12 月29 日（木）および31 日（土・大晦日）さいたまスーパーアリーナにて開催する「Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント2nd ROUND/Final ROUND」の記者会見が28日都内にて行われ、31日に異色の対戦カードが追加されることが発表された。

桜井“マッハ”速人(マッハ道場)vs.坂田亘(フリー)

　このカードが組まれた経緯を、高田延彦RIZIN統括本部長は以下のように語る。
「今年1月のRIZINの打ち上げのときに、(坂田の妻の)小池栄子さんから坂田をRIZINに出してください、けじめをつけさせてくださいと言ってきたんです。こんな小池さんは見たことない、尋常ではないなと。私がいる間、ずっと言ってきたんです。ふたりが生半可な気持ちではないのが伝わってきた」

　会見場には、桜井“マッハ”速人と坂田亘、そして坂田の妻でタレントの小池栄子が登壇。試合とは関係ない小池がいることに桜井は露骨に不快感を表し「なんで来てるんですか。タレントプロレスじゃないんだよ」と一喝。

「坂田を上げてほしいと自分から直訴しました。坂田が格闘家として中途半端な日々を過ごしていると感じていたので。私も解説席にいるので、夫婦の勝負だと思っています。非難されるのは覚悟してこの場に来ました」(小池栄子)

　真剣勝負のリングに最後に上がったのは13年前（『PRIDE SPECIAL 男祭り 2003』のダニエル・グレイシー戦）と語る坂田。現在、リングスで同期だった高阪剛のジムで練習を積んでいるという。

「リングにけじめをつけるためにこの戦いに挑むので、懸命に努力して挑みたい。日本の大喧嘩にふさわしいどつき合いを挑みます。ただでは済まないと思っています。その覚悟は自分のファイトで見せます」(坂田亘)

　坂田に胸を貸す格好となった桜井は、「リングの中だけなんですよね。憎しみを込めて試合をやろうと思います。ただでは終わらせません。それがオレのプライドですね」と吐き捨てた。

▼クレジットカード決済、銀行振込み対応～電子書籍のご注文はこちらから！強烈最新刊440円カートへ
週刊ファイト12月01日号みのる北宮ノア延命馬場I編集長wwe感謝祭SEI☆ZA初代虎復帰