと共にこのRFAで王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多い。その為、これからメジャー団体へ上がろうとする若手だけではなく、一度、メジャー団体をリリースされた選手が再起の場として契約し、再契約を勝ち取るケースもある。そして2017年よりレガシーFCと合併され、レガシーFAとし新体制がスタートする事になっている。合併後、第一弾となる2017年1月13日の大会では、バンタム級王座統一戦でレガシー王者スティーブ・パターソンと、RFA王者レアンドロ・ヒゴが行われる。
 今大会では来るべきレガシーFCとの王座統一戦に向け、ライトヘビー級王座決定戦が行われた。王者であったデヴィン・クラークがUFCとの契約を勝ち取り王座返上した為、MMA5戦全勝のジョーダン・ジョンソンとローカル大会で実績を積んで遂にRFAとの契約を勝ち取ったリマーカス・タッカーで争われた。試合はジョンソンが圧倒するも、1Rにはローブローや反則の肘打ちがあったのも事実。それでもラウンドが進んでもジョンソンが有利で、グランドで上をキープして攻め続ける。そのままの展開が5Rまで続き、判定でジョンソンが勝利。ジョンソンが新王者に輝いた。

■ RFA 46: Johnson vs. Tucker
日時:2016年12月9日(現地時間)
場所:アメリカ・ミズーリ州ブランソン

<RFAライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
○ジョーダン・ジョンソン(米国)
 判定
●リマーカス・タッカー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
○ジェイムス・ナカシマ(米国)
 判定 3-0
●デズ・ヒル(米国)

<フェザー級/5分3R>
○ボビー・モフェット(米国)
 判定 2-1
●TJ・ブラウン(米国)

<女子120ポンド(54.43キロ)契約/5分3R>
○ケイティー・コリンズ(米国)
 2R 4分35秒 TKO
●マンディー・ポウク(米国)

<ヘビー級/5分3R>
○ケニー・フレデンバーグ(米国)
 1R 2分06秒 反則
●ドンテイル・メイズ(米国)

<フライ級/5分3R>
○エレミヤ・カラム(米国)
 1R 1分18秒 リアネイキドチョーク
●デイビッド・ウォーターズ(米国)

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