長州力DVD-BOX制作発表記者会見に天龍源一郎が登場!永源遙への追悼コメントも

 29日、都内にて『長州力DVD-BOX革命の系譜 新日本プロレス&全日本プロレス 激闘名勝負集』(バップ 12月7日発売)の制作発表記者会見が行われた。
 登壇者は長州力、長州小力、ユリオカ超特Q、うさまりあ、原あや香。そしてDVD-BOXの特典映像で、長州と対談をした天龍源一郎が激励に駆けつけた。
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 ふたりの激闘がスタートしたのは1984年の暮れ。新日本プロレスを脱退した長州率いるジャパンプロレス軍が、天龍が所属していた全日本プロレスに殴り込みをかけたのがきっかけだった。

「長州さんとは2年間、闘ったんですけど、いい思い出です。新日本は得意技を出して、押さえ込むところから始まるプロレスだったので、全日本とのギャップは感じましたね」(天龍)

「天龍源一郎とやる試合は楽しかったというよりも飽きなかったですね。今のプロレスと違ってきれいなプロレスではなかったです。殴るか蹴るかの試合でした」(長州)
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 その後、ふたりは激闘を通して互いを認め合う間柄に。現在はバラエティー番組やイベントで共演する機会が増え、滑舌の悪いコンビとして息の合ったところを見せている。
 この日も、天龍が「長州選手はアマレスのベースがあるのに、それを微塵も出さずプロレスを会得していって独特の形を作り上げていった。田舎のプロレスとはちょっと違いますね」と言えば、「ホントよく言ったなアイツ。名前、何だったか?」と長州が発し、報道陣の爆笑を誘った。
 ただ、長州はウケを狙ったのではなく、田舎のプロレス発言で物議を醸した荻生田光一内閣官房副長官に対して「議員なんて何様だと思いますね。許さない。キレそうになる。コイツなんかよりはオレの方が(世の中に)貢献していると思う」とブチキレ寸前だった。

 なお前日の28日に都内のサウナで突然この世を去った永源遙に対し、ふたりは以下のコメントを残した。
「ビックリしました。4、5年は会ってませんね。新日本ではお世話になりました」(長州)
「相撲のときに戦ったこともありました。新日本から来た長州さんたちと全日本の間で、コミュニケーション役をしてくれた存在でしたね。ノアに行っても同じように三沢選手の下で一生懸命やっていたと思いますね」(天龍)

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電子書籍拡大版は週刊ファイト12月8日号全日両国東京愚連隊永源遥ノア爆破長州天龍鷹の爪大賞巌流島に収録されました。

▼ドキュメンタリー映画『LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-』の全容
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