立場が1年前と逆転した内藤と棚橋、来年1・4東京ドームIC王座戦決定! 時限爆弾は高橋広夢 新日大阪

 5日、新日本プロレス『戦国炎舞 -KIZNA- Presents POWER STRUGGLE』大阪府立体育会館大会は、開催よりも11日前にチケットが完売する盛況の中で行われた。

 時限爆弾のカウントダウン映像で3か月間に渡って繰り広げられたプロモーションだったが、発表されたのはカマイタチこと高橋広夢の凱旋帰国。爆発音とともに花道から入場を果たし、新王者となったばかりのKUSHIDAとマイク合戦。ベルトを舐めまわすような視線とふてぶてしさでインパクトを残した。両者は来年1・4東京ドームでIWGPジュニア王座を争う。

 内藤哲也が主役視された大会だったが、メインは緊張感を欠いた試合に。実際には棚橋弘至が声援を集めた。オカダ・カズチカと並ぶダイナミックさを出せるSANADAは、棚橋の指名にしっかりと呼応。披露されたのは、技のラリーとヒザ攻めがしっかりと織り込まれた「ビッグマッチ仕様の棚橋」に他ならなかった。コンディションはかなり戻っててきているようだ。

 その棚橋がメイン後に再登場するや、内藤に対して来年1・4東京ドームでのインターコンチ戦を主張した。「1年前と立場が逆転したな」と内藤との入れ替わりを自嘲しつつも「棚橋になれなかった男」と内藤を挑発。すると内藤は「棚橋の再浮上はない」と切り返した。

詳細拡大版は週刊ファイト11月17日号ノア時限爆弾トランプNY特派員TBS魔裟斗中国遠征初詣巌流島に収録されました。

■ 新日本プロレス『戦国炎舞 -KIZNA- Presents POWER STRUGGLE』
日時:11月05日(日) 17:00
会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)観衆5,050人(超満員札止め)

<第0試合>
○ジュース・ロビンソン
小島 聡
天山 広吉
 05分49秒 パルプ・フリクション ⇒ 片エビ固め
●金光 輝明
中西 学
永田 裕志

<第1試合>
○デビッド・フィンレー
リコシェ
タイガーマスク
獣神サンダー・ライガー
 05分30秒 カミカゼシューティング ⇒ 片エビ固め
●フエゴ
ティタン
アンヘル・デ・オロ
田口 隆祐

<第2試合>
●ヨシタツ
本間 朋晃
真壁 刀義
 07分36秒 ピンプジュース ⇒ 片エビ固め
BONE SOLDIER
チェーズ・オーエンズ
○高橋 裕二郎

<第3試合 IWGPタッグ選手権試合>
[第72代チャンピオンチーム]
タンガ・ロア
○タマ・トンガ
 14分32秒 ゲリラ・ウォーフェア ⇒ 片エビ固め
[チャレンジャーチーム]
●YOSHI-HASHI
石井 智宏
※タマ&タンガが初防衛に成功

<第4試合 「Super Jr.Tag Tournament 2016」決勝戦>
○バレッタ
ロッキー・ロメロ
 18分49秒 ストロングゼロ ⇒ エビ固め
●ACH
石森 太二
※ロッキー&バレッタが「Super Jr. TAG Tournament」に初優勝

<第5試合 IWGPジュニアヘビー級選手権>
[第74代チャンピオン]●BUSHI
 15分11秒 ホバーボードロック
[チャレンジャー]○KUSHIDA
※BUSHIが初防衛に失敗。KUSHIDAが第75代王者に

161105_njpst2

<第6試合>
外道
ウィル・オスプレイ
後藤 洋央紀
●オカダ・カズチカ
 14分01秒 片翼の天使 ⇒ 片エビ固め
ニック・ジャクソン
マット・ジャクソン
アダム・コール
○ケニー・オメガ

<第7試合 NEVER無差別級選手権試合>
[第12代チャンピオン]●柴田 勝頼
 16分15秒 EVIL ⇒ 体固め
[チャレンジャー]○“キング・オブ・ダークネス”EVIL
※柴田が4度目の防衛に失敗。EVILが第13代王者に

<第8試合>
○棚橋 弘至
 21分33秒 ハイフライフロー ⇒ 片エビ固め
●SANADA

<第9試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合>
[第15代チャンピオン]○内藤 哲也
 24分29秒 デスティーノ ⇒ 片エビ固め
[チャレンジャー]●ジェイ・リーサル
※内藤が初防衛に成功

▼クレジットカード決済、銀行振込み対応~電子書籍のご注文はこちらから!強烈最新刊440円カートへ
wf059Chirashi-718週刊ファイト11月10日号ノア身売り高円寺W-1河野真幸JWP中島安里紗トランプ長州力