両国国技館大会を翌日に控えた9日、東京ドーム隣接のラクーア・ガーデンステージにてファン公開会見が行われた。

　通訳を通じての発言で“日本語がわからない”設定だったが、質問は直接日本語で聞いていたケニー・オメガ。両国では「東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」を後藤洋央紀と争うが、この日の会見では最もトークが冴える。後藤を挑発するだけにとどまらず、「オカダは新日本プロレスという会社のプロダクト、ただの作品に過ぎない。会社によくしてもらい、よい待遇を得ている。それを見てみんなは彼をベストだと思っているのかもしれないが、それは違う。この俺こそがベストなんだ。それを東京ドームという舞台で、すべてのファンに示してやろう」とドームを視野に入れた。

　両国メインはオカダ・カズチカvs.丸藤正道。丸藤が「俺が勝つことによって、今までの新日本プロレスの歴史にないような風景をお見せすることができる」と意気込めば、オカダは「丸藤さんによく褒めてもらえるんですけども、上から言われるのもムカつくんで、明日、何も言えないぐらい、ノーコメントで控室に返す」とG1敗戦へのリベンジを約束した。

　オカダ・丸藤戦の会見には菅林直樹会長が立ち合い、ステージそばでは手塚要・前社長がマスコミ応対を行っていた。

■10月10日（月祝）東京・両国国技館『戦国炎舞 -KIZNA- Presents KING OF PRO-WRESTLING』16:00

＜第0試合 テレビアニメ「タイガーマスクW」放映記念スペシャルマッチ＞
レッドデスマスク
(1/20)
タイガーマスクW
※15:30開始予定

＜第1試合＞
高橋裕二郎
バッドラック・ファレ
アダム・コール
(1/20)
ウィル・オスプレイ
YOSHI-HASHI
石井智宏

＜第2試合＞
バレッタ
ロッキー・ロメロ
邪道
外道
(1/30)
ボビー・フィッシュ
田口隆祐
本間朋晃
真壁刀義

＜第3試合＞
マサ北宮
中嶋勝彦
マイバッハ谷口
潮崎豪
(1/30)
中西学
永田裕志
小島聡
天山広吉

＜第4試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合＞
[挑戦者]
デビッド・フィンレー
リコシェ
(1/60)
[第48代王者]
ニック・ジャクソン
マット・ジャクソン
※ヤングバックス(マット＆ニック)2度目の防衛戦

＜第5試合 IWGPタッグ選手権試合＞
[挑戦者]
タンガ・ロア
タマ・トンガ
(1/60)
[第71代王者]
マーク・ブリスコ
ジェイ・ブリスコ
※ブリスコ兄弟(ジェイ＆マーク)3度目の防衛戦

＜第6試合＞
BUSHI
EVIL
SANADA
内藤哲也
(1/30)
ジェイ・リーサル
KUSHIDA
マイケル・エルガン
棚橋弘至

＜第7試合 NEVER無差別級選手権試合＞
[挑戦者]カイル・オライリー
(1/60)
[第12代王者]柴田勝頼
※柴田3度目の防衛戦

＜第8試合 東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦＞
[挑戦者]後藤洋央紀
(1/60)
[権利証保持者]ケニー・オメガ

＜第9試合 IWGPヘビー級選手権試合＞
[挑戦者]丸藤正道
(1/60)
[第65代王者]オカダ・カズチカ
※オカダ初防衛戦

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