ニキー・ホルツケンが王座防衛!『グローリー34』

(C)GLORY

 10月21日(現地時間)にコロラド州デンバーで『GLORY 34 Denver』が開催された。
 世界最大のキック団体となっているグローリーだが、米テレビ局と長期契約、UFCファイトパスと契約でネット生配信もはじまり、勢いに乗っている。更にヘビー級王者リコ・ベホーベンと悪童バダ・ハリという世紀の一戦が2016年12月に決まり空前の盛り上がりとなっている。
 今大会は、ウェルター級とフェザー級の王座戦が行われた。メインで行われたウェルター級は2012年以降、負けがなく絶対王者と化している王者ニキー・ホルツケンがライバル、マーテル・グローンハートの挑戦を受けた。過去2回対戦(いずれもホルツケンが勝利)しており、今回は3度目の対戦となるが、やはりホルツケンの牙城は崩せず、判定でホルツケンが勝利し防衛となった。
 フェザー級王座戦は、王者ガブリエル・バルガに、前ライト級王者であるロビン・ファン・ロスマーレンが階級を変えて挑戦してきた。いきなりの王座挑戦は、過去の実績が評価されてだが、その評価に応えるように危なげなくKO勝利。ロスマレンが新王者に輝いた。

■ GLORY 34
日時:2016年10月21日
場所:アメリカ・コロラド州デンバー

<ウェルター級王座タイトルマッチ>
○ニキー・ホルツケン(オランダ/王者)
 判定 3-0
●マーテル・グローンハート(オランダ/挑戦者)

<ミドル級コンテンダートーナメント決勝>
○イスラエル・アデサンヤ(ニュージーランド)
 判定 2-1
●ユースリ・バガルイ(オランダ)

<ミドル級>
○サイモン・マーカス(カナダ)
 2R 0分1秒 TKO
●ダスティン・ジャコビー(米国)

<ミドル級コンテンダートーナメント準決勝>
○イスラエル・アデサンヤ(ニュージーランド)
 判定 3-0
●ロバート・トーマス(カナダ)

<ミドル級コンテンダートーナメント準決勝>
○ユースリ・バガルイ(オランダ)
 判定 3-0
●アリエル・マチャド(ブラジル)

スーパーファイトシリーズ
<フェザー級王座タイトルマッチ>
○ロビン・ファン・ロスマーレン(オランダ/挑戦者)
 4R 3分0秒 TKO
●ガブリエル・バルガ(カナダ/王者)

<ライトヘビー級>
○サウロ・カバラリ(ブラジル)
 判定 3-0
●ブライアン・ドゥウェス(オランダ)

<ウェルター級>
○トンチャイ・シッソーンピーノーン(タイ)
 2R 2分58秒 KO
●ケイシー・グリーン(米国)

<ウェルター級>
○リチャード・アブラハム(米国)
 判定 3-0
●マイク・マテタ(ジンバブエ)

<フェザー級>
○ジャスティン・ホウトン(米国)
 判定 2-1
●ジョナサン・ワイデルコ(米国)

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