(C)K-1

　10月27日（現地時間）にセルビア・ベオグラードで『K-1 World Grand Prix Euro』が開催された。
　かつては世界最大のキックボクシング団体であったK-1だが、2015年に活動休止していた。それが遂に活動再開となり、その第一弾大会がこの大会であり、95キロ級トーナメントが開催された。
　欧州の強豪8人で争われたトーナメントで、決勝進出したのは優勝本命のロマン・クリークリャでKO連発で勝ち上がってきた。もう一方のブロックからは、ファビオ・クワシが勝ち上がり決勝で激突。試合は2R、クリークリャがラッシュから得意の首相撲からの膝けりでクワシを完全KO。圧倒的な強さを見せつけてK-1優勝を飾った。クリークリャはコリン・ジョージやコンスタンチン・グルホフという大物を倒してきたが、ここでK-1優勝という勲章も手にいれ、更に飛躍しそうだ。

■　K-1 World Grand Prix Euro
日時：2016年10月27日（現地時間）
場所：セルビア・ベオグラード

＜95㎏級トーナメント決勝＞
○ロマン・クリークリャ（ウクライナ）
　2R KO
●ファビオ・クワシ（オランダ）

＜95㎏級トーナメント準決勝＞
○ロマン・クリークリャ（ウクライナ）
　3R KO
●アタハ・カサピス（ドイツ）

＜95㎏級トーナメント準決勝＞
○ファビオ・クワシ（オランダ）
　判定
●アタハ・カサピス（ドイツ）

＜95㎏級トーナメント一回戦＞
○レイド・オパシック（セリビア）
　判定
●エマニュエル・パイエット（フランス）

＜95㎏級トーナメント一回戦＞
○ロマン・クリークリャ（ウクライナ）
　1R KO
●トマス・サララ（ポーランド）

＜95㎏級トーナメント一回戦＞
○ファビオ・クワシ（オランダ）
　判定
●ムラデン・クジュンドジック（クロアチア）

＜95㎏級トーナメント一回戦＞
○アタハ・カサピス（ドイツ）
　3R KO
●アンドレ・グロス（英国）

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